- 牛乳の生産と動物愛護 [前半] 生産過程
- 牛乳はダメなの?どうして?という疑問
- 「分けていただく」その過程
- お乳が出る前提には、妊娠出産が必要である
- 生まれた子牛は母親と引き離される
- そもそも「殺していない」わけではない
- “処分品”の歪んだ循環
- 人間は愚かで傲慢じゃ~~!!
- 牛乳の生産と動物愛護 [後半] 人々の意識、精神性
人間は愚かで傲慢じゃ~~!!
アホの子コンビ……
このあと一瞬で買収されて敬語使い始めます
かわいいかよ
家畜と呼ばれている動物たちが
大量・そして安定した生産を支えるために
どのような一生を送るのか……
この情報を得れば得るほど、
そこにはグロテスクさが満ちており、辟易とすることになりました。
そして、
「肉を食べるのは命を奪うから良くないとしても、
牛乳を“分けていただく”ことは
命を奪うわけではないから問題ない」
こう考えていること自体が、
その人間の無知さと無神経さ、そして無関心を示す
傲慢な態度の現れなのではないかと、感じたのでした……
皮肉な言い方でごめん。
でも、そうじゃん…………
もうね、
「(命を奪ってないのに) なんでダメなの?」から
ガッツリ間違っているわけで……
「生産や販売の過程に犠牲が多すぎる」ということで、
「動物愛護の観点からもよろしくない」という事を言えますね。
……本当に損なわれているのは、動物たちの生命と幸福だけではないと思うんですよね。
この話が、分かる人は、少数派だろうなと、思うのですが……
こんな流れに組み込まれたら、
人間だって善意や感性を潰されてしまうでしょ、
それってつまり心が失われていくということでしょと……
幸福を感じるためには心が必要ですから、
ということは、心を失えばその分、
幸福を感じることができなくなります。
代わりに、肉体で感じる快楽に頼ることになったりしますが
快楽とは刺激であり、
刺激はだんだん強くしていかないと感じられなくなったり
蓄積していったりがあるため、
肉体を消耗することにもなりかねず……
つまり、場合によっては
心だけでなく肉体も損なっていきかねないわけで。
物心両面から、命が……
「心とはなんぞや」の定義は難しいですが……
どう説明しても「脳内物質の働き」とも言えちゃいますからね
人間は傲慢だし、愚かじゃの。
という酪農のあり方をお伝えしたところで後半は
『人間たちが (特に酪農家さんたちが) 悪いと言うことはできない』となります。
「人間is悪」という単純な結論に受け取られたくはなくって
だから分割もしたくなかったのですが、
長い重い (記事の管理も大変になる) のでやむを得ず……!
暗い現状を通して明るい未来を願ってもらえたらうれしいよ!!
後編へつづく。
- 牛乳の生産と動物愛護 ①生産過程
- 牛乳はダメなの?どうして?という疑問
- 「分けていただく」その過程
- お乳が出る前提には、妊娠出産が必要である
- 生まれた子牛は母親と引き離される
- そもそも「殺していない」わけではない
- “処分品”の歪んだ循環
- 人間は愚かで傲慢じゃ~~!!
- 牛乳の生産と動物愛護 ②人々の意識、精神性
- とはいえ、人間たちを責める気にはなれない
- みんな揃って経済の奴隷
- 人の心と経済合理性
- 動物たちの喜びと繁栄に寄与できるのも、また人間である
- 人々には未来を創る力がある
- 本当の“いただく”とは、差し出されたものを受け取ること
- 余談:超根本的な疑問
- とはいえ、人間たちを責める気にはなれない