♌獅子座:創造力は人間のなにより強い力

占星術を学びながら……

わたしは『獅子座って……なんもなくない……?』って、
ガッカリしていました。
わたし自身が獅子座でね。

 

割と努力の人ではあるけど、努力で身につける系なら山羊座にかなわないじゃん。

創造力がどうのこうの言うけど、
作る力があったとしても、正直、センスの方がお粗末じゃない……?
魚座の幻想的な世界、天秤座の調和した美しさ、憧れるしかできないよ。

自信持ちではあってもさ、実力なくて自信(態度)だけでかいって……どうなの?
いや自信大事だけどさ、個人的には実力の伴わない自信ってむなしいように感じてしまう。

そんな様子でも、お調子者であれば、まぁ……愛嬌があればいっかと思えるけど、
そのポジションなら射手座にかなわない。
双子座にいたっては計算ずく かつ ごく自然に笑い取りにくるしな……

 

何かこう、そんな感じで、ことごとく
『獅子座って、コレ!ってものがなんもなくないか……』って、ガッカリしてたのです。

まあ、わたしの太陽獅子座には土星がスクエアしているので、そのせいで見方が悲観的になるところもあるんでしょうけども。

 


 

しかし最近、
『獅子座の強みは、未来を創り出す力なんじゃないか?』って、思うようになりました。

創造力と言うと芸術方面や、何かを作り上げる力を連想するけど……
そういうもの (だけ) ではない、もっと根底的なやつ。

未来を信じる力、
幸福をつかむ力、
自身を肯定する力、
今を楽しむ力……

望む人生を、創り上げる力。

 

それは人間の生命力そのものであり、
太陽という守護星から与えられるにふさわしいものである。

 

獅子座と連動する5室に象徴される
「趣味、子供、恋」などもそう。
今を生き、そして未来 (の幸福) を暗示するものたち。

たとえ物質や情報として何も生み出していなかったとしても、
それでも存在そのものが常に創り出していて、
そして、人間が生み出せる最強の力。

落ち込むことがあっても、
土星がスクエアしていようとも、
悲しみが心の深いところまで達していたとしても、

土台となる部分は決して、侵害させはしない。

 

なにも持っていなかったとしても、
それでも自身が自身として在れる、
そんな強さ。

 

それは、単なる態度のでかさというものではなく……

(未熟な獅子座表現からはそういう出方をすることもあるけど)

なんかこう、そういうことなんじゃないかなって思いました。

 


 

個人的な体感から思うのは、
『獅子座はいつも楽しそうだな』
ってことです。

深刻に人生の問題へ当たっていても、愚痴を言っているときすら、なんか笑っちゃうんだよね。
楽しそうというか。

わたし (獅子座) の目を通して見ることでそう見えている、というのもあるかもしれないけど。

 

反面、これは本当に楽しそうというだけではなく、
「楽しそうに“している”(そうしたいという意思で)」という側面も感じます。

良くも悪くも、弱みを見せるのが無意識レベルで苦手な人たちというか。

そんなだから、
本当に苦しいときにも「あなたなら大丈夫そうだね」「いつも元気だね」と言われてしまって、
それが孤独の苦しみに繋がってしまったりもするのだけれど…………

 

それでも、
慰められるよりは信頼されてるほうがよくて、
心配されるよりは笑いとばされる方がマシで、
弱ってなんかいられない、楽しそうな未来を選ぶ (創る) ことを決めて
そこへ続く今を突っ走る、

結局そんな生き様でしかいられない、
それが獅子座なのだと思っています。

占星術について考察まとめページ

 

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