♒水瓶座:叡智と自由のひとびと

風星座のページにて、
水瓶座の情報源について「未来や宇宙の叡智など、次元の違う領域から」と書きましたが、ごめん実はちょっと自信ないです。

いや確信はしているのですが、他の文献でこういう表現をされているのを見たことがなくてな…… (=ヮ=;)

風の星座(自由な移動性)と
固定宮(動かない) は一見矛盾しますが、

「宇宙の叡智を元にした、思想の話である」と解釈すると、辻褄が合います。

水瓶座の性質には、宇宙の叡智から得た“絶対的に正しい真理”が中心にそびえています。

その確固たる柱には、「お互いを認めよう」という信念が刻まれているに違いありません。
“固定”と“自由”を同時に象徴している柱です。

この柱は不変でありながら、物事は周りでどう動いてもよいし、またそのような状況が恒久に続くべきとされるでしょう。
この風景もまた、固定と自由を同時に内包しています。

水瓶座ひとりひとりがその心にこの柱を備え、またこの柱の動く分身でもあるのではないでしょうか。

 

水瓶座の性質

水瓶座の性質として「周りを気にしない」「我が道を行く」という言動が挙げられますが、これも宇宙の叡智の延長だと思われます。

宇宙の叡智の元では
地球上、それも人間社会でのみ通じるルールなど吹けば飛ぶようなものであり、
また、絶対であるはずの自由を侵害するおかしい点にあふれているからです。

人生とはもっと伸び伸びしたもののはずで、
意味のわからない枠や、人間関係や金銭事情などに押し込められるようなものではない。

こんな当たり前のことが、なぜ当たり前に成されていないのだろう?

水瓶座に見えている世界は、こういうものなのではないでしょうか。

彼らにとっては当たり前すぎる価値観。
しかし、現状の常識や感覚と比べると何歩もズレているから、周りからは「変」「自分勝手」のように見られてしまう。

それでも彼らは、自分の価値観を常識に合わせるなんて事は本能的にできないでしょう。

それを“頑固”と称されてしまうこともあるかもしれませんが、そんな、個人規模の小さな基準ではないのです。
「お互いの自由を、想いを、個性を尊重するべきなのは、当たり前でしょう?」という、揺るぎない宇宙の真理に沿っているからです。

なぜ羽根をもぐような真似をするのか? どうして手足の自由を奪うような制限をするのか?? なんでみんなそれで平気そうなの?? 押し付けてくるの???
彼らには、分かりません。

 

水瓶座の感性

水瓶座の感性が「変」はよく言われることですね。
これもまた、宇宙の叡智の延長に思えてなりません。

情報元が広すぎるのです。
周りが“地球”の“現在”で生きている中、なんたって宇宙だし異次元だし。
未来や平行世界、別の世界線などからも何かしら受け取っているのかもしれません。

しかし、そのように無限大の可能性を受け取ったところで、実際に選んで経験できる分岐はただ一つのみです。
過去に固定されてしまったルートに関して、他の分岐を通ることはもうできません。
宇宙の何を感じ取っても、地球で生まれたからには地球での人生を全うする他ありませんし、肉体と時間を伴うこの生命の在り方で、未来を今体験することも、できません。

このような観点から水瓶座を眺めたとき、
広すぎる範囲からアイデアやファッションなどを持ってきた結果、奇抜になりやすいんだろうな、という想いにかられます。

決して輪を乱したいわけではなくとも、水瓶性質の強い方々はこのような要素から、輪とは違う場所へ進んでいくのでしょう。

彼らの望む輪……
というよりも、ほかに所属でき得ない輪、とは、
強固に結びついたものではなく、もっと自由なものでしょう。

ただ結びつくのではなく、
お互いに信頼があるからこそいつでも離れることもでき、
また、ふたたび結びつくこともできる、
だから縛り付けたり息が詰まることとは無縁の、
自由な関係。

“変”が奇異と扱われ色目で見られるのではなく、
「面白いね」という眼差しを向けられる、風通しの良い輪。
気ままな思いつきの振る舞いが何も咎められない環境。

 

このような在り方は現在の社会からは受け入れられにくいのかもしれませんが、悪いこととは思えません。

このような在り方も良しとされる社会は、閉塞感や息苦しさとは縁がないでしょうから。

 

タイトルとURLをコピーしました