文章や言動から伝わってくるもの

楽屋裏コメント

靈視靈感で視るというのは
枠に囚われない分実は
占いの中でも上級なのでは、と密かに思ってたりしますｗ

一方で、枠を使わない分盲点が生じやすい、
占者の弱点に引っ張られやすいという側面もあるはずで
その点はタロットをはじめとする他の占いに敵わないな、とも思ってます。

どちらにしても、優劣をつけられるものではないですがｗ

ふっと、推測を超えた情報が入って来ることもあったりします。

以前職場の同僚から、

「客先へ出す謝罪文というものを初めて書いたので、上司へ提出する前に見てほしい」

と、印刷した書面を渡されたことがありました。

そこには、徹頭徹尾隙のない、完璧な謝罪文が書かれていたんですね。

みたいな。

しかし……

わたしに伝わってきた“謝罪”は、その半分くらいだったんです。

…………

あーーー～～～…… (-¬-;)

最初はきちんと取り組んでたけど、
初めてで勝手が分からないし
内容は理不尽だし、
途中から息切れもしてきたしで

こうなっちゃったんやろなぁ…………
（と、いう情報も追加で伝わってきた）

文章は……文章は完璧なんだ……

普通の人に提出するんなら、コレで問題ないと思う……

しかし……

上司さん、超リアリストでスピとか無意識とか一ミリも興味ねーだろうに
そのへん受け取る直感はめっちゃ優れてて的確に捕まえてくるんだよねえ……
仕事には厳しい人だし、違和感が浮かんで絶対やり直しの指示出してくると思う。

だからって一体どうしたらいいんだ。
文章は完璧で、直すところないんやぞ。

と、いうことを、
わたしァどう伝えたらいいんだ ／(^o^)＼

というただでさえ難しい問いの答えを
目に見える文章と心に伝わってくる想いの激しい乖離に混乱もしながら
ドキドキしつつこちらの様子を伺う同僚氏を前に
瞬時に見つけることなんてできなくて

『えぇと……その……
文章は完璧なんですが、多分戻……』

とモゴモゴしたところで

「やっぱダメですよね！」

ってひったくられｸﾞｼｬｧされてしまったのでした。
ダメではないのに……
ごめんよ……

文章に限らず口頭でもそうなんですが、
こんなふうに、語られている内容とまったく違う心の内(らしきもの) が伝わってくることがあります。

心の声がどのくらいハッキリ伝わってくるかは、その人の心の在り方と語っていることへの思いの持ち方によるので、千差万別ですが……
ここまで明確に、表面ちゃんとしながら内面取り繕えていないのは、珍しいんじゃないかなｗ (「内面を取り繕う」って、言葉としておかしいけどｗｗ)

個人的には、伝わってこないよりもずっと人間的で鮮やかで、こういう人たちが大好きなんですけどねｗ
この同僚氏に関しては、普段は言動と内面に不調和なくて楽しい人だったし。(だからこそ、謝罪文での葛藤が大きくなったのだろうけどｗ)

抑圧……本当は鮮やかである内面を許さずに、強烈に制御し忍耐しすぎる人からは、その負荷と痛みが伝わってきてこちらも苦しくなりますし、

どんなに表面的には好印象の態度でも、抑えるでも隠すでもないのに何も伝わってこないと
『この人の中に心はあるのか!?
　この人は思考をすることがないのか!!?』
って、
動きも動機も確かに人間のそれであるはずなのに
どこか機械を見ているようで、言いようのない寒気めいたものを覚えます。

……相性問題で伝わってこない事も多そうではありますが……
というか
わたしの内面が深い濃ゆい目まぐるしいすぎて
穏やかな揺れで安定できる人の心は心に見えていない可能性もあるｗｗｗ
サイコパスともちょっと違う感じなのだ……

サイコパス気質の人はほんと静かで波も風もない、ガチで機械っぽい感じ (怒らせたらまた違うのかもしれない)

ASDの人たちはまた違った方向で機械っぽい印象だけれど、植物の落ち着きに近いというか、攻撃的でなければ居心地は悪くないです。(ただ、関わりのない(関わりの薄い)距離感なら平和なのですが、彼らの特性上、交流が発生したとき一気に摩擦が生じがちなのが……勿体ないというか…… その弱点こそが、ASDの人たちの善良さ、純粋さを守ってくれてもいるのだろうから、難しいのですが)

ちなみに、内面と言動が一致していない人たちに関しては、
どんなに理路整然と分かりやすく話をしてくれても、いや理路整然としているからこそ、何を言っているのかまったく理解できない、という感覚になりがちです。

（理路整然としていない場合は内面が直球で届くｗ）

あれだ……
数を計算している、計算機を叩いているときに
全く関係のない数値やでたらめな数値を読み上げられる感覚に似ています。
い、一致させてくれ～～～混乱する～～～ (๑д๑)

余談ですが、お役所の書類や法律等々が理解しにくい理由の一つはこれなのだと思います。理が優先すぎて、内面(心や感情の流れ)がないということ。
実際には、それらができた経緯に人間の内面が関わっていないわけはないので「ない」ではなく「遠い」という表現が適切でしょうけれども。

そして、わたしは極端寄りかもしれませんが、誰しもが程度の差はあれど表面から内面を受け取っている、ということでもありますね。
表面が分かりやすければ理解できる人、表面と内面が乖離していても理解できる人、などなど、性質はいろいろあるでしょうけれども。

そんな風に物事を受け取っていると、
文言その他の表面から読み取れる以上の何かが
伝わってきているよなあ、確実に　と
思わざるを得ないのでした。