猫動画かなにかを見ていて、
靈媒師の先輩は言いました。
「そうか、動物は将来を考えない。
それができるのは人間だけなのに、
動物の生き方をしてるんだな……」
先輩が発したのはその一言だけでしたが、これを聞いたわたしの中にも
その言葉が含む情報と関連の情報が
湧き上がってきたのでした。
動物の時間感覚には、“今現在”しか存在していない。
行動原理は本能と感覚刺激を受動的に処理する“反射・反応”があるのみ。
対して人間には“過去・未来”という時間の“概念”がある。
そして状況や環境、出来事などへの能動的な対応を可能にする“意思”を持っている。
“概念”を扱う能力、
“意思”を使う能力、
これらはそれぞれ、
“想像力”、
“創造力”と
言い換えることができる。
地球上で、人間のみが持つ力。
しかし、このふたつの素晴らしい“そうぞう力”は、
その強大さに比べてあまりにも活用されていない。
それどころか、不適切な使われ方ばかりをしている。
不安へと際限なく氣持ちを注ぎ込むことが、それである。
過去を悔い、未来を案じることに
想像力を食いつぶしてしまい、
望む未来を描くことには使われない。
不安に耐えられず流されてしまい、
嘆くばかりになったり、短絡的な行動を起こしてしまったりして
創造力が発揮されない。
人間は、“そうぞう力”の使い方を忘れてしまった。
自分たちが“そうぞう力”を使えることも、忘れてしまった。
そして今でも、本当は日々“そうぞう力”を使っているけれど、
そんなことは不可能だと思っているため、使っていると氣づくことができない。
そのまま、使えないと思い込みながら不適切な使い方をいつまでも続けていく。
そうやって、
「今現在を生き、それ以外にエネルギーを浪費しない」という
動物に倣うべき部分は活かすことなく、
目についたものへただ反応するだけという
真似るべきでない部分では動物の生き方をしている。
……と、まあ、
そんな感じです。
この内容を理解するために、
“今現在：それ以外”
“意思：反射反応”を別物、対極にあるものとして記述しましたが、
たぶんコレ
“そうぞう力”の扱いに長けてきたら統一されていくのだろうなと思います。
過去と現在と未来は
違いを認識できると同時にすべて同一の瞬間にもなり、
その動作 (思考を含む) は反射反応でありながら
そこには意思が介在している、っていう。
時間軸を無視したような出来事が増えて、
巻き込まれているようで、流されているようで、
その流れの根底にはしっかり自分の意思が反映されていて、
反応であり、意思でもある。
っていう。
一見関係ないようで根底に深いつながりのある
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元のタイトルは「生命力は～」だったんだけど
今回の氣付きを踏まえてシレッと
「創造力は～」に書き換えましたｗ
