「低用量ピルで女性の働き方改革」の話から

 

リプ欄荒れてる

ぱっと見では

『女性たちの体の不安定さを落ち着かせたい、みたいなことかな??
仕事したい氣持ちや事情を体調の波でひっぱられないように』
って思った

リプ欄を覗いてみたら、

「薬飲ませてまで働かせたいのか」

「女性の体へ薬による負担がないわけじゃない」

「避妊を意図したものなら、女性だけへ強要するのではなく男性にも性欲減退剤を飲ませろ」

 ってコメントがいくつもついてた

たしかに常備薬は政府に強要(とかお勧め)されるものじゃないよなあ

あと、女性の身でありながらお恥ずかしいことに
ピルの影響を知らなかった、低用量だったらどの程度和らぐのかも分からなかったので
追々知っていこうと思う

副作用で血栓できることもあるって初めて知ったよ……
こわ…………

しかしそんなことより(ォィ)
面白いなと思ったのはこれッ!!!!!

「避妊を意図したものなら、女性へ強要するだけじゃなくて男性にも性欲減退剤を飲ませろ」

うわーやろうやろう!! ゚.+(*゚∀゚*)+.゚
これ!これ実施された社会見てみたいハァハァハァハァ (゚∀゚*≡*゚∀゚)=3
(マッドサイエンティスト)(オイ)

男性って結構、性欲と意欲が結びついてんじゃないかなーと思ってるので

性欲落としたら仕事の意欲も落ちるんじゃないかなー
そしたら全体的に業務が社会が減速して
男性の能力もパフォーマンスも落ちてくんじゃないかなーーー
特に若い人とか前線の人たちィーーー

ってところがァーーーーー
実際どうなのかァーーーーー
氣になるゥーーーーーーーー
(マッドサイエンティスト……)

女性は性欲と仕事のパフォーマンス関係ないかんじ
男性ホルモン的なところとは関係ない脳分野で仕事してる(?)、モチベーション保ってる(??)よなあ

感覚的直感的な思考だからうまく説明できない

穏やかに経験値を積んだ男性とか
もともとの氣性が女性的な男性も
性欲と意欲・成果が関係ないと思われ

女性性の豊かな男性というか

彼らはいわゆる「男性性」で動くのもやろうと思えばできるけど、
女性と同じモチベーションで動く(?)のもうまい感じ

男性は性欲の旺盛さが大事なアイデンティティーになってることが少なくないっぽい……?ようなので、

「性欲減退させる薬を常用させるとかとんでもない!!」って意見も出るのかな

でもさ、だったらさ、
女性に薬の常用を促すのもアカンだろと思うわけで……

女性の体調に波が生じるのは自然なことであって、
それをムリに抑え込むことは歪みをつくり出すし、
歪みができれば必ずや、どこかで噴出してしまうはずなのだ……

と思ってたんだけど、
女性の心身の安全を確保しつつ安定を促していくお薬も
開発されているそうです
(動画:約12分)(丁寧で雑な女装ウケる)

とはいえ、このお薬の服用が一般浸透していったら
個人としては安定を図れても
社会全体のバランスとしてはどうなんだろう……ホワイト領域は幸福度増すだろうけどブラック労働は加速しない?
という疑問は正直湧いてしまう

(使いたい人は遠慮なく使ってほしいけど
苦しいいくない)


なお
なんで男性にとって
性欲の旺盛さが誇らしげなアイデンティティになるのかが
全然分からんくて氣になる

男らしさとか体力とか若さの象徴だから、ってこと……?

個人的には世界に男性の性欲がない方がいろいろとラクなので、
なくなっちゃえばいいのになー くらいに思っているw
(それはそれでべつの問題は出るだろうけどw)

好奇心としては『やってみたらどうなるのか』って氣になるけど、
そこにあるものを無理やり抑えつける運用を常用するのはやっぱり良くないよとも思ってる……

ただ、何か過剰だったり苦しかったりするのは
前提のバランスがどこか崩れているための歪み、狂いという可能性もあるから、
お薬等をまったく否定する氣はない
助けが必要な人はしっかりと活用していって欲しいと思う


 

そもそも、巷で言われる「女性の活用」って、
本質的にはなんも女性を活用してなくないか?って思うのだ

「男性と同じ舞台で、
男性と同じ活躍をできるように」っていう前提が絶対的にあるから

それは「女性を男性として使おう、使えるようにしよう」としているのであって、
「女性の活躍」とは違うと思うのだ……

男性と女性の性質・得意分野は違うので、
真に女性を活用しようと思ったら
男性向きの仕組みで動いている社会を
女性向きにもバランス取らなきゃいけないわけだよ

「機会の均等化」とか「生理休暇」とか「ママさんが働きやすく」みたいな、
末端の補佐を中心とするんじゃなくてさ。

(これらもたいせつではあるけど。
根本をすぐに軌道修正はできない以上、末端の対処をするのは必要だし重要で間違いない。それらがやがて根本にも影響するだろうし)



性別で考えると分かりにくいかもしれないので、
別の例えで考えてみるとしたら。

兵士(戦闘力)が優遇される世界があったとして。

その中で兵士の資質に劣るひとたち、たとえば芸術家が冷遇されていたとして。

この冷遇をなんとかしたいと思ったら、
芸術家たちへ与えるべきは兵士として活躍するための訓練や機会じゃないやろ?

必要なのは芸術家として活躍するための訓練や機会であり、
それ以上に、芸術を尊ぶ社会的な土壌を整えることやろ??

しかし、それが用意される日はおそらく来ないのだ。
権力を持つ立場へは、兵士として優秀な者ほどたどり着きやすくなっているから。
そして、兵士として優秀であるほど、相反する才能を必要とする芸術については見えなくなる傾向があるから。

だからこの例だと、
芸術家を助ける“権力”を有する者ほど
芸術家を助ける“能力”は持っておらず、
よって兵士優遇・芸術家冷遇の世界は続いていくと予測ができる。

これは逆でも同じ。
肉体的な強さや戦闘力等が尊ばれず、芸術が大きな力を持つ社会だったら
兵士たちの評価は地に落ち、軽蔑さえされるかもしれないし
社会的に認められることもまずないだろう。

社会的評価を得にくい能力を主に有している者たちが
この状況を拭いたいと本氣で思うなら、
その実現へ向けて注がなければならない力は膨大に必要だ。


 

女性たちが何を支えているのか、何に貢献できるのか、
彼女たちの真の活躍を男性が推し量ることは、
よほど格が高く女性性も育てていなければ無理なんじゃないかな。

見える世界で生きている男性たちにとって、
見えない世界の方が広い女性たちを評価できないと思うんだなあ。

(そもそも、“評価”も“見える世界・男性性の世界”に属するので、「評価できる/できない」という思考が必要となる時点で男性性質が色濃い)

男性と女性の性質等の違いについては、
興味はすごくあるんだけど、単純ながら奥深いテーマなのとわたしの未熟さとで
情報を収集しても収集しても情報不足・理解不足の先に行けない……

だから思考が半端だし、理想のあり方を考えてみても見えてない部分だらけ、考えられない部分だらけで、もう全然まとまらないんだけど……

今のところはとりあえず、こんなふうに思ってる。

現実は兵士と芸術家の話ほど単純じゃないし、
女性性もうまく使える、力ある男性もたくさんいるので
(もちろん男性性を使える優秀な女性も)

本当の意味で女性たちを大切にしたい流れもあることだし
いい方向に向かっていくと思ってるです。

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