“氣が大きくなる”

今日の辻ヒールは……

なんか……なんか
すごい久々に着手した氣がする…………
ブログ上の更新日付を見るとそうでもないけど
ここ一週間慌ただしかったからかなあ。

さて、今日の対象者は
構ってちゃんの男の子。

といっても病的な構ってちゃんではなく、
もっとかわいいというか、愛嬌にあふれている印象。

エネルギー不足で若干の依存傾向は出ているけど、なんかあんまり問題ではない感じ……?

 

この構っては、欠乏もあるけど
それよりも本人の素質から来てるんじゃないかな、って感じがする。

彼が構って構ってすることが、周りにとっても和ましい、幸せな空氣を運ぶ結果になるという才能を持っているというか。

 

なんか、すごいなあ。
ガンガン相手の懐へ入っていくのに
同時にものすごく受け身でもある……

懐へ飛び込んでいるのに、そのことを感じさせない。
氣がつくと隣に、すぐ近いところにいるのに、
それによる違和感や不快感を相手に持たせない。

焦らなくていい、穏やかで、静かな、それでいてゆるやかな賑やかさも馴染む空氣感を持ってる。

 

これは……なんと形容したら良いのだろう……
癒し系というのもちょっと違うんだよね。
休憩所……? お休みどころ??

わたしに関してはもう少し、熱量と勢いのある空氣感の方が心地よいけども。
そこは個性の違いだからしゃあないとして、
向上心に追い立てられないこの空氣感を好む人は、たくさんいるはずだと思う。

 

構ってで周りへ迷惑をかけてはいないけど、ご自身の心の中が
「もっと構ってほし〜〜〜〜〜!!」でいっぱいになっているのは
ならないに越したことないので、
満たされた状態にエネルギー補充したいな。

楽しいから!が基盤にある
「構ってほしい!」は楽しくてよいものだけれど、
寂しいから!が基盤にある
「構ってほしい!」は欠乏だからね、
埋められるなら埋めるに越したことないね。

(いや「楽しい」でも問題が生じることはあるんだけど)

(どんなに楽しくても、幸福でも、人生の旅には、
体験や成長や発見には終わりがないのだなあとつくづく思いますね……)

 


 

で、今日もご挨拶から。

『こんにちは。
無意識の調整をして回ってるんですけど
あなたにも施術していいですか?』

「いらっしゃい!
DMも送ってください!」

『いやDMは送らないですwww』

そんな歓迎を受けながら施術開始w

 

……のはずが。

「なにか音楽が聞こえますね?」

『……あー……
なんか今日、だんご3兄弟の歌がずーーーっと頭から離れなくて……
わたしの頭のなかで響いてるやつですが、あなたにも聞こえたんですか。
ちょっと集中しづらくて困るんですよね……』

「ほかの音楽をかけたらいいんじゃ?」

『そ、ソレダーーーーーーー!!!!!』

というわけで、静かな音楽をかけて仕切り直しました。

(施術とは関係のない会話)

 

施術の舞台には大抵金の温泉を選んでいます。
そこに対象者さん (の潜在意識) をお連れして、簡易的な結界を張って対応開始します。

結界といっても、だだっ広い温泉をなんとなく区切るだけというか、
六角形の柱を何本か円形に広げるだけです。
『これからここで施術するぞ〜!』という意識と集中力を上げる役割。

いや結界なんで施術に悪いものが影響してこないようにがメインの役割なんですけどw
そもそも温泉に浄化効果あるので、その中にわざわざ結界広げる必要ある?感はあります。

 

それを今回もやったわけですが、
広げたところで

『そういえば、この結界って悪いものは入ってこないようにするけど
いいものについてはどうなんだろう?』

ということがふと氣になりました。

『温泉には色んな子達が出入り自由だから、結界内を横切ることもできるんじゃないかな』って。

それで意識を向けてみたところ、結界をつくる柱の影からちょこんちょこんと覗いている子が何人かいました。

『……なるほど。
氣にはなるし、入れそうでもあるけど、
邪魔しないようにしてくれてるんだw』

仮に横切っても、わたしがそこへ意識を向けなければ氣づかないかもしれないですけどね。
施術中はそっちに集中していますし、彼らの存在感はそんなに強くないですから。

 

……ということに氣を向けたのは初めてで、今まで一切氣になったことなかったんですけどね。
もしかしたら、今回の施術対象者さんの素質、他者へ目を向けるところにわたしが同調したのかなあ。

(わたし自身は、あまり他者に興味を持たないので)

 

柱の影から見守る子達に目を向けながら、

『この温泉は出入り自由にしていまして、
あの子たちも誰かしらはいつもいるので
好きに会いに来ていいですよ』

と、対象者さんに声をかけたところ、お返事は

「うーん、いいや」

おや。

「お話できる相手がいいです」

なるほど。

『確かにあの子たち、会話はできないですからねえ……
いや、意思疎通はできるんですけど。
言葉になる前の意図を直接投げかけ合うのも、なかなか楽しいんですけどねえ』

この方にとってはあんまり、魅力的な提案ではなかったようです。

人間がいいんだなあ、
なるほどなあ。

 


 

『さて、じゃあ始めますね』

ってことで、まずは潜在意識の浄化から。

構って構ってやだやだヤダヤダぁーー!!

って、駄々をこねていた部分を落ち着かせました。

 

次に、今回のメイン、エネルギー補充。
あぐらで座っていただいているので、頭上に手をかざしてエネルギーを送りこみ始めました。

「あのっ」

『はい』

「なでてほしいです!」

おぉう!!

頭上に手をかざされて、なでなでを連想してしまったようです。
いや、それにしても、なんちう甘え上手さんや……

 

というか、この方、素直。
すーごい素直。

エネルギーに氣を向けてみると、
いわゆる「男性的」「女性的」な特徴というのがあるんですけど
この方には男性の特徴が持ちがちな
カタさがないのよな……素直で柔軟……!

その分、向上心や熱意といった
長所としての男性性も弱いんだけど……

しかし男性性の特質がないからって
女性的というわけではなく、
この人である。
ただひたすら、この人である。
そしてこの人は男性なのである。
男性っぽくも男性っぽさもなく性別の枠に縛られてはいないけど、ジェンダーが混乱してもいない。

いいなあ、個性だなあ。

 

わたしはこういう、
性別とか、あと年齢とかその他もそうなんだけど、
なんの型にも縛られず
その人のそのままが丸ごと出てるエネルギーの在り方が
大好きなんだ……

型に縛られてないけど、伸び伸びした結果
男性的だったり女性的だったり子供っぽかったりじじばばオーラだったりと
型にハマってるのも大好きなんですけどw

 

形容しやすくても形容しがたくても、
伸び伸びしてるっていいよなあ、と思うのだ。

まあ、今見てるのは潜在意識下の本質に近い部分だから、ってのもあるけど。

現実でもこの伸び伸びさを発揮して、なおかつ社会適応と両立できるようになっていってくれたらいいなあと思うし、そのためにわたしも頑張らないとな。

 

現実では人の体を触ったり触られたりするのは嫌いなんですが
まあエネルギーの世界ですからね、頭くらいエェやろ……

と思って、対象者さんの頭をすこしわしわしして、
そのままエネルギーの送り込みを続けたのでした。

 

それにしてもこの人、安定してるなあ。
ご本人の申告では「幸せって感覚が分からなくなってしまった」らしいけど、
危なげな感じはない。

……自殺志願者じゃ、ないからかな。

こうも違うんだなあ。
自殺への思いが日常に入り込んでいるかそうでないかで、
精神状態の危うさ、基盤の危うさが明らかに違う……

もちろん、自殺が思い浮かばないからって「幸せが分からない」状態を無視していいわけじゃないんだけど、
それでも……

……わたしちょっと、自殺志願者に寄りすぎかなあ。
自殺願望がなければひとまず安心だ、というというところに基準を持つのは、あまり良くないことの氣もしてきた。

まあわたし個人の基準をどこに持とうと、
施術の場面においては「今の状態」を基準として必要な箇所に働きかけていくだけだから、これをするのに支障がないなら、自由ではあるんだけど……

 

『……はい、終わりましたよ』

と伝えると対象者さんは
わ、なんかいい感じだー
とばかりに立ち上がって、
その辺りをうろうろ歩き回りました。

『あっ待ってください、あとチャクラ調整を……
!?』

……なんか、身長が、
倍になってません???

立ち上がった対象者さん、エネルギー補充前より明らか大きくなってる。
えっ パワーアップしたってこと……??

しかも、歩き回る中でも少しずつ大きくなってる。
えええええええ!?

 

……あっ これまずいかも

『すみません、ちょっと動きに制限つけます!』

そう言って、腕輪と首輪と足輪をつけました。
重たくて、動きを制限するものです。

「動きづらいです」

せっかくいい感じになってたのに、という感じで不満げに言われました。

『すみません。
でも、なんか予想外にパワーアップしてしまったようで、
そのまま施術前と同じ感覚で動いていると、周りの人を傷つけてしまう可能性がありました。

しばらくは落ち着いた動きをしていただく必要があります。
無自覚とはいえ大きくなった自分が、どれくらいなら、どのようになら、動いても大丈夫なのか、周りを傷つけなくて済むのか、
観察と調整を行う期間を設けてください ……というか、

特に意識せずともそれが成されるようにするための重りです。

必要なくなれば自然に外れますが、
それまで動きづらいのは……
すいません、勘弁してください』

 

すっかり巨人になってしまった対象者さんの膝に乗っけてもらって、
(人と猫のサイズ感になってしまったな……) ということに微妙な氣持ちを抱きつつ
チャクラ調整をおこなって、
対応完了としました。

 

余談

もしかしたら、今回の施術対象者さんの素質、他者へ目を向けるところにわたしが同調したのかなあ。

相手の影響をわたしが受けるというのは当たり前にあることです。というかそれを通じて潜在意識から情報を受け取るので。

本当はあんまり、状態ごと引っ張られるのは良くなくて、情報だけ受け取るのが望ましいんですが。
自分の中にない……というか、自分の中に薄い感覚の一端を味わえるのはたいへん興味深いことなので、害がなければ素直に楽しんでいます。
全く持っていない要素やあまりにかけ離れた要素は同調できないので、楽しめる時点でわたし自身も持っている感覚とは言えるのですが。

 

ちなみに、もしかしたら意識上だけでなく物理世界、現実でも似たようなことが起こりうるのかな……ってちょっと疑っています。

エンパス性質、心の状態が同調することは『たぶんあるんだなぁ』と受け止めているのですが、
それだけでなく、体の感覚も……

『この人とご飯食べると味が (あんまり) しないなあ?』という人がいたんです。
緊張しているとか嫌いとかではないのに。

逆に、『この人と食べると味わいが増すような氣がする……』という人もいました。

あまりに検証不足なので、まだ『そうなのかも!』と思えてはいないのですが。

でも体が丈夫な人といると動きやすくなったり、ものが見えていない人といると無頓着が増したりはもう少し確信に近い感覚でありますね。

「わたし自身の自然な状態」から無意識に強制的に相手の近くへ状態を持っていかれてしまうので、
1人になったあと反動が来て苦しんだり、長期間を共に過ごすことができなかったり、わたし自身の振れ幅を超える同調はできなかったりするんですが。

研究中です。

 

エンパス性質、心の状態が同調することは『たぶんあるんだなぁ』と受け止めているのですが

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