過去に目をつぶり未来を見つめるしかない

2日目の対応。女性。
幼少期に受けた苦痛が元で世を恨んでる。

年齢の情報はないけど……
20代後半から30代入ってまもなくくらいかなあ

だけど、ツイート内容を見るにその推測よりも10歳若い可能性もありそうな……

 

もう、抱えている不満でガチガチになっておられて……
この固さっていうのは基本的に
ある程度の年月を重ねた人が持っているもので、若い人にはあまりないんだけど。

実年齢と関係なく、性質的に持っている場合もあるけど
この方に関してはその理由ではないように思う。
恨みの氣持ちで、年齢よりも長い時間を過ごしてしまった可能性を思うと胸が痛む。

 

エネルギー状態も……固い。
少しゆるめたいところだけど……
果たして本人はそれを望むか?

たとえそれが弱さや欲など、よろしくない質のものからくる難点であっても、
下手に刺激や解消をしない方がいいこともある。

なぜなら、思い込みや恐れは
いずれ乗り越えた方が良いものではあっても
現時点では本人を守るのに必要不可欠ということもあるからだ。

まして、わたしは依頼を受けたわけでもなく勝手にやってるだけだから……

きちんと自分の意思で施術を受けると決定して依頼してくれた人なら、もうわたしからの働きかけを受ける準備も許可も覚悟もあるからいいんだけどね。
どうしても氣にかかるなら、確認を取ることもできるし。

 

……それで思い出したけど、
あっごめーん許可取るの忘れてた不法侵入になっちゃう☆彡
(だめじゃん……)

いやでもまぁ
ホントに嫌ならこの時点で既に拒絶されてるはずだから
ここまで見られた、入れた、ってーーーのは、
入っても良かったってことなのよ、うん!
(悪の言い分)

(非物理的な干渉が存在しないことになってる世の中なこともあり、
人を招き入れる意思がなかったとしても
非物理領域で壁を築き、扉を閉じ、防御を張れる人はまずいない)

 

というわけで本人の潜在意識に聞いてみたところ、
拒絶はされなかったけど
変化したいわけでもない……
この恨みを、手放すつもりはない。

……でも、
この苦しい思いを手放せないのも、嫌だ。

 

……葛藤だなあ。

この苦しさ、憎さを手放すには
恨んでいる状態から一歩進むのがいいんだけど、
進みたくないんだもんねえ。
難しいねえ。

 

守護靈さん的にはどうよ?を確認したら

「どうか手助けしてやってほしい、
凝り固まった状態から脱させてほしい、
頑なになりすぎてわたしの働きかけでは届かない、
生きている人間同士として、力になってやってほしい」とのことで

スーパーウェルカムではあるけど……

いや……できる手出し的には、あなた方守護靈とあんま変わんないと思うんだけど……
エネルギーでしか干渉せんよ???

 

まあでもうーん
人間(低い存在) だからこそできること、分かる感情はあるよね。
何歩も先行ってる人たちより
同じ立ち位置や一歩先くらいが的確に力になりやすいってのはあるからね。

だいたい守護靈たちマジで『分かってNEEEEE!そーじゃねーよ!!ヽ(`д´)ノ』ってこと多いもんよ
あんたら高尚すぎて俗世の俗物の苦しみが見えてねんだよ!!
(唐突な守護靈dis)

(とはいえ、
守護靈側からしたらこちらと逆視点で「どうしてそんなことに……」の連続だし
あと日々すごいがんばってくれてて助ける努力もしてくれているという点はきちんと述べておきます)

(それはそれとして文句は言う)

 


 

ともあれ、施術のご許可は一応いただけたのでやってみますかね。

エネルギーゆるめるの……
んんんんん
いきなりソレやりたくない感じだなーーーーー
その前に様子見したい。

エネルギー補充は……ああ、まあ
あんまなくても良さそう。
怒りが支えになっている、氣持ちが怒りに流れていて
素直に良い状態とは言い難いけど、でも悪くはない。
元氣が足りてはいる。それは良いことだ。

ので、かる~く。
かる~く補充。

 

…………。

 

なんか不思議な補充方法になったなあ。
あやとりみたいだ。

手元でごにゃごにゃちまちま用意して、
一氣にビヨーーーーーン!!! って
伸ばすみたいな補充……? 補充??
まあでもそんな感じで補充。

この方の性質にもこういうとこあるのかもな。
縮こまって準備して丁寧に準備して……
タイミングが来たら
一氣にビヨーーーーーン!!!!!

 


 

うん、あと、チャクラ調整……

んんんーこちらもそんなに問題な

(☉д☉)!?

 

恨みに関係あるポイントがでろでろに溶けて腐り落ちそうになってる!!
これはあかん。
色味もやべェことになってる。

えっこれどうしたら

砂だ!!
砂で浄化だ

 

というわけで、海辺の砂浜に埋まってもらいました。
全身埋まって顔だけ出してるスタイルの、アレ。
それで、汚れたチャクラと
そこから血液を通して全身に流れていった毒を
砂にどんどん吸収してもらって……

……なんか楽しそうだし
わたしも一緒に埋まっていいかな……

うおっ 
太陽まぶしっ!!
パラソルで顔に影つくってもいいかな……

「いいけどさ、アンタ何しに来てんの(笑」

 


 

そんな感じで、
彼女が砂 (大地) に毒を流している間
わたしも横でのほほんと砂埋まりを楽しんでいました。

毒が抜けるにしたがって、
やがて顔に風を感じるようになりました。

これは…………
彼女の感覚だ。
風を感じなかった彼女が、頬に髪に風を感じ取れるようになっている。

 


 

「……ねぇ」

『うん?』

 

「守護靈なんてさ、ホントはいないんでしょ」

「そんなもんがいるなら、守ってくれてるなら、アタシが辛い目に遭うわけがなかった」

 

『……残念なことに…………
守護靈は、いるよ。
誰にでも、いる』

『……でも、状態がひどければしっかりした繋がりを維持することは難しいし、
そしたらいるんだかいないんだかってなっても無理はない。

あなたのように、ひどい目に遭って、
そのときの辛さに強い影響を受け続けていたら、
いない同然、繋がりを感じることもなく、存在を信じることもできず、
いる訳がないと言いたくなるのは、仕方がない』

 

「どうして」

「ねえ、そんなのどうしようもないじゃん。
ねえ、どうすれば良かったの?
ひどい目に遭ったのは、アタシが悪かったの?」

 

『あなたは悪くない……と、わたしは思うし、
言いたい……

一方で、起こる出来事はすべて自分が招いたもの、仕組んだものという説もあって、わたしはそれを信じてもいる。
悪いことも含めて、起こることは全部自分に原因があって……

自分の人生に関しては、それで納得してる。
でも……

あなたがひどい目に遭った、
あなただけじゃなくて、
理不尽に、どうしようもなく、ひどい目に遭った人たち、
その人たちが、
そういう目に遭ったのは、
本当は自分が呼んだんだよなんてことは、
思いたくない、言いたくない、ふざけんなって思う』

 

『もしかしたら、もっと多くの情報を加えたら、
「やっぱり自分で呼んだものだったね」と言うのかもしれない。
自分の人生を眺めて納得したときのように。

でも……でも……

そんな見方を絶対にしたくないような、
あまりにも苦しくて残酷な出来事が、この世には多すぎる』

 

『原則を信じているけど、信じたくない事例に対しては当てはめられない。
わたしはこの自己矛盾を、まだ解決できていない。

だから、きちんとした答えを言うことはできなくて、
だから、今までの辛いことがどうなのかを無視して、
これからどうしていくかを一緒に考えることしか、できない』

 

『……あなたはきっと、その辛い体験を元に、世の中へ啓蒙を投げかけ、もしかしたら、解消のための活動もするのかもしれない。

……って言うと、辛い目に遭ってよかったという意味にもなりかねないから、嫌なんだけど……

ごめん、過去についての否定や肯定、良し悪しを考えるのは今は止めさせて欲しい。

あなたはこれから良い行いをする人のはずだ。

だから、そこへ向けて、
ちょっとエネルギーの揺り動かしをしたいんだけど、いいかな?

今ちょっと固すぎるんだ。
あまりゆるめると良くなさそうだから、ほんの少し、ほんの一歩程度しか
効果はないかもしれないんだけど』

 

そんな話をして、
エネルギー調整に入りました。

細かいレンガを固めて繋ぎ合わせたような状態から
繋ぎの素材を少しだけ遊びの生じる弾力性のあるものにして、
(コンクリートからゴム素材に)
肩をつかんですこしフルフルと揺り動かして、
お別れしたのでした。

 

感想文

辻ヒール、
軽い氣持ちで始めたのに
面白くて困るな……

事例をまとめるのは無理では?と思ってたけど……
労力と、あと内容がホントに調整だけでつまんないだろうと思ったから。
でもフタを開けてみれば、面白くってつい書いてしまう。
いや、他の人から見て面白いかは分からないんだけど。

 

自分として意外だったのは、
正式なご依頼の事例は
依頼者さんとのやり取りをまとめるけど
好き勝手にやってるコレは
わたしの通った景色や思考を書く、
なんだかこの感覚は新鮮だなあということです。

だいたいこんな風に潜在意識の中を進んでいきます。
本邦初公開w

 

とはいえ、昨日今日の事例は
随分と会話が多いですが。
いつもはこんな風に会話しないことがほとんどなんですけども。

ふたりとも、最初は黙ってたのに
すぐ打ち解けたかのように話しかけてきて、
そこから饒舌になるのがなんだか面白いなあと思いました。

 

うーんでもやっぱ
フィードバックが一切ないって点はつまんないですね。

今回の方は、Twitterアカウントとは全然違う印象の喋りで話しかけてきたのが意外で。
実際に話し込んでみたら、現実でもこういう空氣感で接されることになったのかな。
ということが氣になる。

そして施術が終わると、良い影響のあった手ごたえはあるのですが
ルンルン氣分で今一度Twitter見ると現実のほうは特に変わってないのでしょんぼりするのですね。
いやそもそも時間差で効果出ることもあるからせっかちすぎなんですけども。

 

ええとまとめると……心配なんです……よ!!
大丈夫かな……ちゃんとできてんのかな……!
ってね!!

 

まあとりあえず続けてみます。
そん中でいろいろ、確認したり方向性を調整していこう……
続けるかどうかも含めて。

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