そんな言葉に耳をTHE DEEP 〜憑依は意外と身近な出来事〜

落ち込みやすい人よ目を覚ませ!!そんな言葉に耳を貸す必要はない」という記事で、

「落ち込んだ気持ちがすべてあなたのせいとは限らない。
他人の想いを受け取っている可能性がある」

という内容を書きました。

……(゚∀゚)……

コレですね本命は

「他人の想い ==  の想い の可能性もあります」て事が言いたかったんですわ…………

というわけで、今日は霊的なお話です。

 

(ちなみにワタクシ、生まれつきの霊感はゼロです。少なくとも自覚はありませんでした)

このイラストも霊的な影響を想定して描きました。 (だから禍々しくなりすぎました。まあ実際はこの絵なんて比べ物にならないほど(略)!)

 

いろいろ言いたいことはあるんだけど、情報を並べるよりも実際の様子をお伝えした方が理解が進みやすいかと思いますので、以下に一つの事例を載せます。

「ああ、霊的攻撃ってこういうのか」と、私が自覚したときのお話です。


その週。

私は自分の仕事が好きでなかったこともあり、もともと常時調子が悪かったのですが。その週はホントに、異様でした。

頭は重く考えがまとまらず、体はだるく動かすのがしんどく……。
いやいつも通りなんだけど、さすがに度合いが違いすぎるぞ!? 今日のは何だ一体!!?
体のバイオリズムが低いタイミングだから? ごめんね、ハッキリ表現しちゃいますけども。すみません。生理日だったんですけども。
いつもは生理くると調子めっちゃラクになるのに今日はむしろヤバイ!!つらすぎる!!そして痛い!!もんんのすごく痛いぃ!!!(普段は痛くならない人です)

体調もそうですが、心理面もかなりヤバい。
なんか、延々と、不安になるような事が頭に浮かんでくる。
特に、仲のいい同僚への疑心暗鬼がヒドい。

『すごく良くしてくれるけど、本当は私のことが嫌いなんだ……』とか

『会話が途切れたね…… 私のことを嫌いだからだ……』とか

なんだこれ

私はこんなこと思ってないぞ?
 

いや全く思ってないとは言えないんだけどさ、でも本当にこう考えてるんなら頭をよぎった都度

『彼女は裏表を使いこなす人じゃないよ。私は彼女を信じているよ』なんて返せるわけがないじゃん。

『仮に仲良しが表面だけで、本当に嫌われていたとしても、それはそれでいいんだよ。
彼女の想いは彼女の自由だ。嫌いな相手に本心を隠して上辺を取り繕うという選択も彼女の自由だ。それを感じ取れない事は私の反省点かもしれないけれど、もし彼女が「いい加減気づけよ馬鹿」みたいに私を憎みながら一緒にいて、そんな現状を嫌だと思っているのであれば、それは彼女が選択を改めるべき問題であって私が配慮することではない。距離を取ることもできる間柄なのだから。彼女の想いや言動は、彼女の自由なのだから。
同じように、私が何を想い、どうしていくかも彼女に影響されず自由にしていればいいのだ。そして私は、彼女に私への悪意がないことを信じている。』とか冷静に思えない、よね?? (長ッ)
 

えええええ? なんなんだホントこれ

睡眠はちゃんととったし、お腹も空いてないし……
自分のエネルギー状態は悪くないし、身体の働きも正常だし、心のわだかまりも特にない……

元気だ。元気だぞ。
元気なのに、なんでこんなに心身の調子が悪い!?
いままでも、こういうスーパー疑心暗鬼やら不安やらで落ち込むことはあったけど。どれも、落ちても這い上がれないからこそ不安から抜けられない感じだった。
こんなに元気で、跳ね返せる心理状態の時にはなったことないぞ!!?

え、だって、自分の考えてることで、おかしいやつと、おかしくないやつが、なんか明らかに違うもんな? 違うのが分かるもんな!???

なんでだろなんで……ああ……だめだ……意識がぼやける……考えられない……仕事……仕事しないと…………むり……集中でき……ない…………
 

『それにしてもさっき、強く言い過ぎちゃったな……
あーあ、私が感情的になったばっかりに……
きっと怒ってるよね……だからちょっと、反応が冷たいのかな…………』

 

だーーーーー!!

 

うるッせーーーーーー!!!

 

いいかげんにしやがれッ!!

 

(脳内で)ブチ切れた私は、
(チャットで)当の同僚にキレッキレのメッセージを送りました。
 

わたし
だめだ1人では抱えきれん!!!
わたし
怪しい話なんですけども!!
わたし
今度、霊的な世界と縁のある方と会うのですが、それを良く思ってない霊の集団がいて、今ものすごく攻撃してきてるっぽいです
わたし
で、あなたのことをめちゃめちゃ疑わせられてる!!
わたし
あなたが私の事を嫌いなんだって、常時吹き込んできて超しんどい!!!

 

……………………。

 

キレッキレだしょ?
こんなん送られた側も困りますがな

……自分でも思ってますよ……あたまヤバい人だ、って……・゚ ゚.+° ゚+.゚ *+:。.。 。.。

正直、どこまでが現実なのか私自身も分かっていないです。
100%私の妄想なのかもしれない。

……というお断りをしてから、更に濃い続きを書きます。


上記を聞いた同僚はめちゃめちゃビックリしつつも、心配してくれたうえで
「ナツキさんを『実は嫌い』とか絶対にない、すごく好き!!」と言ってくれました。

それで私がホッとすると同時に、嘘みたいに疑心暗鬼が晴れました。どんな気分転換も、意思表明も効かなくって4時間くらいずっと頭を占め続けていたのに、です。

超あっけなく。

余裕を取り戻した私は、『あんだけ激しく攻撃してきてたのに、ずいぶんおとなしくなっちゃったな……?』と思うとともに好奇心が湧いて、攻撃手にコンタクトがとれないかを試してみました。
 

相手は、個人とも思えるし集団意識とも思えるモヤモヤした何かで、霧みたいにハッキリしませんでした。
意識状態も曖昧で対話がしづらいので、鮮明な意識状態(と姿)になってもらえるか呼びかけ続けたところ、ボブとミディアムの中間ぐらいなガーリーヘアの、女子高生の姿に収まりました。

雰囲気は、19歳の女の子が自殺直前に撮ったという写真(全体が青みがかっていて、証明写真のように行儀よく座っている)と同じものです。あえてここでは現物を紹介しません。普通の写真ではあるんだけど、人によっては恐怖感が湧くと思いますので、探されるならばご注意を。

……あ、「対話」って言っても脳内対話ですからね。
繰り返すけど、どこまでが現実だったのか私には分からないよ。
全ては私の心で完結していたやり取りだと言われれば、否定できません。
 

わたし
こんにちは。
わたし
さっきまですごかったけど、ぱったり攻撃を止めたね……
わたし
なんでこんなことしたの?

 
(彼女(?)からのコンタクトは、ハッキリした言語ではなく情報が流れてくる感じだったので、セリフ形式でなく内容を書き留めます)

攻撃をしてきたのは、人と人が信頼を結ぶのが気に食わなくて、仲良しを壊してやりたかったから、だそうです。

その想いは、私と“今度会う人”の信頼関係を壊すのにも合っているため、遣わされた?……のだとか。(ココちょっとハッキリしない。自分で来たとも誰かに遣わされたとも言える。遣わせた“誰か”すらそもそも、ハッキリした存在ではないような……)

わたし
……え
わたし
まじか
わたし
あれ、でもさでもさ
わたし
なんでそこで同僚との仲を狙うの
わたし
私がYさんに会いに行くのをよく思わないんならさ、
「Yはわたしを騙そうとしている」とか「行きたくない」とか投げかければいいじゃん
わたし
引きこもりの私なんだし、家から出ないように働きかけたほうがよっぽど効果的だと思うんだけど……
なぜ同僚……?

これについては、

「あなたはYさんを全く疑っていないし、会うのをやめる気も一切ないから、付け入ることができなかった」

そうなのだ

わたし
Σ(゚∀゚;)え゛っ
わたし
あれ……Yさんを疑うようなことも、吹き込んでは……いたの?

いたらしい。

けど、迷いがないから、どんなに干渉してもまったく伝わらないし気にもされなかったとか。

そこで、付け入る隙がある“女同士の友情”への攻撃に切り替えたとのこと。(効果のほどはともかく、弱らせるためにもとりあえず攻撃はするらしい。そういうもんらしい)

彼女には「女同士の友情なんて上辺だけ」という価値観が強くあって、で、私は私で心の隅に「もし同僚が私に悪感情を抱くことがあっても、それは仕方がない」という諦めのような気持ちを抱えているため、同調できたんだそうな。

全然気づかんかった……Yさんを疑うような語りかけ……。
同僚への疑心暗鬼と同じだけ干渉してたなら相当のもんだと思うのですが(ほんとにひどかった)、ぜんぜん……気づかんかった…………

しかし私が本人である同僚に直接助けを求めたことで、それがどれだけしっかりした信頼であるかが分かってしまったらしいです。それで、「女同士でもこんなに信頼を結べるなんて……」と、ここを突き崩すのも無理だってことを悟ってしまったそうな。

私は終始、同僚への一片の不安は変わってないのですけどね。
信頼できる人だって分かってはいるけど、人間だから気が変わることはありえるからね……って。

でも、霊存在である彼女の感覚は物理的な感覚を超えているので、同僚の想いを直接感じ取り、その信頼と好意が疑いようのないものであると心の底から理解してしまったようです。自分の信念がガラッと書き換わり、もう攻撃ができなくなってしまうほどに。

加えて、私が同僚と直接話したことで疑心暗鬼が事実でなかったと確認&安心したこと、それによりますます信頼と繋がりを深めたために、私の護りが強まって攻撃が効かなくなったのもあるようです。


なんというか、この出来事から得た情報は私にとってものすごく衝撃でした。

一番は、

「あっ これ私いままでにも体験したことあるわ(゚∀゚)

という実感です。
 

ああとも散々経験したとも!! なんか異様にヘコんでる時間をさ!! カッとなって言い過ぎたとかもさ!! 冷静に考えればおかしい行動を正当だと思ってしまったとかもさ!!
あとから「なんであそこまで……?」ってなるんだよな!! アレも自覚できてなかっただけで攻撃に乗っちゃってたんだな!! ちきしょう!!

“憑依”って、もっとこう、意識も記憶もなくしてる間に自分の体で好き勝手されるようなものだと思っていました。そんなのが来たら、抵抗のしようもないから、怯えるしかないような。
意識がハッキリしてるまま、思考を流される(体調を重くする)だけの干渉があるなんて考えたこともなかったよ……
 

フィクション好きとしては、「悪いやつが重要人物と同じ顔と声に化けて、仕草も真似て、主人公たちを騙そうとする」みたいなシーンを見たこともありますが。
そして『現実でコレされても分からないわ~ まっ ありえないけどね!』とおやつ貪りながら思ったりもしましたが。

他人を通さず自分の頭の中でされていたとは……その発想はなかったわ……

私も今回はあまりに不自然すぎたので自覚できたものの。これが自分にとって自然そのものな思考だったら、気付けずに沈むばかりだったでしょう。だって攻撃の言葉は「おまえは」って他人から話しかけられてる体じゃなくて、「わたしは」から始まるもん。わたしの頭の中で、私の発言として。
 

あまりポジティブを推奨したくはないのですが (私も性格自体がネガ寄りの人)、ネガティブ攻撃が来たときに違和感を持てる程度には、明るい感情で暮らした方がいいなと思いました。
あ、うん。それだ。
考え方は暗くてもいい。感情は明るく生きよう。

あとは意思を強く持つことと、健康にも気を払うこと……ですね。心身が弱ってると、(霊にかぎらず)悪い干渉に抵抗しづらくなりますので。

 

そして、人との繋がりはさらに大事だということ……
今回ほど実感したことはなかった……。
他人との信頼関係がこんなにもあからさまに、守護になるとは思わなんだ……

このとき干渉してきていたのは彼女だけではなかったので、その後も攻撃は続きましたが。精神攻撃は一切なくなりました。なくなりましたというか、迷いの晴れた私にはもう届かなくなったのだと思われます。


とまあ、「妖怪のせいなのね」ならぬ「霊のせいなのね」な書き方をしてきてしまいましたが。

ここまで書いた内容から分かるように、人間はその攻撃に乗らないという選択ができるし、攻撃を受ける隙がなければ付け入られることもありません。

だから、「攻撃と手を結んだのは他でもない、自分自身」という事実は絶対に揺らぎません。
 

しかしここでまた、「人間は全てにおいて常に完璧でいられるような存在ではない」、って事実も無視しちゃいけないと思うんだよね……
この2つは、どこまでも密接すぎて切り離せないわ……
 

いずれにせよ、どんなに悪質な煽りを受けた結果であっても、現実世界に与えた影響の全てに対して、責任を取るのは人間です。
だから、何と手をとりあいたいのか、よく考えていきましょう。

これは、協力をお願いしたいという呼びかけであると同時に、自戒です。つよく。


あ、そうだ
何度も出すような画像じゃないのに恐縮ですがコレ

これについては、本人の言葉は白い文字だけね。見づらくてごめんね。
あとは全部、悪意からの語りかけ(のうち本人が同調したもの)です。ちょう見づらくてごめんね。

でも、悪意の語りかけが送られているということは、
善意からの語りかけも同じくらい送られていますからね。
悪意へ同調しすぎたために聞こえなくなることはあっても、存在しなくなることはありませんからね。

 

あらためて。

善意の言葉は、悪意の言葉たちとは違って、押し付けがましいアピールをしてきません。あなたの心を無理やりこじ開けようと力を込めることはなく、声はおだやかで、常に見守ってくれています。

あなたが悪意の声を選び続ける様子に心を痛め、「本当にそれを望んでいるの?」と問いかける声すら届かなくても、無理に手を引こうとはしません。

なぜなら、自身の意思で選んでもらわなければ意味がないからです。
だから、善意の声に気づき、つよく手を結んでくれる日を、辛抱強く待っています。

だからほんとに、「自分は何を真に望むのか?」って問いかけが重要になるのですよ。
わたしの心には何が聞こえているだろう?わたしは何を選ぶのか?

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