死にたくなることはありますか?
どういった対処をしていますか?

* memo *

この記事は、2014年1月23日に「インタビューズ (閉鎖済)」へ投稿した内容を
2017年3月ごろに加筆修正したり
2023年7月にごっそり書き直したりしたものです。

 

死にたくなることはありますか?
ある人は、そういう時どういった対処をしているか教えてください。


昔はすごくあったのだけれど
自己メンテナンスできるようになってからは基本的になくなったんだけれど
それでも弱っているときにはたまに来ますだったんだけれど

そのうち「弱っているとき」が日常的になってきて
その気持ちとも日々隣り合わせとなり
当たり前になったことで逆になぁなぁで付き合っていますw

20年以上かけてそんな状態をうろうろしてきた結果辿り着いたのは、

『「死にたい」は、
気持ちでも思考でもなく
状態である』

という結論です。

理由があるから死にたくなるのではなくて、
死にたい状態だからなんでも死にたい理由になってしまう

人間関係や仕事が嫌だから死にたいどころか、
空が青いから死にたいとか、幸せだから死にたい まである。

状態なので、説得とかでは(ほぼ)どうしようもありません。

空腹を説得で満たすことができないのと同じ。
一時的に気合いで吹き飛ばすのがせいぜいです。

 

基本のところ

まずは寝る

対処方法は、
まず最初には寝ることです。

忙しいとか不眠など事情があってそうなっているのでしょうが、
睡眠不足のまま物事をなんとかしようという姿勢は間違っていますw

その事情の解消についてまではここでは追えないので、
『まずは寝よう……なんとかして寝よう』
だけを述べておきます……
寝て食えば、迷い込んだだけの人ならなんとでもなる。

でも多分この記事まで辿り着いた方は
一過性の迷い込みじゃなくてある程度慢性的でしょうから、寝る食べるだけでは足りないだろうと思います。

そして食う

それでも次は「食う」です。
寝て食ってしても足りないったって、
とりあえず寝て食わなきゃァお話にならない……!!

でも栄養とかそういうのはわたしにはよく分かんないんで省きます。
自分は口にして不快のないもの、食べて幸せになるものを摂取してます……
知っている、手に入れられる食べ物の中で今欲しいと思えるものを体に聞く。

……頭で栄養とか考えて選んだ食料だと、あまり消化してくれないような、感じがします。
どんなに良いとされるものでも、口に入れることが苦しいものは、摂取しない。

でも糖分やら油やらが過多だときっと駄目なんですよね…… 刺激のあるものも。
しかしそういうものたちほど求心力が強いという……

どうか、欲に惑わされずあっさりめの胃腸に優しいものを……
そして温かいものを。
暑い時期にはつらいですが。

冷やさない

というのも、
意外かもしれませんが次に重要なのが
『冷やさない』
だからです。

ひもじい 寒い もう死にたい
不幸は この順番で 来ますのや


……外気温が高めでも、
体の細胞が冷えていることは全然あるので
どうすりゃいいの感もあるのですが……

現実には難しさもあるけれど……

そもそも、「寝て食う」だって
どれだけ時間を確保して寝ても不眠 (眠りが浅いのも含む) があれば回復はできないし
食べるのだって、消化器官が力不足だと吸収できないし

そういう風に、どんなに手当したって
内側の方が弱っていたらどうしようもない、
というのはあります……

「生きたい」という欲求が強くあれば持ち直すこともできましょうが、
そこがないんじゃあ!! というお話なわけですし……

とある元救命士さんの、この言葉が刺さります。(太字下線は当サイトで編集)

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/25(水) 02:16:39.29 ID:IR+ToPV40

なんでこいつまだ生きてんの?って思う状態の奴いた?

>>104
事故で膝から下もがれかけてて、手首も骨見えてる状態だった人。

後で聞いたが車いすで社会復帰までしたみたい。
人の生命って凄いと思った

たぶん生命力より生命欲のが大事だと思う

「生命欲」という表現を目にしたことはこの話でしかない、
こんなちょっとした一言の中でしか見たことがないのだけれど

この言葉はすごく深くて、本質を突いているなぁと衝撃を受けて心に残っています。
生命力があっても、生命欲がなかったら発揮できないよ……

……しかしそれでもやらねばならない、やらざるを得ない。

頭の中はともかくとして、体はどんなときでもどんな状態でも生きようとしてくれているから
葛藤を抱えながらできることをするしかないです。

その先

……で、
「寝る食べる冷やさない」
を実行したあとは、体力状態の有無で対応が変わってきます。

精神面の原因への対処

日常生活を普通に送れる程度の体力を持っているのなら、精神面への手当てです。
物事へのハードルが高すぎて自己を追い詰める習慣ができているでしょうから、価値観や思考の点検です。

このハードルは、常識や要求などではなく
「自分にとっては、どうか?」という超主観で定め直す必要があります。
結局他者の求めへ応えなければならないとしても、自分にとって高すぎる要求であるのならそのことは自覚しておいた方が良いので……

人間なんて思ってるほど有能じゃないんだから
なんか苦しいならそれは過負荷なんですよ荷物降ろさないと。

まあ自分を追い詰めちゃうタイプの人たちがそれをできるとは思わないんで、ある意味1回潰れといた方がいいのかな、なんてことも思ったりしますが……

調子を崩すことは、もちろんとてもつらい経験なんですけれども、
そうなることで体調(自分)以外のことを頭から追い出さざるを得なくなって、“余計なこと”を考えなくて良いのはある意味幸せだよな…… という感想も湧いてくるのです。

物理的な原因への対処

日常もままならないような状態なら
すでにあらゆることをハードル下げ下げ諦めモードになっていると思うので、
その心を忘れずに不調を受け入れたり体質の改善や維持を目指す方向性になりますね……

この場合、天候および季節の変動による影響がバカにできないので気を払っておくと良いと思います。
「頭痛~る」さんで気圧の変動をチェックできます。便利ィ!


一般的には低気圧が要注意な気候とされていますが、個人的にはそれよりも気圧の変動時にクるなぁと感じています (上がる下がる関係なく)。
個人差あるのね……!

台風接近も影響あります。
北海道にいても沖縄より南にある台風で影響を受けるくらいだから、天気予報に台風が現れたらそれだけで警戒して吉のようです……

季節の変動については、気温が上がっていく時期や冷え込んでいく時期には次の季節に向けて体が準備をしているので、その分消耗するようです。
夏至の頃は燃える太陽につられてイライラピリピリしやすかったり。
また、寒い時期も当然それだけで消耗しますね。

それから、新月と満月の前後も体調が狂いやすいです。
重力バランスの影響なのだとか。

女性の場合、生理周期による心身の変動も辛かったりしますね。

これらに対し、漢方薬による対処が有効だという噂を聞いて学んでいきたいなぁと思っているのですが
覚えるのが大変そうなのと金銭的に結構かかるので敷居が高いですね。
スパイスから始めてみようか……

(と思ってクミン(シード)を買ってきたら
何に振りかけてもカレーになるので笑いましたw)



それにしても、こんだけいろいろあると元気なタイミングないですね。

そうです (゚∀゚)

生まれつき体の弱いひとやお年寄りのひとたちって大変だな……としみじみします

ただ、わたしの場合はもう少し鍛えればまだ何とかなる可能性があるので、怠慢と言われたら反論できないのですが……

でもじゃぁどうして分かってるのにやらないのと聞かれると
「生命欲」が足りないわけよぉ!!

堂々巡りだな!!!!!!!
どーしょーもない

「好き」「楽しむ」は?

ちなみに

よく言われる「好きなこと、楽しいことへ打ち込む」については、
大切なことである一方効果がその場限りなので、用い方次第かなぁと思っています。

根本で必要としている「希死念慮に繋がる体調や価値観や問題」の改善をこれで行うのは非常に難しいため、
治療の助けとするには、いささか力不足かなという印象です。
それ以前に、物事を楽しめる状態ではなかったりしますし。

とはいえ、
良い時間を過ごすことをきっかけに流れが変わったり、時間稼ぎをすることで状況が進むこともあり得るので、
苦しい時間を減らして楽しく過ごす試みを無意味とは思わないです。

単純に、楽しい時間が多いのは良いことですし。

科学的ではないけれど、靈的な影響についても

そんでもって、最後に。

れ、靈的な影響とかが……ね?

科学全盛期の現代文明下では
「そんなものはない」とか
「そんなものに たよるな」とか言われちゃう領域の話ではありますが、

※ミャウリンガル(猫語翻訳機)を元にしたそういうネタ画像があります


実際のところ、靈的にせよもう少し肉体に近いところにせよ、
気の流れが乱れていることで悪いものを集めちゃったり、そこから影響を受けてしまう……というのはあるようでして、
現実的な対処と並行してこのあたりを整えると劇的に改善することがあります。

ただ、整体みたいなものなのでここだけ手当てしてもだめというか、
一時的に良くなっても思考や体調の習慣が変わらなければ元の状態へ戻っていきやすいので……

靈的対処だからこそ、現実的な対処も大事という。
全体のバランスなのねぇ。

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