5月近況 兄襲来ほか

ドラクエビルダーズにドはまり

そんな兄、少し前にゲーム機Switchを貸してくれました。
元々札幌へ遊びに来る予定はなかったから、Switchだけ先に来てましたw

売り出し始めたころにはすでに
贅沢は敵だ生活に突入していて、
そのまま未だ抜け出せていないので

氣になってはいたけど、自分には縁がないと諦め他人事として眺めていたゲーム機でした。

だからまさか、この手に取れる日が来るなんて夢にも思っていなかったです。
ありがたや。

とはいえ、遊ぶ氣力体力がないんだけどね……

反射神経の求められるものはダメ、
文章が主体のものは頭に入って来ないからダメ…… と
せっかく良いソフトがいくつも入っているのに
自分にはほとんど遊べないなあと開いては閉じて、しょんぼりする……を 繰り返していました。

なので、せっかく送ってくれたけど「あつまれ どうぶつの森」をちまちまと触る程度でした (じゅうぶん楽しいし、ありがたいけど)。

無人島開拓をするこのゲームですが、
セーブデータはプレイヤー別ではなくSwitchごと共有なので、
兄が作った島に間借りさせてもらう形で始まりました。

島に着いたら「WELCOME!」って歓迎されて、
おみやげがたくさん置いてあって、
自然がたくさんで、
面白アスレチックも作られていて、

なんというか、兄の思いやりと楽しさが存分に詰めこまれていることの感じられる良い島でした。
走り回っているだけで楽しかった。

『わたしはこれいつか、
ゲームではなくリアルでやりたいんだなあ、
やるんだなあ、できるのかなあ』

そう思いながら眺めていました。

兄の作った島は、それなりの整形はしてあるけれど
基本的には元の自然の形がそのまま残されています。

わたしにはまだまだ、物事を操作しよう、思い通りにしようとするところがあるから……
自然のままの、野生と調和しながらも
思いを込めた、こんな素晴らしい環境を作れるだろうか?
って
ゲームを通じて、リアルの未来に思いを馳せました。

自然の中で暮らしたいのはわたしなのに、
都会で生きてる兄のほうが、良い環境づくりをできるんじゃないかな…… と
自信を失ったりもしました。

そんな中、何となく開いた
「ドラゴンクエスト ビルダーズ」。


このソフトも他と同じく、マトモに遊べはしないだろう……

そう思いながら、始めたのですが。

いやもう小見出しにあるとおりドはまりしました。
氣がついたら、体力のことを忘れてのめり込む日々w

(それはそれで良くないけどw) (ただでさえ低い視力がもう1~2段下がったっぽいww) (しかし後悔はない……)

このゲーム、主人公は勇者ではなく
物を作る力を持つ「ビルダー」。

人々が物を作る力を失った (奪われた) 世界を復興していく、というのがそのストーリーです。

ゲームとして面白い、完成度が高いというのももちろんありますが
それ以上に、わたしの魂にとても合っていたんだと思います。
性格とかを超えて、魂レベルで。

というのも、主人公の設定であるこれが……

終盤の画面なのでネタバレ防止に
画像でなくテキストだけ表示するのですが

あなたは 戦う力をさほど持たなかった かわりに
物を作る才能にめぐまれた 元気な 若者だったのです。

ゲーム画面キャプチャも一応置いとく  

これは、わたしの魂の本質を表す内容と同じらしいのです。

(その割には大したものが作れておらず、他の方々が作ったものに感嘆するばかりですがw
あと「元気な若者」という点は無視でw)

ついでに引用すると、ゲーム内で上記の後に続く

ナツキよ… 私は 覚えています。
始まりの地 メルキドで あなたが 言っていたことを。

ゲーム画面キャプチャ  

自分は 物を作るのは好きだが
誰かに作らされたり 魔物と戦ったりは したくないと。

ゲーム画面キャプチャ  

この心境にも共感しかないwww
シンパシー半端ない……

加えてゲーム本編、探検や課題ももちろん楽しい。
戦闘は苦手だけど、伸ばしたい分野でもある。
魔物と戦うのは 好きじゃないけど
戦闘力強くは なりたいw

そんなふうに、わたしの「好き」「楽しい」「惹かれる」が、たくさん詰まっている作品でした。

『まだやめたくない』と前向きに思える、
『次にはこれをしたい』がいくつも浮かぶ、
そしてそれらを次々に遂げていく達成感。
不安を忘れた心境で過ごせることの幸福感。

明日の訪れを楽しみに思える、そんな感覚を久しぶりに覚えました。
これはわたしのために作られた作品なんだと本氣で思いました。
ありがとう。
ありがとう制作陣……

未来への不安が本当になくなったわけではないけれど、
とりあえず湧いてくる熱い氣持ちをすべて注ぎ込みたいと思って、それに従いました。

その結果達成された、遊んだ人限定で分かるとんでもねープレイスタイルw

ほかにもちょくちょく復興してます。

そしてまだまだ、作りたいものがある。

やりたいことがある、そしてそれを叶えていける幸せ。

動作が喜びに直結していく楽しさ。

動機を持てない、動けないわたしが、
意識するまでもなく動機を持ち、自然と体が動いていく嬉しさ。

ありがとう、本当にありがとう。



ちなみにですが、街は自由に作り込んでいけるので
兄が遊びに来たとき
兄のデータも見せてもらいました。

兄はどんな街を作ったんだろう!

どうぶつの森であれだけ素晴らしい環境を構築した兄だ、こっちの街もとても素敵に違いない!!

ってワクワクしながら見せてもらったら

アホゥまるだしタウンで愕然とした

ボロい宿屋にホネを配置するんじゃない

事故物件なんてレベルじゃねーぞ!!!

なぜツボの上にタル置いたし

せめて逆にしろよ!!!!!
パンのバスケット床直置きの印象も薄れる謎配置……

相性最悪の二人を相部屋にすんな!!!!(しかもせまい)

いやそりゃ最終的には和解したけどさァ!!!
根本の性格が合うわけねーだろ……!!!

「あの人もこの人も、
お互い、悪くはないけど……
根本的に考えや性格が合わないなあとは思う」

って人々をしっかりと見ながら
配慮とか橋渡ししてる君がこんな
こんな……!!
こんな!!!!!
鬼の所業!!!!!

なんていうか全体的に
カオスなんよ……!!
「とりあえず配置しました」感!!!!!

が余すところなく詰まっている代表がこのお部屋!!!

もう何も言うまいて……

でもなんで井戸が二個あるのよ
(丸くて黒い穴)

いろいろとヒドいので
うまく空氣を送り込めない肺で
息切れしながら
怒涛のツッこみラッシュを叩き込みました。

いや、いいよ、
いいよいいんよいいんだよ
プレイスタイルは自由
楽しみ方も自由

たださァ
どうぶつの森との落差があまりにもヒドすぎて
ワイは……

ワイは……!!

ツッこまれてる兄貴はというとピンと来なかったようなので
ご説明して差し上げましたガッチリと

いもうと
めっちゃいい漫画があるとするやん
こころにめっちゃ響いたとするやん
同じ作者さんの別作品を見つけたとするやん
いもうと
『あんなに素晴らしい漫画を作り出す作者さんの、別作品はどんなだろう!』って
期待に胸が膨らむやん
いもうと
それで読んでみたらアホまるだしの残念漫画だったとき
いもうと
衝撃を受けずにいられるとでも思っているのか

 

あに
なるほど
なんかちょっと分かった


ちょっとじゃねぇんだよおォ!!!

というわけで滞在中……
ていうかその後も
ことあるごとにこの苦情ぶつけてる。

なくてもぶつけてる。

とりあえずぶつけてる。

あのねいっぱい喋ってるけど
一応苦しいんだから。
やめてこういう。
ムダなツッこみどころ。

 

ちなみに兄が東京帰ってから
ストーリー進んだ分の街も見せてもらったところ
やっぱりアホまるだしタウンだった

なんでベッドの隣に噴水!!!

しかももう一箇所同じような寝室(?)があった

水場の寝室が正義なの???

もう今夜から風呂場で寝てろよ!!!

なんなら池でもいいよ!!!

もう!!!!!

いずれわたしがリアルどうぶつの森ライフを送ることになったら、
兄貴用の寝床()特別に
用意する必要があるかもしれません

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