GWに兄が襲来
GW、東京の兄が札幌まで出るということで、わたしのところにも遊びに来ました。
ここぞとばかりにお氣に入りスポットをご案内……というか、付き合ってもらいましたw むりくりにwww
しかも観光地じゃない、近所だけw
遠いところは知らないww 引きこもりなのでwww
けどね、素敵なところいっぱいあるんよ!!
……と言いつつ、一般的にはそんな面白くもないかもしれませんが……。
「草だけじゃん!!」みたいなw
いいじゃないか草木……! 川……! 森!!
今はもうないけど雪が積もったらその白さも美しいんじゃぞーーー!!!
そんな感じの、親しみやすさ&日常大爆発の観光(?)散歩だったけど、
石山緑地というところへは足を伸ばして行ってきました。
ドローン撮影の動画見たとき『なんだここ!!』って心射抜かれたんだよね……
でも『行くぞ!』ってきっかけがなくて、なかなかね。
洞窟あり段差ありで、ゲーム脳にはたまらんですw (洞窟には入れないけど)
ちなみに動画にはパノラマ撮影版もあって、しゅっごいです
なんかプルプルしてるけどw
兄貴もゲーム脳っぷりはわたしとだいたい同じなので、テンション上がってました。
アスレチックと草原最高やないかい……!
けど、一番心に刺さった、響いたのは星空だったようです。
到着が夜だったので真っ先に星見スポットへ連れて行って、
第一声が
「うお、これは……!すごいな……」
と、
言っているのかいないのかも曖昧な
言葉になりきっていないつぶやきでした。
ンフフフ……じゃろ?(ニヤリ)
なんなんですかね星空の持つあの魅力、パワーは。
真っ暗な天に小さな明かりがほんのりチカチカしてるだけじゃないですか。
しかも現代社会で画面と向かい合いっぱなしの我々では、視力も届かないのでほんのわずかな輝きしか見えないというのに。
だけどプラネタリウムじゃだめなんだ。
人工の明かりでもだめなんだ。
天の川が満天に輝いている写真でもダメで、
どんなに少ない輝きしか見えなくても、
それでも、肉眼で、この身まるごとで、
星空の下にいる、その状態で眺めることが必要なのです。
それは、星々を“見ている”のではなく、
天体の元にいる、大地の上にいるという“体験”なのです。
……ということは、どうしたって言葉では説明しきれないのだけど
兄には伝わったようです。
その身を以て。
“体験”を以て。
その心動かされっぷりは尋常ではなかったようで、
「また来る。星を見に来る。絶対来る」と何度も言っていました。
そのために双眼鏡も購入していました。
届いてから、東京ではあるけれど空を見上げにも行ったそうです。
しかしやはりと言いますか、

だったそうで。
でしょうね……

でも

だって!

どうしてかわからなくても
惹かれずにはいられないでしょ

って、ニヤニヤしながら言ったw



うんうん、
なんかいつも通り日本語はぁゃιぃけど
言いたいことは分かるよ (´ω`*)
(ちなみに「星に関わるようになった」というのは、「占星術に関わるようになった」ということです)
星空の感動は、人と共有したくてずっとできなかったことなので
こうして付き合ってもらえて、そして氣に入ってもらえて
本当に嬉しいです。
兄は、自身のTwitterでも
ほとんど星の見えない東京の夜空とはいえ
この時の写真を共有していました。
やかましいたけ※説明:上記は
格闘ゲーム「STREET FIGHTER II」のボスキャラ、
「ベガ」の顔です。
星の名が「ベガ」なのにかけています。
やかましいたけ
札幌に話を戻しまして。石山緑地を含む散歩は、星を見た翌日に行ってきました。
わたしは普段、ほぼ寝たきりの生活をしているので
体を動かすのはもちろん、声を出すのも大変ではありました。それでも、楽しさが先に立っているのでなんとかなりました。
(午前中はそうは行かなくて、やっぱり動けなかったけど……
せっかくの機会、今日くらいがんばろうとしたら平衡感覚やばくて階段から落ちそうにww (๑∀๑) )こういう体の状態と付き合っていると、
何年か前、ヨガ的な健康法 (名前忘れた…) のインストラクターをされている方とお話した内容を思い出します。立ち姿がしっかりしている (?) か何かを言われて、
『わたしはもう、半分寝たきりのようになっていて、体力はないです。
今が楽しいので、なんとか動けています。
体力ではなくて、喜びで動いていると思っています』と返しました。
そして言われた
「いいですね。
そういう人、あんまりいないんですよ。
逆の人ばっかりです。
みんな、体はなんとかしようとするんですが……」という内容が、なんだか心に残ったのでした。
わたしが今体を動かせないのも、
そこに動機を持てないから、喜びを感じられないから、
それどころか「健康は不幸への道」と認識してしまっている、
これが理由として大きいのだろうな、と思っています。動く目的そのものから喜び(栄養)が補給できないと、動けない。
望まないことは、補給どころか消耗していく。
その結果、体が言う事を聞かない。
細胞のひとつひとつが、動作を拒否する。楽しいと……、
補給があれば、消耗しなければ、
大変ではあるけれど、物理的に可動範囲なら動けてしまう。
今日のように、いざという時には、動けてしまう。これ、怠けてるのかな。
でも、自覚(感覚)ではなくて予測(思考)だから
実感があるわけじゃなくて、意思でなんとかできる感じでもなくて……そんな話もしながら、たくさん喋り、たくさん歩きました。
その日、兄の万歩計は1万5千だか2万歩を記録していたそうです。
わたしの普段、1日300歩もないと思うのにwとはいえ、
喜びが補佐してくれるのは最後の一踏ん張り的な瞬発力なので、
持続力を決めるのはやっぱり基礎的な体力です。日が暮れて、「今日も星見てきていい?」と聞く兄に、言われるまでもなく同行する、むしろ連れていくつもりだったのですが、
疲労と睡魔に負けて断念しました。でも、星見は本来一人で静かに行うことで無意識下に染み渡るものでもあるらしいので、ちょうどいいかな……
そう思いながら、鍵を貸して倒れ込むように寝ました。深夜に目が覚めると、何やら水音が。
その元である台所へ向かうと、兄がごっそり掃除してくれていました。
「あまりにひどい状態だったから、見ていられなくなった」とのことで。「洗剤とか勝手に増やしちゃったけど、そこまで金額の高いものは買ってないし、邪魔になるものではないから、使ってやってくれ……!」
「スーパーが閉店するまで3往復もしたよ!」
「排水口もひどい状態だけど、そこは手が回らなかった、ごめん」
なんじゃこの神……
仏かな……神経質なわたしなので、深夜に水仕事とか騒音公害になるやんけとかも頭をよぎったけど、
ここまでされちゃったらもう、感謝の方が上じゃん……
こぼした汁がそのまま染み付きまくってた炊飯器も、新品みたいにピカピカになってた。お詫びとお礼を伝えつつ、言い訳も。
『一応、(君が来る前に) がんばって掃除はしたんだけどね……
床を拭くのとトイレ掃除までで精一杯で、水回りまで力が持たなかった。
階段が汚いままだけど、家中そんな感じだったところからここまではなんとかしたんだけど。
ごめん』「そんなことだろうと思った……
掃除しながら、『生きるだけで精一杯だったんだろうなあ』って伝わってきた」なんかもう、いろいろありがたいよね。
お掃除自体ももちろんありがたいんだけど……
それだけだったら恩知らずにキレるタイプなんですよわたしァwだから、親切そのものよりも、
頭ごなしに叱ることなく、理解を示してくれることが、配慮をしてくれることが、
その姿勢が本当にありがたい、うれしい。
ほかにも、一緒にゲームしたり。氣になってたお店にも、一緒に来てもらったり。
こちらも、長い間氣にはしていたけど
今のわたしの状態では公共の場には出難いなあ、どんなところか分からないと行きづらいなあと放置していた場所。でもいざ行ってみたら、想像をはるかに超える良店で……
まず見た目からしてコレ……!
運ばれてきて第一声、思わず
『料亭じゃん……!』ってつぶやいてしまいました……!「今日の定食」欄に
やたらいっぱい書いてあるなぁとは思ったけど
これはすごい……!そして、味もとてもよかった。
野菜が甘い。
なんだこの心地よい甘み。ちなみに動物性の材料はないのでヴィーガンさんも安心のメニューでした。
そういうコンセプトのお店なのか、今日がたまたまなのかは分からないけど……!
(それらしいアピールは特にされていない)(と思ったけど、後日調べたら「動物性不使用」って明記されてた)さらには、こんだけ贅沢してお値段が1000円に行かないという……
えぇ……!
倍以上の価値あるやろ……!!兄がいたから来たけど、
兄がいなくても来ねばならない……これは……!
持ち帰りできるものもいくつか置いてあったし。
はーすごいお店にたどり着いてしまったよ……!
そんなこんなの時間を過ごして、兄は帰って行きました。
貧乏生存暮らしなので物理的には何も持たせられなかったけど (むしろもらってばっかりだったけど)、
でも、心にはたくさんのお土産を渡せたと思います。
良かったです。なお、日々ツッこみを入れまくる程度にはどうかと思うことの多い兄ですので
今回の来訪でもそうだったのですが、
一番は寝起きですかね……起き上がっていきなり「ああーーー!!!」って叫んで
「ち、ちがうんだ、大丈夫、だいじょぶだから
マスクしてたから
マスクがすべてを受けとめてくれたから」とかワケ分からんことを騒ぎ出すので
なんぞ、って聞き出したら何十秒か↑の発言を繰り返した後に
「よだれべちゃべちゃで寝てた……」
だそうで脱力しかないwww
おまwwwwwきちんと寝られたか、寝苦しくなかったか心配して聞こうとしてたところだったから
杞憂も杞憂、大爆睡だったようで何よりだょ……(枕が合っていないとかの
あんまり良くない理由の可能性もあるにはあるけどさ……)