自分の未来の、さらにその先
まあね、さらにその先ではですね、
「そもそもお金の世の中、もう終わりに向かっても良くない?」
とか考えてるんですけどねwww
だってさ、バカバカしくないですか?
物資(やサービス提供)が充分にあって、
余ってて、捨ててるくらいなのに、
「お金を出す人がいないから誰の手にも渡らない」
「欲しいけどお金が出せないから買えない」
だなんて。
建物があって、取り壊すわけでも、
次の使い道があるわけでもないのに、
「家賃を払っていけない」という理由で、
お店を閉じるのも…………
供給が不足していた世の中なら、
お金のない人へ物資等が行き渡りにくくてもしょうがないと思うんですよ。
でも、今はそうじゃないでしょう?
物はあるけど、それを買うためのお金がないのは、
物の問題じゃないんです。お金の問題なんです。
そしてお金の問題は、人間に解決できるはずなんです。
病気の蔓延を防ぐよりも、ずっと簡単に。
だって病気の流行は物理現象から来る問題だけれど、
お金の仕組みはすべて人間がつくったものであって、
自然とかの都合に関係なく、人間の都合だけで扱えるはずだからです。
(そう見えないほど大きな力を持ってしまったことは否めないので、
実際にはそんな簡単な話にできないわけですが)
(4年後に追記:
実際にはこれは理想論であって、
現実には無理なんだろうなと考えるようになりました。
お金や人々の在り方にも物理現象みたいな森羅万象の法則は影響していて、
もはや人智で扱えるものではないんだろうなと)
お金の世の中だから、
こうなって当たり前ではあるのですが……
あまりにも、バカバカしく、
そして悲しい。
そう思うようになりました。
……お金の存在が社会を便利にし、
ひとを鍛え育ててくれる側面は、確かにあります。
しかし、あくまでもシステムです。
人が、社会がシステムを使うのであって、
システムが、非常事態にまで人を、社会を著しく制限するのは、
なんか違うんじゃないかなって。
もっと言ってしまえば、
非常事態に陥らなくても、
「お金のために仕方なく働く」人が多数いるのは、
なんか違うんじゃないかなって……
これも、インフラや物資、サービス提供が不足ならば
嫌々の人たちに手を借りるのも仕方がないと思えるのですが、
いろいろが余っているのに、すべての人や世帯を
実質無理やりに駆り出すのは……
なんか違うんじゃない?って。
心から働きたいと思える人達だけでも、
世の中の業務って回せるんじゃないのかなあ。
そのための機械化で合理化で文明の進歩してきたんじゃないのー?って。
しかしこれは、労働者目線の理想論であって、
経営者や投資家、資本家の立場からだと
見え方が変わってくるんですよね……
彼らの目的は (全員ではないにしろ) お金を増やすことだから、
労働力 (資本) に余剰ができたら
休ませるのではなく、新たな仕事へ振って、
次の資本を産む……という方向へ、どうしても動いてしまいます。
お金の優れた性質のひとつは
「(人間社会の中において)何にでも使える」ことですが、
その表れのひとつとして
- 労働者が生活の糧としているものが
- 経営者にとっては労働者を働かせるための道具であり、
- 投資家、資本家にとっては次の資本を産む種である……
と、それぞれお金の主用途がまったく異なる性質のものとなっています。
生活の糧としても使われるものが、
それ以外の用途 (過剰な貯蓄および投資) へ際限なく注ぎ込まれていき
物資やサービスとの交換として使いたい場所へは最低限しか流れてこなくなる、というのは、
あまりよろしくない動きではないかなー……と、思うのです。
経済の仕組み上、止められない有り様なのですが……
結局、資本を多く持つ人ほど資本主義内で力を持つわけで、
労働者よりも資本家たちにとって自然な在り方が維持されてしまうのですね……
困ってないことを変える必要はない、むしろ変えたくないですからね。
そんな現状に考えをめぐらせながらも、
「ガンガン働きたいひとは引き続きそうしてていいけど、
生活や体裁のために巻き込まれざるを得ない人は、
自分の望みを見つめ直し、それに沿っていける……
そんなふうにならないかなあ」
「お金に使われる世の中、
もう終わってくんないかなーーー」
って、思うわけです。
実際には、現状のままお金のシステムがなくなったところで
別の要素から今と同じような世の中になるだけと思うんですけどね。
世界のすべてが無料化されても、今の人々にその暮らしは扱えないだろうなあとも。
自分も含めて。
もう少しな気はするんだけど……
なので、ベーシックインカムの導入あたりが妥当なんではないですかね!
ねっっっっっ!
導入されませんかねわたしも欲しい
導入してほしいですわたしが欲しい(本音)
導入されても、それはそれで問題は起こるでしょうが、
それでも、あらゆる重圧が緩むんじゃないでしょうか。
生活保護もあるとはいえ、
社会≒経済活動 へ復帰する意思と活動が
前提になってしまいますからねえ。
うん……前提になってたの…………
(前述の通り、失意の中で調べたwww)
ちなみに、現状、
生活保護の受給者数は約210万人だそうです。
人口の1.6%くらいの計算になります。
対して貧困層は2000万人ほどで、
人口の約15%にあたるそうです。
計算すると6人に1人くらいとなるので、かなり身近な割合と言えます。
知ったときびっくりしました。
……この差である13.4%の人々の暮らしは、
いったいどうなっているんでしょうか……
怖いのであんまり考えたくないです。
数字ばかり追いかけてもしょうがないかもしれないのですが、
それでもこれは、
社会を思う上でとても無視できない数だと思うのです。