給付金をきっかけに……全然してない価値観の見直し (2016~2020年ダイジェスト)

 

 

体調が悪くなり、仕事が負担になっていきました

今は北海道に住んでいるのですが、
4年ほど前まで、東京で内勤のWebエンジニアをしていました。

環境は良く、人間関係もよく、お給料も不足なく……
恵まれた現場でした。

しかし、わたしの体調は日に日に悪くなり、
じわじわと動けなくなっていきました。

仮眠が許されている会社でしたが、
15分寝るつもりが1時間になってしまったり、
昼休憩も食事を摂るどころではなく、全て仮眠室で過ごしたり……

毎日が、残り時間とタスク、そしてストレスとの闘いでした。
健康診断の結果は良くても、頭も体もいつもクラクラしていて、
朝も起き上がれず5分遅刻の常習犯。
かろうじて出勤したところで、依頼書の文章がよく読めないのでした。

上司も同僚もとても助けてくれたのですが……
それでも毎日がギリギリで、
結局、組織の改変をきっかけとして辞めることにしました。
着いていける気が、しなかったので。

会社を辞めたのちは、
インターネットのみで完結するいくつかの案件を個人で受けました。

しかし……

疲弊した心身では当たり前にできるはずのことすら厳しく、
その上事前に打ち合わせた以上の働きを求められる場面が多くて(※)、

やっぱり着いていけなくて、やめました。

※現場ではいろいろ起こりますし、
進めていくうちに見えてくることもありますから、
事前の約束以上の働きが必要になるのも
ある程度は仕方のないことだと思っています。

 しかし、「コードを書いて納めるだけ」のはずが
プロジェクト全体の把握や進行管理まで負わざるを得なくなったり、
依頼者側で確認するべき、権限のない内容の判断が
なぜかわたしへ求められるようになったりして……

 そうなる要因はいろいろあるのでしょうが、
会社勤めの頃もそんな感じはありましたし、
わたし自身も原因を持っていて、多分に影響しているのだと思います。
なんか質問しやすいとか、立ち回りが下手だとか、その他。

 だからきっと今後も、どんな風に仕事を請けても、
同じようなことを、繰り返してしまうのだろうと……

 そう考えたとき、
適応することも対処することもできそうになくて、
諦めるという選択を取ったのでした。

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