特技よりも性質を活かす (夢での問答にて)

今朝、夢で何か人生に関する授業を受けていました。

授業内容について講師から受講者ひとりひとりへコメントを求められる流れになったとき、あまり内容を覚えていなかったから「ううーん何を言おう……」って考えていたのですが……。

……いざ私に尋ねられた内容は、授業内容とは関係のない

「あなたの友達が貧困にあえいでいるとき、何とアドバイスしますか?」でした。

(“貧困”という言葉選びではあったけれど、そこに込められていたのは「仕事が思うようにいかない、仕事を好きになれなくて(嫌いで)毎日がつらい」というような意味合い)

質問内容に意表を突かれながらも、

『まずは、「その人が1番稼げるのは、その人が1番得意としていること」と伝えます』って答えました。

……というところで、目が覚めました。

 

目が覚めたと言っても、夢の場面から引き離されただけで
まだ寝てるのと変わらない状態だったので、続きを考えてみました。

 

『1番稼げるのは、1番得意としていること……
とはいえ、“得意”や“好き”で真っ先に思い浮かぶものが社会の需要と合致するとは限らないので、そこはきちんと見極めていく必要があります。
得意だったり、好きだからこそ労働にできない場合もあります』

『たとえば私であれば、自分の根底にあるのは「良いものを作りたい」という想いです。
しかし、この想いがあるからこそ、どんなに良いものを作っても改善点や試したい点ばかりが目につき、本当に満足できることはありません。
また、興味のない作業や賛同できない制作に携わると、それだけで苦痛を覚えてしまいます』

『また、細かい部分まで一つ一つ、やり方を探ったり新しいことを学び考えながら丁寧に手をかけてしまいたくなります。
この性質に従いすぎれば、速さが尊ばれる資本主義社会へ乗ることは難しいです。かといって、ないがしろにすれば自分を傷つけていくことになります』

『しかし、「良いものを作りたいという想い」と、「つい丁寧に対応してしまう性質」自体は、悪いものではありません。活かしようは必ずあり、社会のどこかには求めてくれる誰かもいます』

『誰もがそういう要素を持っていますので、「自分にとってのそれとは何なのか?」「それが活きる場所はどこだろうか?」を見極めていくことが鍵となります』

 

……まで考えて、目を開けました。

 

夢の中でも割と明確に思考や判断をできる (縛ってくる諸条件がないぶん現実よりも明晰かもしれない) のに、なんで「これは夢だよ!」ってところだけ気がつかないのか……!
気づけたら明晰夢に突入できるのに!
明晰夢見たい!!

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