美味しい食事は生きる楽しみだと言いますが、
この漫画を読むと『毎日訪れる拷問になる方もいるのだなあ』という感想になります。
私は食べることが苦手です。
食べ物に興味がなく、何を食べてもだいたい同じだし量も食べられません。
おそらく、消化器系が弱いだけでなく味覚もかなり鈍いのでしょうね。
それってつまるところ
「お前の食事、一生全部おからパウダーな!!」
ってことじゃないですか。
見た目ステーキでもパンでも、口に入れると全部おからパウダー!!
醤油をかけても 味噌をつけても あらふしぎ!!
ぜんぶぜ~んぶおからパウダー!!!!!
どんな地獄よ
こうなると、好き嫌いがないというのも、
「嫌いなものがない」んじゃなくて、
「嫌いなものしかないから好きとの優劣がつかない」ってこと、なのでは……。
一応は好きなものも挙げられていますが、
好きなものはうなぎや寿司など魚類で、野菜や果物も好きです。
苦手なものは油っぽいもの、肉全般です。
食べ過ぎると気持ち悪くなります。
実際には、味としてはあまり変わらないのだと思うので……。
他人と味覚を比べることができないから分からない、ってだけで。
……というか、あれ???
好き嫌い(苦手)の基準が味になくないですか……?
「食べた後に体調が悪くなるか、ならなくて済むか」でしょコレ。
えっ マジで全部おからなんじゃ……!?(地獄ゥ!)
……書いてて思ったのですが、もしかしたら、
味覚、鈍いんじゃなくて、本当にないのでは……???
そういうタイプの先天性味覚障碍が、もしかしたら実在するのでは??
検索しても情報は全然出てこないんですけど……
後天的な味覚障碍、特に今はコロナによる味覚障碍に触れられている記事ならあります。
味覚の話と見せかけて嗅覚障碍について触れている記事も出てくるんですが。
先天的に味覚を全く感じない症状については出てこないですね。
しかし生まれつき痛みを感じないという症状が実在するくらいですから (先天性無痛無汗症/指定難病130)、味覚を持たない人がいても、不思議ではないと思うのですよね……!
全く情報がない理由は分からないですけど……
存在を認識されていないのか (そんなことある???)、
研究の対象として価値を認められていないのか……? (そんなこと、ある?????)
しかし、仮に生まれつき味覚がないとなると本人は気づかないし、
周りも「食が細いのね」で流せるし、
何より害がないから研究対象になりにくい気はしますね……
味覚がない場合の害って
「栄養失調になる」
「腐ったものや毒物など、食べてはいけないものを口にしてしまう」の2つになるわけですが、
前者に関しては体重を計測して対処することが一応できますし (漫画の方も実際にされていますね)、
後者については、そういう事を「起こしにくい」&「気づかれにくい」だろうと思うのですよね。
まず、
- 現代社会で入手できる食料は衛生管理がきちんとされている
- 腐ったものは味覚の前に視覚と嗅覚でも回避できる
- 食(味)に興味がないから冒険しない (生牡蠣食べたいとか)
あたりの理由から、「起こしにくい」。
そして、胃腸の弱い方は元々不調を訴えやすいでしょうから、
そうなると、多少の食中毒にかかっても「いつもの不調だね」で流すことができてしまって…………「気づかれにくい」。
そして、周りの人へ迷惑をかける症状でもないので、
結果的に見逃されている可能性…………
えーーーーー、
でも、
うーーーーーーーん?
そんなこと、ある……?
その真相については分からないですが、
想像すればするほど嘆かわしくなりますね……
無理やり良い要素を挙げるとしたら、
「美味しいという喜びを感じたことがないため、
不味いものを食べる苦しみも薄くて済む」
みたいな……
うんごめん…………
全ッッッッッ然 良い要素じゃなかった…………
もしも食べている時の脳波を取ってみたら、
食べるの好きな人とこの方とではあまりにも違うんでしょうね。
片や喜びでいっぱい、片や苦痛すら感じている……
食べている間だけでなく、食事を目にした段階から反応が明らかに違うのでしょう。
喜びが全くないから消化機能もますます下がるのだろうし、悪循環ですね……
「すべての食べ物がおからパウダー味」
という呪いを背負わずに済んだ幸せおよび感謝とともに、
ごはんやおやつを味わおうと思う次第です。
うまいいぃぃぃぃ