●思いついてしまった…………
新時代のベーシックインカム (BI) を…………!
●実現可能性はワカランし
関係者さんたちには多大な労力もかかってくるんだけど
ここはワイの落書き場なので
とりあえず思いついた内容をポイポイする
●最低生活費の基準額を仮に10万円としたら、
「毎月10万円を支給」ではなく
「毎月10万円を保証」。
●持っている銀行口座を合計して貯蓄と収入の合計が10万円以下だったら、
翌月10万円に足りないぶんを振り込んでくれるというもの
だから、最低生活費の保証にはなるけど
過度な贅沢はできない
だから本当に困窮している人たちを掬うことができる
(「救う」ではなく「掬う」としておく……)
●そのうえで、現在必要ない人達へはお金を払わずに安心感を提供することができる
年金受給者は、年金かBI保証かどちらかを選ぶ
支給はマイナンバーに対して
●そのため、実現にあたっては
銀行口座とマイナンバーの紐付け作業が要る
「政府がマイナンバーと銀行口座の紐付けをしたがっている」的なウワサを聞いたことがあるけど
これで紐付け推進できるよ☆ やったね☆☆☆彡
●この紐付けについて、
個人にやらせると口座を隠して申告するズルッ子が多数出てくるだろうから
申告の義務は個人ではなく銀行に課すのがいいとおもう
開設している口座の90%以上紐付けが終わった銀行さんのみを使っている人から順次適用開始、みたいな
開始が遅れると先に始めた銀行さんへ利用者さんが流出していきかねないので、がんばってくれるとおもう……
そして普及が早まるのだ
●会社用の口座はどういう扱いになるんだろう
たぶん個人に紐付けされると思うんだけど……
法人口座の扱いとか運用について全く知らないので
なんとも言えない
●法人を運用していると
口座に残金があっても実情は赤字で火の車、という可能性がありそうだけど、
生活保護の代わりとしてのBIだから、
この状況だと現状の生活保護も下りないはずなので
社長さん会社運用がんばって……!
●要するに考えが及びませんでしたすみません
最低保証だから、国民のすべてを助けられる内容じゃないと意味がないのだ…………
実際使うにあたって
●管理体制を盤石とするため
現金引き出しは不可能
完全電子マネー運用
こうしておけばタンス預金が不可
生活に余裕のあるひとが、貯金しようと溜めておくことは不可能になる
モノに代えようにも、それをすると生活費がなくなるからやらないだろうし、
そもそも最低生活費の額でどんな資産を買えるんだって話にもなる (なくはないけど)
敢えて収入を絶ち、貯金を全額下ろしてそういう運用をする人が現れる可能性はあるけど、そんなに多くはないと思う
入ってくる額が10万円以下だし、最初は安定運用されるかの信頼もないし大抵の人は慣れ親しんだ生活から離れられないだろうから
ほとんどの人は働き続けるんじゃないかな…………希望的観測w
まあ、仮に転売で儲ける人が出てきたとしても
売上を持った月はその分BI費が減るわけで、
だからまとめて大きく儲けた場合なら
その分の税金がかかってくるわけでな……
●実際使うにあたっての流れは、
デビッドカード払いと同じ
その際、銀行口座に残高がなかったら
BI口座から不足分が支払われる
引き落とし払いも同様で、引き落とし時に口座残高が足りなかったら
BI口座を見に行って、残金があればそこから引き落とす
デビッドカードは、クレジットカードよりも
対応しているところの少ないのが難点だけど……
なんとか大手スーパーとコンビニでは使えるようにしていただいて……
そうしたら、生活用品が一通り買える
生活を保護できる
●生活保護には「不要な贅沢を防ぐため、現物支給にするべき」という論もあるけど
- 運用コストが高い
- 買うものを自由に選べない
(アレルギーや病氣で生活物資を厳選せねばならない事情を抱えた人もいる) - 受給者(使用者) が誰か分かってしまう
- 恥や攻撃の感情を喚起することがある
- 貧困ビジネスに目をつけられやすくなる
といったマイナス面がセットだった
だけど、デビッドカード運用ならこれらのマイナス要素を一挙解決
追加の運用コストは低いし、買い物の選択肢も広いし、
普通にお買いものしてるのかBI払い(貧困状態)なのか見ただけでは分からない
運用システムの準備
●買い物時に口座残高がマイナスへ達したら、
BI口座から引き落として支払うっていうシステムをつくる必要がある
銀行さんが……
苦労する……!
●BI口座ないほうが話は早いんだけど、
前述の通り、銀行口座へ振り込むと
引き落として現金に代えて貯金し、手元にお金があるのに翌月も支給を受けることができてしまうので
それを防ぐためのBI専用口座というのはどうしても必要になる
●あと、経済状況を把握するシステムも必要になるね
銀行さんが口座の残額・入金額を計上して行政へ報告し、
受け取った行政はマイナンバーごとに集計して
所持額・収入額が10万円以下だったら翌月BI支給する
計算システム
初期コストは大変だとおもう……
運用の費用
●走らせ始めたら、運用費はどれくらいかかるのだろう……
国民全員に一律BIするよりは全然かからないと思ってるんだけど
利用者がどれくらいになるかによる
現状の貧困が6人に1人、15%とされていて、
その倍が利用すると30%
面倒なので人口の1/3が利用するとしてみると
ベーシック・インカムの財源を社会保障費と同程度の30兆円程度で賄うとすれば1人あたり給付額は月額2万円強となってしまう。
とあるので、
支給対象が人口の 1/3 なら6万円配れる
1/4 なら8万円 1/6 なら12万円
現実的なラインに乗ってくる
もう少し上乗せしたければ、
同じくニコニコ大百科の「ベーシックインカム案」ページで
賢くて詳しいひとたちが財源の確保案をいろいろ考えてくれているので
それをつかえばいいんじゃないかな!(訳:ぼくにはわかりません)
適用後の未来想像
●現状、貯金は大善とされているけど、
このBIが浸透したら
その価値観はひっくり返るかもしれませんね。
だってお金持ってないほうがお得なので。
持ってなければ毎月もらえるので。
現金にも資産にも代えられないから。
●株には流れるかもしれないけど。
しかし、それならそれで経済が活性化するのでばんばんざーい
……に、なるのかどうかすみません、分かってませんw
それでも、使用の用途は制限しないほうがいいと思うんですよね
それやっちゃうと管理コストが跳ね上がるから。
●そうは言っても、なんだかんだでほとんどの人は働こうとするんじゃないでしょうか。
貯金なしの月10万円くらいで暮らしていける人、そんなに多くないだろうし。
健康な成人複数名の家庭なら、慎ましく暮らしていくことも可能かもしれませんが……
働かないと落ち着かない、ずっと家にいるのはしんどいって人も一定数いるみたいですし。
欲しいものがある人もですね。
働かなくても暮らしていける学生さんでもアルバイトしている人が珍しくありませんが、それと同じくらいの比率で労働する人がいるんじゃないかな、と思います。
(現在だと、その比率をきちんととろうにも苦学生さんや就職に向けた社会勉強に追い立てられて、必要なくても働いている人については調べられなさそうですが)
とはいえ、働きたい人にとっても、いざとなったら慎ましく暮らせば休むことができるというのはとても良いですよね。
前述のニコニコページでも少し触れられていますが、ブラック企業も態度を改めざるを得ないはずです。
●そうは言っても、東京の家賃だとさすがに厳しいので……
地方に人が分散するかもしれませんね。
(地方だからって生活コストが安いとも限らないらしいですが)
そうなったら、追々東京の地価も下がっていくのでしょう。
現行の生活保護課も相談窓口として残りそう
●規模は縮小できると思うのですが……
●銀行口座を持っていない人は現金給付やむなしですし、
新しい仕組みへついていけない人やトラブル等のサポートもきっと必要で、
他にも、事情のある人達へ向けて。
前述の、「口座に残金はあるけど実質赤字」の場合とか
「アレルギーや病氣で生活物資を厳選せねばならない事情」があるけど
購入にデビッドカード払いが使えないとか。
●あと医療費の相談ですね。
現行の生活保護だと、医療費が無料(現物支給)で、
そうじゃないと利用できない人もいるでしょうから。
その場合は、現行の生活保護と同じような感じで
お役所の管理(監視?)下で病院を利用する。
●……BIの利用形跡があった時点で、
その人 (もしくは世帯) は周囲の助けを必要としている可能性があるので、
相談を受動的に受けるだけでなく、
助けの声掛けもやっていいのかなぁ……という氣もします。
●ただ、それは現状を基にした発想で、
もしもBIが制度として整えられたなら
もっと氣楽に使われていくかもしれませんから、
うーん……
対応の手間が増えるだけになるのかなぁ。
プライバシーにも関わってくるから、踏み込まれたくない方もいるでしょうし。
(BI口座の使用分については、その内訳をある程度把握されることになってもいいと思いますが。
内容によってお咎めを受けるわけじゃないけど、節約されるに越したことはないので、利便性には影響せず「でも使うのなんとなく氣持ち悪いよね」くらいの感覚を持つことになるのはいいのかな、と思います。
まあ、大した抑止力ではありませんが……クレカの使用がこれで減ることはないわけですし)
(現状のクレカ使用用途レベルの記載だから、やましいものも買って大丈夫です。鴻池剛せんせえも安心w)
そのほか&おわりに
●………………。
という感じで、どうかな………………
●世帯でなく個人に対する給付になるから、
DVから逃げやすくなるといいなぁという思いもある
引っ越し費用はどうするんだとか
その状況下だとBIのお金は搾取されているのでは、という可能性もあるけど……
それはおそらくBI(だけ)で解決できることではないので、ここでは触れないでおく……
●逆に、搾取というわけではなくとも
家族単位の生活費に組み込まれちゃうと
自立が難しくなるというのはあるかも
旦那さんが家賃、奥さんが光熱費&雑費、お子さんが食費、全員BIのお金で暮らしている、みたいな状況
●お子さんは一人暮らしや結婚により親元を離れることを望んでいるけど、
ご両親は働ける状態にない&
お子さんは、
自分ひとりの生活費ならBI費でまかなえるけど
ご両親の食費までの負担はできない、
ご両親の食費分くらいなら働けるけど
働いた分はBI費が減るから自身の生活費&親御さんの食費を賄えるまで働かないといけない、
しかしそこまで動くのは難しい……
●こういう状況下だと、葛藤が生まれそう
急に生活水準下げるのも難しいだろうし
●また、貯金が一切できないのもつらいところ
未来への投資が実質できなくなるから……
子どもたちへの教育や不測の出費どうすんのっていう……
「真冬に暖房器具が壊れた」とか……
しんでしまう
BI費によるある程度の貯金を許容する……?
支給額を最大10万円/月として
BI口座の残高を最大30万円とするみたいな……
●普通に働いてもいいので
誰もがBIで暮らす前提では考えなくていいんだけど、
BIで暮らす前提の人たちに関しては考えなきゃいけないことだと思うから……
●だけど、考えてると「どこまで助ければいいのか?」という疑問も浮かんでくる
「真冬に暖房器具が壊れた」だってさ、あと「ギャンブルで生活費をスッちゃう」とかもさ、「そんなのほっとけ」で終わらせてもいいわけだよ
実際、そういう困り事はあらゆる人達が経験していて、みんなそれぞれ乗り越えたり自制したりしてるわけだから
●なんでもかんでも行政が手を差し伸べるのは、「そんなことに税金を使う必要はない」という意味でも「個人の生活へ立ち入り過ぎである」という意味でもおかしい、
この考え方も正しいと思ってる
●でも「そんなのほっとけ」という考え方は、個人にとっては適切でも
「健康で文化的な最低限度の生活」を誰もへ保証する立場がたどり着く結論としては
不適切だと思うわけですよ
結果的にそうするしかないとしても、
「それでいいよね」とするのはどうかと思うの
●うーん
分かんない
分かんないことだらけ
●あとドシンプルに考え忘れてたけど
収入が現金払い(または外国の銀行口座への入金) だったら毎月の入金計算で検知できないよね
どうすんのっていう
不適切に受け取った分は確定申告で返すのかな
●えっ自己申告なの
ソレ……不正されない?
って頭をよぎったけど
確定申告における不正の心配は
BI関係なかったな…………
●紐付け申告もそうだけど、
システムだけでズルッ子を防ぎきるのはやっぱ無理かな……
もちろん、認めるわけではないんだけど……
●………………。
という感じで、どうかな………………(2回目)
●経済のこと、税金も資産運用も株も
そのほかそのほかまったく分かっていないから、
あからさまにおかしい大穴が開いてるかもしれないけど
思いついたのでした!