「数%の人間」になるのはさほど難しいことではない
(※なったからどうこうとかは特にない話)

自己啓発でちょいちょい見る表記に、

「実践する人は数%しかいない」

というものがあります。

その後の展開は
「良い情報を提供しているんだから、もっと実践して欲しいなあ」という筆者さんの願いだったり
「だからあなたはその数%になるんだ!!」という焚き付けだったりに続きますが……

 

この数%という数字。

『もしかしてコレ、2:8の法則 (パレートの法則) と同じように
なんらかの法則に沿った割合なのでは?』

という可能性が頭をよぎりました。

 

2:8の法則ってアレですね、

働き者に見えるアリたちですが
実際に働いているのは8割で、
残りの2割は巣でのんべんだらりしている、

働いてる8割を取り除いた場合は
残された2割からまた8割が働き2割が休むという比率で組織が機能する。

人間社会も同じような比率で動いている、

という話。

 

で、

自己啓発……
……に限らないかな、
反応率というか、
人が何らかの発信をしたときの行動率……?

ちょっとこう、母数の設定を何に置いて何と呼べばいいのか分からないんですけど、
まあなんかそのへんw

の、反応行動の発生率って数%なんじゃないかな、という氣がしたのでした。

Twitter使ってたら。

 

氣付いたきっかけはしょうもないことです。

今年の夏は、Twitterで積極的に人と絡んでいたのですが

(といっても人との関わり回避方向のわたしなので、いいねRT引用リプライという間接的な絡みです。
そして、絡むこと自体は目指していなくて『言いたいことが生じたら遠慮なく発言するだけ』という方向性でしたけど)

あるとき、

『遠慮しないとはいえ……
目立ってたらヤだな……
引用RTとか……
通知に発言内容も出るし……
つかう人少なそうだし……』

と思ってw

Twitterでは他人のツイートでも
いいねRT引用の件数を見られますから、
なんとなーく眺め始めたのです。

そこで『あれ……反応率、ほとんどが数%だ』と氣付くに至ったのでした。

 

RTの数はいいねの数%。
引用ツイート数はRTの数%。
行動に手間が必要になるほど、数%で絞り込まれていく。

だいぶ雑ではありますが、そんな傾向が見て取れたのでした。

ツイートの閲覧数は表示されないので、
閲覧数に対するいいねの割合は分かりませんが……
これも恐らくは数%だろうと予想しています。

というのも、動画付きツイートの再生数なら表示されるので
それを参考にしたところ、
いいね数が再生数の数%だったからです。

 

さすがに、タイムラインに流れてきた動画を再生する割合(≒流れてきたツイートをしっかり読む割合)までは分かりませんが……
これは何十%か行くかもしれないですね。

チラシの反応率調査でも、
行動した人の割合は少なくても
チラシを見た人の割合は結構高いらしいので。

チラシの反応率はだいだいどれくらい?|StarFish
チラシの反応率は、千三つと言われた時代がありました。1000枚のチラシで3件の反応ということです。パーセントにすると0.003%です。しかし、今では5000に1つとも10000に1つとも言われています。 もちろん、業種によって異なります。不

(でもこういうのって見た人の割合どうやって測るんだろうね、氣になるなぁ)

ちなみに、

『今回思いついた数%論はチラシの反応率にも関係あるのか?』

という疑問も湧きましたが、

上記を見た感じ内容の吟味がかなり入るようで当てはまらないですね。
お金や生活への実利計算が深く絡むためでしょう。

単純な「反応(反射)」による行動に絞ったら
この数%、だいぶ当てはまってそうな予感はあるんだけどなあ。

ま、あくまで予感に過ぎないのですが。

 

ちなみに、Twitterの方でも
よく吟味される (人の思惑が強く絡む) と思われるツイートでは
この数%反応率は大幅に崩れます。

印象的だったのは

「お財布を失くしてしまいました。
こういう見た目で、落とした場所はおそらくこのあたりです。
大切な写真が入っているので、近場の方はどうか助けてください」

的なツイートで、
これはRTがいいねの倍ほどされていました。

本来ならいいねRTの行動を取らない人も
助けようとRTしたんやろな……
優しい世界……

 

そんな感じで、

『発信に対する反応率は数%が多いと発見した!(かもしれない)』

というお話でした。

意図による変動については、内容のほかに
ツイート主との関係性 (身近な人の発言なら反応する 等) も絡んでくるんでしょうね。

そういう身内でワイワイするようなツイートについては
閲覧の絶対数が少ないのでわたしのタイムラインまで流れてこない
&割合を見られるほどの数値が上がらないのと、
関係性を見極めることの手間もあって
ざっと見ることができませんし、
そこまでするほどの興味もないので『まあいっかー』のみのコメントとします(雑)

 

あとここまで書いてて氣がついたけど
返信率を…………
返信の率を見るのすっかり忘れてたわ………………(雑)

まあそもそも
可能性に思い至ったのもメインの検証も雑な感じですから、
今後も氣が向いたとき雑に眺めていこうかなと思います。

 

そだそだ、この氣付きを通じて思った言いたかったことわすれてた

『こんな何氣ない行動で数%の人間に入れるんだから、
「数%の人間になる」って案外簡単だね。
そして大したことでもないね』

『でもそんな簡単な一方、数%に入るどころか登録すらしてないSNSもある。
だから数%じゃない人間でもある。
SNSだけでもそうなのに、世界はSNSだけじゃない。
だからほとんどのことにおいて、わたしは数%の人間ではない』

『そんなモンなんだから、
数%数%って躍起にならなくていいよね。
自分が自然にできること、やりたいと思えたことで、自然に動いていこう』

おわり。

 

余談

チラシの反応率調査でも、行動した人の割合は少なくともチラシを見た人の割合は結構高いらしいので。

チラシの反応率はだいだいどれくらい?|StarFish
チラシの反応率は、千三つと言われた時代がありました。1000枚のチラシで3件の反応ということです。パーセントにすると0.003%です。しかし、今では5000に1つとも10000に1つとも言われています。 もちろん、業種によって異なります。不

余談だけどこの引用ページ、
最初の方に

1000枚のチラシで3件の反応ということです。パーセントにすると0.003%です。

ってあるのですがコレ
0.003%じゃなくて
0.3%だとおもうの。

3÷1000に
100掛けるのを忘れたんやろな……

ツッこまずにおれんかった……

(でも直接指摘する (コミュニケーションとる) 氣はない)

 

タイトルを始めとしてちょいちょい誤字もあるし、
筆者さんは多分文章よりも喋りの方、
じっとしているよりも足で稼ぐタイプの方なんじゃないかなあ。

だから何だという話でもないのですが。
こうやって何氣ない手がかりから人となりを推測するの好きなんや。

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