幸福だったはずの今を探しに行く

今日の辻ヒールは、
負荷が高じて鬱になって
さまざまな不安障害も出てきてしまって

それでもがんばったけど、
体の方も病氣になっちゃったから
今では睡眠薬飲んで寝てるばかりのひと。

という背景は、壮絶なんだけども……

本人を見る限り、結構大丈夫な人っぽい印象なんだよなあ。

 

発言の内容がどんなに危なくても、
その人自身の根本は意思が自己がしっかりしていて、安定感もある人物像であることが伝わってくる。

だからって本当に大丈夫と断言はできないのだよって、わたし自身がよく体験していることでもある……

主観でどんなにやつれててもつらくても、
立って座って人間の形を保っているのが精一杯でも、
「あなたなら大丈夫でしょ」って扱われちゃう……

 

いや、うん、実際のところソレ
否定ができるわけでは確かにないんだ。
“大丈夫な人”というのは、合ってる。

でも、その「大丈夫」は、落ち込まないとかキャパ超えが起こらないとか自殺しないとか
そういう「大丈夫」ではないんだ。

「大丈夫な人」というだけであって、
その大丈夫を超える負荷を受け続けたら
やっぱどっかで決壊はしちゃうんだよーーーーーー

あーーーーーー

実感を伴って分かってるのに…………!

この人が大丈夫そうにしか、見えない!!

 

他者を通して見て初めて、腑に落ちることがある……
わたしも人からこう見えてんの?
そりゃ「あなたは大丈夫」って扱われるわ。
つら……

(逆に、『そうだよなあ
どんなに大丈夫に見えてもそう見えるだけで
大丈夫じゃないときは大丈夫じゃないよなあ、
「大丈夫でしょ?」って言われて
「わたしは大丈夫なはずなのにどうして大丈夫じゃないんだ、怠けているだけなのか」って自分を恥じる必要ないよなあ』と思える安心感も得ました)

 

そんな感想を持ちつつ、
自分と重ね合わせて見ていても仕方がない。
仕事しよ、仕事。

 

大丈夫な人は、本質は実際に大丈夫だから
元氣さえ確保できれば立ち直ることは可能だし、回復のスピードも早い。はず。

だからエネルギー補充で対応したいところなんだけど……

 

「仮に元氣が出たとしても、どうせすぐまた死にたくなる。
だから戸惑ってないで一刻も早く死んでおかないといけないのに」

 

その心境は……
ほんとに………………
刺さる…………………………

 

だから、ここで補給してもあんまり意味がないんだ。

一日目の子ならまだ、
元氣によって動ける範囲を広げられる可能性、そこから突破口を作っていける可能性もあったけど
この人の場合はかえって、突破口を作っても周り……家族に潰されるかもしれない。

お金に困っているのが苦しさの要因なんだけど (お金だけではないけど、とりあえず金銭面がなんとかなればもう少し落ち着けるはず)、
でもこの人が仮に収入口を持てたり、
福祉に拾ってもらえたとしても、家族に持っていかれそうなんだよなあ。

お金だけならまだいいとすら思える……多分自尊心も持っていかれる。
多分というか、現時点で既にそんな氣配ある。

 

小さな対処療法じゃだめだ。

それをすることが無駄とは言わないけど、こう、もっと、
もう少し景色が開けるなんかないのか……!

あーもう、どうすればいいんだ!!

だめだわかんねぇ。

 

……こういうときこそ、基本に立ち返ろう。
この人の本質はなんなのか。

この人が元氣で、不安も悩みもなく、全力で生きていたとしたら、
それはどんな人生だったろうか?

それが分かれば、
今の中でできることも見いだせるかもしれない。

可能性を見てみよう。

 


 

大きなホール、何千人もの観衆が熱狂している。
この人が立つのはその中央にあるステージ……
ではなく、観客席。
それもかなり、ステージから離れている。
ステージから見て左上側、2~3階分くらい離れた場所。

だけどその距離をものともせず、最前列にいるかのような熱狂っぷりだ。
アイドル好きだったそうだから、そのステージを見に来てるんだろう。
いわゆるアイドルオタクの正装(?)もしている。

推しを応援するハッピを着て、ハチマキ巻いて、
うちわやサイリウムを持ち、声を上げている。
ついでに厚めで大きい丸メガネもかけているw
だけど「オタク」への偏見から生まれがちな陰湿さや嫌悪感はない。

素朴で少し垢抜けなくても雰囲氣は爽やかで、
>▽< という感じの大変明るく楽しそうな顔をしている。

 

全力熱狂のステージを声を上げっぱなしで終えると、
今度は仲間たちとワイワイ打ち上げに行く。
おいしいものもいっぱい食べる。

 

この人にはユーモアも愛嬌もあって、何となくみんなを盛り上げつつ引っ張っていくタイプのようだ。
この人自身に、アイドルというかスター的な素質があるんだろう。

ステージに立つわけではない、もっと身近なスター性。
一方的に視線を集めるだけがスター性ではない、みんなの中にいてこそ活きるスター性。

 

打ち上げも終わると、解散して、路線が同じ人とは行けるとこまで一緒に行って、
それも別れて、電車を降りて、
一人になったら、

今日を思い返しながら家までの道のりをゆるゆる歩く。
千鳥足みたいに少しふらつきながら。

 

みんなでワイワイするのが好きなのだから、
1人の帰り道は寂しいのではと思いきや

全力を尽くして思う存分騒いだし、楽しかった新しい思い出に満足していて、
充実感で胸がいっぱいになっている。

 

そしてまた、次のイベント事を楽しみにする日常というか、時間が始まる。

「つらくなるときもそりゃあるけど、
推しのことを考えると元氣になっちゃうから
推しのことを考えるしかない~!!♥️♥️♥️

(ちなみに、つらいことはなさそうw
普段は会社に勤めているけど、楽しんではいないけどつらいこともそんなにない。良くも悪くも仕事には意識を向けていない。
仕事しながら推しのことを考えてる時間はけっこうあるw)

 


 

……………………。

なるほど。

 

これが理想(もしくはそれに近い情景)だったとして、

何一つ現在に反映されてない……

もう楽しめないから、アイドル趣味は捨てたらしい。

みんなでワイワイ盛り上げ盛り上がりするのが好きっぽいのに、友達いないらしい。

ついでに食べ物もあんまり受け付けないらしい。
食べたいものはあるけど、胃が受け付けないから無理だと。

そらウツにもなるよな!!

 

この中で1番致命的なのは「みんなを盛り上げ、盛り上がり」というこの人の創造性が発揮されてないことかな。

趣味も食べ物もそら大切だけど、何かから受動的にエネルギーもらう行為だからね。
能動的な創造性を封じられてる (封じてる、そうするしかないと信じ込んでいる) ところをなんとか手当てしたいな……

 

せめてご家族を相手に創造性を使えないかな。
この人を追い込む面もあるご家族だけど、悪質というより余裕がなくてそうなってるみたいだし。

お金は取るかもしれないけど、
話に考えにケチもつけるかもしれないけど、
ユーモアまでは奪わないとおもう。
だからまずは、そこから。

 

忘れた感覚を少しずつ思い出す必要があるだろうから
最初は小さなユーモアを、
そして既に手の届いている小さな範囲だけで。

その小さな活用をきっかけに、
場が広がって活躍となっていきますように。

 

ご家族とも、今より摩擦の少ない関係性を作れるように。
これまでの積み重ねから来るご家族への悪印象、それに振り回されないように。
ご家族の八つ当たりを無意識に呼び込まないように。

 

そんなことを思い浮かべながら、無意識の調整をしました。

 


 

調整を終える頃、相手の方がわたしの方を見て話しかけてきました。

無意識の片付けが進んだために、
わたしの存在に氣がついたようです。

 

「……あなたは?」

 

…………それで思い出したけど、

事前の許可とってねぇな!!!!!

 

今日の人には、話しかける内容が特に思い浮かばず、
また相手も言葉を必要としているわけではなさそうだったので、
曖昧に笑って軽く頭を撫でるにとどめました。

その人の側に、その人の守護靈さんが立っていて、
二人に手を振って、今回の対応を終わりとしました。

 

感想とか所見とか

事前の許可とってねぇな!!!!!

……また?
またなの??? (;∀;)

なんかここまで思い出せないとなると

思い出せないことに意味がある、
思い出す必要がないから思い出さない、
思い出さない方がいい、

という氣すらしてくるなぁ……

それらが正解なのかは、正直分かんないんですけども。

「思い出さなくていい」が正解かもしれないし、
正解ではないけど正解と思い込ませることで
罠にハメようとしている存在がいるのかも、しれない。

 

もしくは。
「事前の許可をとるべき」をわたしは正解だと思っているけど、
それはいつでも誰にでも当てはめられるものではないのかもしれない。

つまり、思い込みに囚われているということ。
視野が狭くなっていて、
都度都度見るべきものが見えなくなっているのかもしれない。

 

正解は分からないけれど、
とりあえず4人辻ってみて思ったのは

『みんな、助けを求めていたんだな』

ってことです。

だから許可を確認する必要あった? ってくらい、素直に受け入れてくれたんだなと感じました。

 

……本当に相手を見られているのなら、ですが……

自分に都合のいい妄想を見ている可能性も否定はしきれないです。
見ているものが本当かどうかについて、わたしには分からなくて、信じるしかないというのが実情です。

実際に相手がいてやり取りをしているときの仕事ぶり(成果)を考えると、大丈夫だと思うのですが……いつも心当たり大アリで喜んでいただけるので(ありがとうございます)。

しかし仕事としてやってるときも、自分が見ているものの確証は同じくらい無い!のです。正直なところ。
これはもう、慣れるしかないんですが……不安にも、情報を受け取る感覚にも。

実際の成果は、自信の有無では決まりませんね……

 

仮に辻ヒールが妄想の産物だったとしても、
それならそれでひとつの物語と捉えて書いていけばいいかなと思ってます。

本編や感想の中で、役に立つかもしれない知見をお伝えすることはできますし。
実例や具体例を交えた方が、理解しやすいこともありますよね。

 

正解と思い込ませて罠にハメようとしている存在がいるのかもしれない。

こういう活動は悪意の靈たちにとっては邪魔ですから、目の敵にされていて、なおかつ靈的領域に近い動きということもあり、妨害による影響が入ります。

(まあ靈的領域に近くなくてもそうなんだけど。
だから新しい物事は、軌道に乗せるまで自己の弱さを振り切って本氣出さないと進まないのだ 守護側も本氣試してくるし)

その強さは相手や状況によってまちまちですが、この邪魔を防ぐところからが仕事です。

しかし一方で、守護靈たちの応援や補佐も必ず受けます。

わたしとしては最近は妨害を全然感じなくて、施術がとってもラクですね……
高次元の波長に触れたり自分自身をその状態へ向けていくことで、やればやるほど氣分がいいです。

 

……と見せかけて、その影では
すでにどこかで足元掬われている可能性も否定できません。

大丈夫と思っていたことが実は既に崩されているという可能性もある、
これはだめだと決めつけて他を見ようとしないのは誘導されているという可能性もある、
何がいいも悪いもなくおちょくったり疑心暗鬼にさせて笑われているだけの可能性もある、

そういうのがわたしには分からないように混ぜこまれてくるので、何を信じたらいいのか分からないです。

(イタズラや悪事の基本は「それをしたとバレないこと」です)

 

原則として毒になることは言えませんが、しかし毒が必要になる事もありますし……

ひとつひとつ、
「これは、こうだ」と、自分で選ぶ、
選んだことは、間違っていようとも伝える、
という責任を覚悟して発していきます。

(という方針になるのはわたしがだいぶ頭カタい方のスピリチュアリストだからで、大抵のひとはもっと(いい意味で)ゆるくやってると思いますw)

(このカタさ、考えること、検証することはわたしの創造性ですからね、
これでいいんだろうと思います)

(そうやって『これでいいんだ』と思うのも、罠かもしれないんですがw)

 

無意識の片付けが進んだために、
わたしの存在に氣がついたようです。

前回の男の子もそうでしたが、
状態が落ち着くと周りが見えるようになるんでしょうね……
やっぱり、思い詰めれば視野が狭まりますよね。

実際に相手と話しながら施術するときは、わたしの存在に氣付かれないことってありえないのでw
なかなか面白い氣付きでした。
知ってみれば当たり前なんですけども。

 

ご家族とも、今より摩擦の少ない関係性を作れるように。

一見暖かい記述ですが、
これって必ず暖かい関係につながるわけじゃなんですよねえ。

場合によっては、断絶が最善ということもある……
わたし自身も親に対してそうしていますし。

……と、わたし自身とやらは思っているのですが……
『本当に?』という疑問は尽きないです。
自分が嫌だからって、真実を曲げて自分に都合のいいこと言ってない?
って。

 

「仲良きことは美しきかな」という言い分も
そうだそうだ正しい、と思ってて…………

う、うーん……でも
あの人たちがああいう感じで、わたしがこういう感じなら、
一般的な仲良しに当てはめて幸せな関係になるわけ、なくない……??

う、うーーーん
うーーーーーーん

(思考の沼にハマる)

(人のことはバシバシ見ますが、自分のことは分からないです……
自分に分かる範囲のことはすべて分かった上で、
尽きることのない次の課題に向けて視野を広げる必要が出てくるので
当たり前なんですけども。
まだ見られないことは、まだ見られないのです。
だからこそ、なにか見出して抜けたときは本当に爽快です)

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