死後の世界はどんなものだと思うか

ご質問

私はもうすぐ自殺を決行します。そんなことはどうでもいいのですが、皆さんは死の先をどんなものだと想像していますか?天国や地獄は存在している?すぐに生まれ変わる?

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お返事

おっと、いっちゃうんですか?
本当に、どうでもいいんですかね?

死の先は、死んだときのご自身の思いが、ずっと続く、生きていた時間の何倍も長く続いていく、そんなところだと聞いています。

悲しかった人はその悲しみが。
怒りに燃えていた人はその怒りが。
悔しかった人には悔しさが、
後悔している人には後悔が……

孤独な人は、ずっと孤独。

肉体があるうちなら食事や入浴、他者との交流等々で多少気持ちを上向かせたり可能性を拓けることもありますが、
肉体を失ったあとだと、そういったきっかけを得ることは実質不可能になります。

天国や地獄について、
それらは自分の気持ちでできています。(本当はこの世でもそうです)

生まれ変わりについては、
その人が“前世”の隅々までを振り返り、思いを馳せ、また好きに過ごしたりしながら「もう一度生まれたい」と思うまでの時間が影響しますので、一定ではないようです。

“一生”の終わりというのは実は
肉体を失ったときではなく、
その先の先でまた生まれ変わりたいと思うまでなのではないか?
と言っている人がいて、
面白いなと思いました。

楽屋裏コメント

わたしの一つ前の回答に

「ほとんど誰も戻ってこないからきっと良い世界」

という内容の投稿があって、

テーマがテーマではあるんですけど
『その発想はなかった』って
ちょっとニヤニヤしてしまいましたw

自分の中にない発想ホント好きねw
倫理観より好奇心ww

でもね、だからこそ無粋ながらツッコミたくもなってしまいまして、

戻ってこない == 良いところ って予測に、
わたしは賛同できないです。

ある人……というか、
あるゴリラが言うには、
死の先は

「苦のない穴に、さようなら
(Comfortable hole bye)」

らしいです。

上記の発言以外は初めて知りましたが、
ココちゃんとても知性的な発言をしてたんですね……!

環境問題への意識を持っていることに驚きです。
言語は教わったとしても、知識まではきっと教わっていないよね?
動物ってそういうのを直感で認識できるってこと……!? 非常に興味深い

穴。

……穴に落ちることは、生きている間にもありえますね。
そもそも落ちるような穴がそんなにないってのはありますけれども、
崖からの転落事故なんかは、ちょくちょく聞く話です。

その当事者たちが“帰らぬ人”となったとき、
その理由は、居心地が良かったからなんでしょうか?

違いますよね。
「戻ってくる手段がなかったから」が、正解です。

それに、人が行き先や居場所を決める動機は、居心地の良さだけではありません。

戦火や貧困から逃れて安全な他国へと亡命した人が、たとえひどい場所であっても祖国を懐かしみ、いつか帰りたいと願い、そして実行しても、それは不思議な行動ではありません。
彼らにとって、居心地の良さよりも魅力的な“何か”が、祖国にはあるわけです。

同じように感じる人は必ずいるはずで、
これを願う人、実行する人、そして成功する人の順に徐々に減ってはいきますが、
母数が大きければ、存在は必ずやしているはずなのです。

にも関わらず、「誰も(ほとんど)帰ってこない」というのは、
「帰りたくない」という心境に寄るところではなく、
「帰る手段がない」という物理的な理由の方が、
正解に近いはずなのです。



ご質問者さんは、
このような投げかけをするからには
「苦痛の穴の底」にいるような状態なのだと思うのですが……

どんなに抜け出せそうになくても、それでも、
自死を選ばない方が、報われる可能性は全然大きいんですよね。

死後に手助けを得られる可能性もまったくのゼロではないんですけれども、自ら死を選んでしまうと、向こうの住人は誰も手出しできなくなってしまう (というか、手助けが届かなくなってしまう) ので……

この世にいて音声を聞き取れても声が届かないのに、
音声そのものを聞けるかすら心の状態に左右されるあの世で
周りからの働きかけを受け取れるわけが、ないのね……

……ということを知っていてなお、
もうそれ以外の道を考えられなくなる心境も、
まったく理解できないわけではなくて……

だから、わたしは、死の選択を止める言葉を持っていないです。
わたし以外の言葉も、きっと届かないですよね。

だから、自分から、止める選択をしてほしいのですが……

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