MOTHER3の感想メモとED後の小話捏造

MOTHER3遊びながら感じたこと、
エンディングを見た後に浮かんだことを記述しました。

元々公開しようと思ってはいなかったものなので、
いろいろと乱雑ではあります。
あとわたしは小説を書ける人ではないんだ。

(訳:とてもはずかしい&ショボいですごめんなさい)

 

ネタバレ容赦ないので
クリア後の閲覧がオススメですー

あとなぜか、ペルソナ2も巻き込まれて
地味なネタバレ(??)を
されています注意。

 

ネタバレ防止用空白

 

  

 

    

 

      

 

        

 

          

 

感想メモ

たくさんのことを思ったはずなんだけど、
メモってなかったので忘れてしまった……
ので、メモってた分だけ記載してます

なんでこんな半端にメモってたんだろう……

(記事にまとめているのがメモ書いてからだいぶ後なので思い出せない)

 

ブタマスクたちって
何気に頑張り屋だよね

ヨシダさんいいひと

 

ドラゴやさしい……

 

フリントさんは……リュカを放置しすぎでは…………

フリントさんがそんな、リュカの方を一切向かなくなってしまっては
ある意味リュカをも失ったことになってしまうじゃないか……

もちろん、関わりの多少に関係なく
実際に居るのと居ないのとでは大違いだし
悲しいのは分かる、諦めきれないのも仕方ないと思う、

でも、捜索にすべてを尽くすのではなく
残された人を大切にすることもしてほしかった…………

それとも、全てを投げ打たなければ
手を抜いたように感じてしまって怖かったのだろうか

ゆっくりしている暇はない、あと10分探せば見つかるかもしれないんだ、
彼の時間のすべてがそういう使われ方になってしまったのだろうか

 

レジーさん生きてて嬉しいよ 村から離れてたのかな

 

エンディング納得いかないよおぉ (;ω;)

ていうかスタートからだよ…………救いがねぇよ…………
ペル2罰並の後味のわるさ……
いや単純に“わるい”と言い切れないやつではあるけど……
いやペル2罰よりは救いの余地あるかな……

ぐぬぬぅモヤモヤでどんよりだよ!!

 

そんなもどかしさを胸に
他の人の同じ想いを検索してたら見つけた記事

ゲーム『MOTHER3』の怖い没データ
皆様は『MOTHER3』というゲームをプレイなさったことがございますでしょうか。 MOTHER3 ゲームの『MOTHER』シリーズといえば、あの有名なC級コピーライター糸井重里氏が手がけた人気RPGですね。 過去全3作品が発売されており、 一見、子供向けのゆるいゲームなのですが、実はシビアな大人の側面もある、「おとなも...

このラストじゃなかっただけマシ……だというのか……

いやこれはこれで見たかった気もする
えげつないの好きではあるんだ

 

というのはある程度どうでもいいと思いながら眺められる対象
距離を置いて見られる対象に関して言えることであって

むっちゃのめり込みまくり思い入れまくりの対象だったらそんなの

うわああぁぁぁぁ

クラウスううぅぅ!!!

ああーああぁぁぁぁ!!!!!

 

そんなわけでわたしはエンディング後では
ヒナワさんもクラウス君も帰ってくる世界を想像するから……

あのストーリーはエンディング後にこの2人が元気だったら
台無しな気もするんだけど

構うもんかい

大団円なその後を想像してやるんだ……

 

ED後の捏造小話

というわけで

MOTHER3のエンディングはきっとこうなんだ
というか
こうであってほしい
という願望をえがきました

小説にできる才能はないです
思いつくままを吐き出しただけのものです
読むに耐えなくてもご堪忍ください
元々公開しようとは思っていなかったものなんですよぉ!

(訳:とてもはずかしいんだよぉ!!)

 


あらすじ

  • 双子が初めて親の同伴ナシでおじいちゃんの家へお泊まりに行った
  • 子どもたちが出発してから、家の中は火が消えたよう。
  • ヒナワから、「暗い話なんだけど、してもいい?」と切り出し、フリントが先を促す。

ということを本文に盛り込もうとしたけど
まったく描画できなかったので省略w
いいんだわたしゃ別に小説書きをしたいわけじゃ(訳:略)

 


 

「嫌な夢を見たの。

私が……私がね、死んでしまった夢」

その話は、始まりから穏やかではなかった。

「むかし……
何年か前に、
私と子どもたちで父さんの家へ遊びに行ったことがあったでしょ?

父さんの家から『夕方に帰ります』って伝書鳩を飛ばして……、
そして予定通り帰ってきたけれど、
夢の中の私は……
あの日、帰って来ることができなかった」

「……」

「帰る途中で、ドラゴに襲われて――
いいえ、あれはドラゴじゃなかった。
ドラゴだけど、ドラゴではない、
なにか化物になってしまったもの――?に、襲われて」

その時の恐怖が鮮明に残っているのか、
声には震えが混じりはじめる。

「……」

「川まで追い詰められたわたしは……
子どもたちをかばって……
わたしは……
噛み殺されたの」

ただそれだけの、短い情報。

しかし言い切るのは難儀だったようで、
とても長い時間がかかったように思えた。

うつむき、自分の肩を抱く妻に
フリントはそっと声をかける。

「ヒナワ」

その呼びかけがまったく聞こえていない様子で、彼女は続ける。

「最期の瞬間、川に落ちて流されてゆく子どもたちが見えた」

「ヒナワ、もういい。
つらい夢を見たな」

「ふたりは助け出されたけど……
リュカは、私のお墓の前でずっと泣いていて……
クラウスは、私の仇をとろうと行動を起こして……
あなたも同じように仇をとるため、そして先に出発したクラウスを探すために森へ入って……
化物は打ち倒したけれど、
クラウスはとうとう見つからなかった」

「ヒナワ、やめてくれ。
一体どうしたんだ」

「それからあなたは、何年も、何年も、
毎日、毎日、
とり憑かれたようにクラウスを探すの。

朝目が覚めたら、羊の世話もそこそこに、私の墓参りをして、クラウスを探しに森へ入って……
いつもいつも……

でも……」

「やめろ!」

不意に上げられた怒号。
攻撃的に響き渡るそれによって、
続けようとした言葉は頭から吹き飛んでいった。

ようやく届いた声に驚いて振り向くと、
それを発した夫もこちらへ同じ顔を向けていた。

「……ごめんなさい、
どうかしてたみたい」

「……こちらこそ、すまない。

……どうしても、聞きたくなかった。

おかしいな、ただの夢なのに」

 

ただの夢なのに。
この焦る気持ちは一体何なのだろう。
本当に起こったことのように、強く、悲しく、そして恐ろしく……
胸を締め付けてくる。

その感覚に苦しむ中で、
もしかしたら、相手も同じ気持ちになったのかもしれない……
そんな考えが浮かんだ。

 

ヒナワは思った。

もしも私の見た夢が、
現実にあり得た可能性だったのだとしたら。

その救いのない現実を過ごした私達にとって、
いま私達が幸せな毎日を過ごしていることは……
この幸せな毎日が現実にあり得た可能性だったことは、
少しでも救いになるだろうか?

それとも、その可能性を生きられなかったという
ますますの絶望になってしまうのだろうか。

 

カーン…… カーン……

澄んだ鐘の音が耳に届き、
沈んだ気持ちを切り替えてくれた。
鐘つき男、リダの鳴らす時報だ。

「え、もうそんな時間!?」

おろそかにしていた家事を片付けようと
慌てて立ち上がるヒナワを、フリントが制する。

「いいや、この鳴らし方は――」

ヒナワの思考が追いつく前に、
フリントは彼女へ微笑みかけると
手を引いて外へと引っ張っていった。

空を覆う影が舞い、あたり一面が暗くなる。
ばさりばさりと大きな音がして、
少し遅れて風が吹く――

「ドラゴン!!」

――それは、この島の守り神である
大きな大きなドラゴンだった。

数年前から現れた彼(彼女?)は、
普段はどこにいるのか分からないけれど、
ときどきこうして空を舞う。

その理由は、
この島の生きとし生けるものを
見守るためと皆言っている――けれど、
ほんとうのところは誰も知らない。

あまりに高いところを飛び、
そして地上に降り立つ姿を見た者はいないために
大きさを測られたこともない。

雄大なその姿に、
住民たちは自然と
各々の想いと願いを重ねるようになった。

そのためか、リダはドラゴンの姿が見えたとき
皆に知らせるための鐘を鳴らしてくれる。

一言も喋らない彼からその鐘の説明がなされることはなく、
いつもと違う時間、いつもと違う音に最初は皆混乱したものの。
意図はすぐに理解されていった。
謎の多い人物だが、彼が持つ村への想いは深いのだろうということも。

「おかあさーん!!」

ドラゴンが飛び去った空に物思いを馳せていたら、
元気な息子の声が届いた。

「クラウス!
どうしたの?」

「忘れ物しちゃった!
ねえねえドラゴン見た!?
今日もすごかったねー!」

「だから、気をつけなさいねって言ったのに……。
……ねえ、クラウスは、ドラゴンにお願いごととか、するの?」

「お願いごとっていうか……
僕、いつかね、ドラゴンの背中に乗せてもらうんだ!
リュカもだよ! あ、おかあさんも乗る?」

冒険心たっぷりな、彼らしい夢だと思った。

「おいおい、父さんは誘ってくれないのか?」

「お父さんも乗りたい?」

「そりゃあ、父さんだって乗りたいさ」

「そうね、ドラゴンが『いいよ』って言ってくれたら
みんなで乗せてもらいましょうね。
リュカは? リュカもドラゴンに何か伝えたい?」

クラウスよりも少し遅れて戻ってきた
双子の大人しい片割れは、
とうにドラゴンの去った空にいまだ心を奪われている様子で
少しぼんやりしている。

「ぼく……ぼくは……
ドラゴンに、『ありがとう』って言いたい」

「ありがとう?
守り神さまだから?」

「うーん、ちがう……
そうじゃないんだ、けど。
今のぼくたちがあるのは、ドラゴンのおかげ、だから」

「?」

それが「守り神さまだから」ということではないのだろうか。
この子は時々、不思議なことを言う。

意味を詳しく聞こうと思ったところで、
サッサと用事を済ませたらしいクラウスが家から飛び出してきた。

「リュカお待たせ!
さ、今度こそおじいちゃん家行こう!」

「あ、待ってよ!」

そのまま駆け出していくクラウスを
リュカが追いかけていく。

「おーい、あまり慌てるんじゃない!
……まったく、騒がしいな」

「ほんとね」

あっという間に見えなくなったふたりの背中を、
ヒナワもフリントも、少しの心配と、だけれど頼もしいという気持ちで見送った。

……ふたりは強くなった。
本当に、強くなった。

いつからか、
慌て者のクラウスを、落ち着いたリュカが支えるようになった。
リュカいわく、「自分がしっかりしないと、兄さんは危ないから」だそうで、泣き虫だったところは影をひそめるようになった。

そんなリュカをクラウスはよく頼るようになり、
危なっかしさを指摘されたときなどは素直に聞いているようだ。
自分の弟分として、しっかり守ってやることも忘れない。
リュカにとってもまた、そんなクラウスが支えであるようだ。

こうして夫の隣にいられることも、
二人の背中を見送れるのも、
「ドラゴンのおかげ」……なのだろうか。

夢の中の私は、いつも空から大切な人たちを見守り、ときに手助けしていた。

けれど、同じ“見守る”でも、大地を共に踏みしめ歩めることの、素晴らしさよ。
決して行き来できないその向こうからではなく、
同じ世界で、守り合い、助け合えることの、この喜びよ。

この幸せな日々を、私はこれからも大切にしていく。

大切にしていくことを、叶えられなかった私の分まで。

 

 

 

 

 


お話の余韻を台無しにする感じの
あとがき&解説を次のページに書きました。↓

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