●ねむいっぴー……
むにゃあ……
おふとんはまだ届いてないので
今日はコートをおふとん代わりに寝るです
●ねむい……
しかしさむい……
え、寝られるかな、今日
●ごろごろ
ゆか つめたい
かたい (´;∀;`)
(そりゃな)
(深夜)
●うう~んねむい
さむい
今日は眠れそうにないなあ
●コートを着込んで震えながら
朝が来るのを待っていると、
昔に同じようなことがあったのを思い出す
●エンジニアとして初めてのお勤めをしたとき
正社員になるまでは実家から二時間かけて通ってたんだけど
ある日なんでか、家の鍵を会社に忘れて帰ってしまった
●取りに戻ろうにも終電に間に合わないことは確定で、
家を開けてもらおうにも家人はすでに寝ている時間
仕方がないので夜明けを待とうと
家の裏の軒下で時間を潰すことにしたw
●今思えば
なしてビジホとか漫喫とかを選ばなかったんだろうか……
世間知らずだったからかな
当時漫喫の存在を知らなかったかも
ビジホも存在は知ってても別世界の施設だったから
思い浮かびもしませんでしたなw
●家の裏は、私有地みたいなもんだし
そこそこ高い柵でも囲われているから
人が通ることは実質なくて、
そこはほぼ安心だったんだけど
夜の空気がとにかく寒かったんですわ
仮眠を取ろうとしたんだけど寒くて眠れないの
●スマホは当時まだないし
本を読もうにも明かりはないしで
ていうか寒くてかじかんでそれどころじゃなくて
ただただ丸まって過ごしてた
●当時の季節は覚えてないけど、
さすがに真冬ではなかったはず……
……とおもったけど
就職したのが冬で
桜が咲く頃に引っ越したことを考えると
かなり寒い時期確定な気がしてきた
まじか……
●ただただ寒くて退屈な時間をなんとか過ごして、
夜が白んで家の中からごそごそ音が聞こえて来たと同時にピンポンして入れてもらった
父は怒ってたけど予想の範囲内なのでどうでもいいというか
寒くてどうでもいい
はやく温まりたーい!!
●そんなつらい時間だったけど、唯一なごんだのは
うずくまってじっとしていたわたしに
なんか猫が話しかけてきたことだ
暗くてこっちからはよく見えないんだけど
返事しても仲良くはしてくれなくてどっか行っちゃったけど
しばらくしたらまた来たw
●野良猫の巡回ルートだったのかもしれない
「なんだおまえー!
そこはおれの場所だぞー!」
とか言ってたのかもしれないw
なごむ
●さて 思い出話をしてるうちに空が明るくなってきたぞと
さむいよー お日様はやく~ぅ
灯油の開栓まだだから
暖房がつけられないんだよー!
●まて おいまて
なんで漫喫とかビジホとかさがさなかった!!!
いやさがしてもなかったかもしれないけど
あっても金銭的に使えなかったかもしれないけど
なんで思いつきもしなかった……!
●圧倒的……
成長のなさ…………ッ!!!!!
●ショックうけながら
ひきつづきお日様を待つ
●ホテルあったし……
しかも5000えんくらいで泊まれるっぽいし…………
安いとは言わないけど(次の家賃払えない状況だし)
使ってみるのもアリだったんでねーの説……
いやごせんえん払うなら元の家戻ってもう1泊してくるか……
●うーんでも
気分転換にホテル泊まりしてみるって
楽しそうだなあ
日々の雑事に追われて頭パンクしてるときとか
よさそう
●またお金をともなう野望がふえたな……
●まって……
トイレ……
トイレが1番あったかい説……
便座にヒーター 入ってっから……
せまいし……
●衝撃の氣づきが次々と……
(´;ω…:.;::..
その後、お日様どころか雨が降ってきて
『うおおおおぉぉぉい! (;∀;)』ともなりつつ、
30分くらい睡眠とれたり
なんやかやお日様も出てきたりで
事なきを得られたのでした。
●ふいー
あっちいあっちい
夜はあんなに寒かったのになあ
おふとんも届いて
あったかい中で
ぽかぽかお昼寝はしたんだけども……
思っていたより日中の眠気はなかった
消耗している中での短時間睡眠ってすごいよね
濃い
時計は30分くらいしか進んでなかったのに
体感的には5時間くらい寝たように感じた