2019年まとめ 11月

つづきを つづるべく
WordPressのアップデートしたら
編集画面が壊れて
直すためにソースコードひっかき回しまくったというのに
なんか設定にチェック入れたら直った
ちくしょおおぉ (;∀;)

(愚痴)

(本編も大体愚痴)

(12月も大体愚痴)

 

(って、編集画面バグ残っとるやんけ
ちくしょおおぉ (;∀;)

(愚痴)


そんなこんなで、結局ひとりでがんばる日々を送っていたんだけど (と言いつつ、実際には代わりに兄へ活動報告を送っていたんだけど) (…と言いつつ、途中で兄貴インフル→多忙コンボでうやむやに)

 

この月、山暮らしを離れました。

理由は……
「音楽性の違いにより」的なやつ……かな……
大家さんとの間で。

なんて表現したらいいんだろう……
大家さんからは違う情景が見えているはずなので、
それをないがしろにして自分ばかりが好き放題言い散らかすのは氣が引ける。

言うけど。

言うんだけどな!

 

出来事を簡潔に書くと、
私が大家さんから
「努力、行動、危機感 が足りない」という指摘をされ、行動するよう促されたんだけど、
それでも私は行動しなかった、
急き立てられるのが苦しいし状態も悪くなる一方だから離れた、
という流れ。

 

指摘の具体的な内容は、一番には
「先月始めた無料カウンセリングの宣伝をしないこと」で、
他にも、家事 (特に料理) を覚える気がないことや、情報共有が曖昧だった点等々。

正当性が向こうにありすぎてなんも言えねえ /(^o^)\

……けど、私は私でどうしても折れられなかったんだ……
理由らしい理由はないんだけど。「嫌だ」としか表現できない。

(あ、情報共有については別だけど。
『ここは曖昧&なんとなくで回っているようだから、私のペースで明確&キッチリ情報共有をやったら息苦しいかな』って空気読んだら裏目に出たw つらい)


で、ここからは簡潔じゃないやつ。

大家さんが悪く見えかねない表記も入ってしまうけど……
すまないが巻き込ませてもらう。
一応、人生でそういうことが起こりうることへの覚悟と宣言をしている人のはずだし

(その覚悟がどれくらいの深さなのかは知らんけど)

(一例として、わたしも
「一応、覚悟と宣言をしている人」に該当するんだけど
覚悟なんて全然ねぇですアヒャヒャ(゚∀゚)

(まあ……でも、言ってしまえば
この世界に生まれてきている時点で
「覚悟と宣言」をしていることになるんだけどさ……)

 

まあ、大丈夫か。
上司が部下へ業務命令しているのに
部下が「いやだいやだ」言って自分の好き勝手してて
上司が頭抱える……みたいな光景だから、
普通に考えられる人なら大家さんを悪く見るわけないか。

あと、ここに書いてないことや大家さん側の主義主張もあるから、
それを加味すればなおさらそうだということも一応断っておくです。

分量的にも内容的にも、自分視点の感想をまとめるので手一杯で書けなかったんだけども。
なんやかや、あんまりまとまってないんだけども。


話をすればするほどつらい思いを重ねているのだから、
折れて宣伝を実行したほうが、かえってラクかもしれない。

一度やってしまえば、「なーんだこんなもんか!!」って吹っ切れる可能性もある。

今年は流されてみるんだから、ここで我を張らずに、流されてみようよ、ほら、ほら、ほら!

 

そんなふうにも思った。

それでもやっぱり、できなかった。

折れられない。

やりたくない。

 

今年はもう、いっぱい折れたよ。
自分の思いつかない範囲、合わないあれこれ、抵抗あること、いっぱいやってきた。
他のひとからはそう見えなくても、他のひとにとっては大したことなくても、私にとって負担なことを、たくさん、してきたよ。
これ以上はもう無理だよ。

 

一応、やりたくない一番の理由として

『嫌々宣伝しても、ロクな文章(エネルギー)にならない。
私のもとへ来てくれる人は、そういうのを私以上に見抜ける人ばかりなので、かえって信頼を損ねる』

があった。

あったけど、
この理由がなくても、宣伝しない理由のすべてがなくなったとしても、やらなかったと思う。

 

大家さんが私の代わりに宣伝をしてくれて、「このサイトでこんな風に宣伝すればいいよ」って道筋までつけてくれたけど、できなかったし。
「ほら~、こんなに簡単じゃん!」と言われて、実際、動作として簡単なことのはずなのに、できなかった。
『絶対やります。今度こそやります。大家さんがここまでしてくれたのだから、私も、やります』とまで、言ったのに、できなかった。
目的のサイトへたどり着くべく検索画面に文字を打ち込むところからできなかった。
涙がボロボロ落ちてきて手が動かせない。自分でもワケがわからない。

 

趣味だったら、個人的なことだったらゆっくりやればいい。

だけどこれは一応は“仕事”であり“ビジネス”であり、
“投資”の元でやっていることだ。
投資家の意見を無視するわけにはいかない。

投資家でなかったとしても、お世話になっている人、
身近な人の働きかけを無視するようなことはしたくないし……

 

成果が出るのだったら、
またはその見込みが限りなく高いのであれば、
『どうか、好きなようにさせてほしい』と主張することもできただろう。
けど、その可能性は、限りなくゼロに等しい。

それでも投資してくれるのは、一般的に成果と呼べるものよりも
「世の中のためになること」を期待してくれているからで、
私の努力や行動でいいよということで……

その行動すら払えないというのは……

 

説得材料はいくらでも頭に浮かぶけど、
でも、やっぱりダメだ……。

こんな状態じゃ、たとえ行動を起こせたとしても、そこに依存と恨みの気持ちが生じるのは明白だ。
それは嫌だ。

自分の気持ちを尊重したいというのもあったし、
それ以上に、『なぜかは説明できないけど、この判断が重要な氣がする』という直感を殺したくなかった。

 

……5月に絶交となった友人は、
情緒は不安定気味だし、理論的な説明を苦手としている人で、話が曖昧だったり思考の道筋がめちゃくちゃだったりした。

(……と、人には言われていたらしい。私は氣にならなかったのでよく分からない)

でも、どんなに過程が荒れていても、結論はいつも正しかった。
本人にその自覚はなかったようだけど。

私は彼女を見て、

『過程が混乱していることや
理屈を説明できるか否かは、
結論の正しさと関係ないんだな』

と思った。

また、

『周りから見てどんなに「それは違うんじゃないか」と思うことであっても、そのときその人にとって、一番の最適解ということはある』

とも思った。

 

そしてこれらを通して、

『自分にとっての最適解へたどり着く力を、本来誰もが持っているはずだ』

『理解できないという理由で無視するのはあまりにも惜しい』

『分からなくても、信じたいと思えたら、信じる』

という価値観を強化した。

世界のすべてを自分に理解できるはずもない。
「自分は知らない/分からないからそれは間違いである」という姿勢こそ間違いなんだ。

友人に備わっている人生の羅針盤は、
私にも、備わっているはずだと思った。
彼女よりは錆びついているだろうけど。

 

……だから、
泣きわめいてしまおうと、社会的に正しくなかろうと、
どうしてもそちらへ行きたいなら、もしくは行きたくないのなら、信じてみたかった。

というより、信じる以外の選択肢がなくなってしまった。

 

……もちろん、実際には、そんな道は続いていないかもしれない。
私は嫌なことから逃げたいだけで、そんな自分をごまかしながら、破滅の道を邁進しているのかもしれない。

“分からない”から、判断のつけようがない。

『わたしの行きたい方向は、こっちだ』としか、言えない。

 

……しかし、この主張を通すには、私には力がなさすぎる。

自立しているなら、好きにすればいい。
生活に困らないお金があるのなら、自由にすればいい。
自給自足で生きていく力があるなら、人と協力していく力があるなら。
しかしどれも、私にはない。

資本主義社会の中で生きていく力もすでにないし、
にも関わらず、お金に頼って生きてきたから
資本主義の外で生きていく力もない。

 

どんなに強固な考えを持っていても、
実践が伴わないのではなあ…………


自分の想いを通したいけど
引け目もあって堂々とは主張できない
かといって折れることもできない……

という葛藤のなかで、
あれやこれやを説明する日々を送りながら、
自分の情けなさが嫌になるばかりだった。

私は大家さんに家を借りてごはんを作ってもらって、
お金 (生活費) まで出してもらった挙げ句に
言い訳にわがままを押しつけてご機嫌取りまでさせるのか?
みたいな……

 

だってもうほんと、情けねぇ振る舞いしかしてないもん。
泣いてるのもそうだけど、話すことだって
『あれはできないこれはできないこういう理由で嫌だ』みたいな内容ばかりだし、
かろうじてある良い部分は
『かつてはこうだった、がんばってきた、挑戦した結果上手くできないと思ったのでそこに力を振る気がない』って、過去の話ばかり。

 

もう少し活躍したい……けど、
今この環境において、私の能力を活かせる場面がない……
あってももう、ロクな出力はできないけど……

だったら雑用くらい……と考えはするけど、
それもそれで役に立たなかったり、すぐに疲れて寝ちゃったり、そもそもやる気出さなかったり、だし……

 

……というか、普通とか雑用がまともにできないから
仕事能力を上げて仕事とお金でごまかしてきたわけで……

そんな人間が、得意分野の能力を発揮できないんじゃ、
そら役立たずにしかならないよな……
うん……

 

やるやる詐欺……
嘘いっぱいついた…………

もう嫌だ……自分が嫌すぎる…………
嘘つきたくない……けど、挽回しようと「がんばる」「やる」って言うたび新しい嘘にしてる
もうやだ…………

 

大家さん夫妻は、ここに来てからの、こんな、
嫌過ぎる私しか見てないんだな……
お守りさせっぱなし……やだ…………

迷惑という観点からも嫌だけど、
気持ちとしてももうちょと……
カッコいいとこ見せたい……
今はダメダメでも、少なくとも過去はがんばってきたんだ!ってことは……
分かって……ほしい…………

 

…………

 

ってこれ、プライドじゃねーか!!!

 

「ワシを誰だと思っとる!!
有名企業の元部長だぞ!!!」

と……
同じやつや……!

 

『お金持ちでも肩書持ちでもない私に
過去の栄光へすがる余地なし』

って思ってたけど、

今は無能なのに過去やってきたことにすがって
自分はすごかったんだぞって知らしめようとしてんだから
メンタリティーーーが全く同じだよ!!!
ウワアアァァァァ


ここに気がついたら、ちょっと落ち着いてきました……

必死になって、大家さんに、
自分の事情や考え方を把握してもらおうとがんばってきたけど、
いくらやっても徒労に終わるだろうな……。

 

大家さんに理解できる話ではないんだと思う。
馬鹿にしているとかではなくて。
事実として。

情報を出しても補足しても、

「うん、それはただの甘えだ。言い訳は潰さないと」という使われ方をしたから。

私は

『甘え・言い訳であったとしても、
根性や行動といった力押しで潰していくよりも先に、
そういう“悪条件”を、いかにして、知恵やひらめき等で負担少なく塗り替えていくかを探っていきたい』という話をしたかったし、してたのだけど……

これもやっぱり、
「何を言ってるの?そんな言い分は取るに足らないよ。潰さないと」という使われ方をするだけだったw

とはいえ、これは私がそう感じたということであって、
大家さん視点だと、「取るに足らない」という意識ではないと思う。

私の言い分ひとつひとつを必死に拾ってくれていたのも感じたし、そのために大変な労力がかかったことも想像できた。

しかし、言葉を拾って意図を拾っていない、という拾い方だった。
本当に、本当に、分からなかった、これ以上の受け取り方や返し方ができなかったのだろうと思う。

私にとっては、何年も見つめて、考えてきたテーマだったけど、
大家さんの今までの人生では、必要もなければ、
興味関心もない領域なんだろう。

 

でも、理解に至らなくていいんだと思う。
ちがうところを見ているからこそ、大家さんは、私にはない良さや得意分野をたくさん持っているのだし。

 

大家さんに対して、

『善意なのは分かるけど、自分の正しさや良いと思ったことをすごく押し付けてくる人だなあ……嫌がる人がいても、困る人がいても』

という思いは正直あった。
(こうなる前から)

だけど、私も大して変わらない。
自己弁護を差し引いても
『大家さんはもう少し、多様性というものを理解したほうがよいのでは』という善意を押し付けていたし、
『多様性を踏まえなければそもそも話ができない』という姿勢で働きかけていたから。
そう、『大家さんの言い分は取るに足らないよ、潰さないとね』ってね。

興味のない善意が「余計なお世話」でしかないのは、私にも実感できる。
たとえ、それが自分の目標達成に有用であっても、人生を良くするものであっても。

 

他にもいろいろ、思い当たるフシはあるしさ。

ガンコさと人の話聞こえてないっぷりにも自信があるからさwwwww

私から大家さんに思った嫌な内容は、すべて、私にも当てはまるんだろう。
自分で気がついているところだけでなく。
揉め事に発展する前からも。
つらい /(^o^)\

 

普段だったら、もっと早い段階で距離を取りなおすんだけど……

今回は、良くも悪くも相手に警戒心を持っていなかったとか、
自分の中で人並みに全く追いつかない弱い部分に関することだったとか、
混乱して自己防衛と視野狭窄に陥ってしまい抜け出せなかったとか、
投資の関係は初めてで、かといってビジネス視点になれず
ごくプライベートな視点のままで感情を折ることもできずどうしたらいいか分からなかった
とか…………

でも何より、

自然があって猫のいる暮らしを……
手放したくなかった。
猫と一緒にいたかったんだ……
欲を出した…………

 

こう……

いろいろ……

いろいろだめだったな

うん

 

いろいろだめだった…………

 

もうさ目的設定からズレてたもん。

私の設定した目的は
「相談業を通じて、人と関わることへの抵抗を和らげていく」だったけど

大家さんの設定した目的は
「相談業で少しでも多くの人を助け、世の中に貢献すること」だったわけだし。

 

いや大家さんの目的設定を私も持ってたんだけどさ、
まずはある程度自分の弱点を緩和した先にあったわけだよ、人を助けることは。

 

でもここ、説明してないから伝わってないの当たり前なんだよね。

 

私の中でまとまってない部分いっぱいあったし、
まして、人へ説明することを前提としてなかったし。
根本的なところを説明する必要性にも思い至らなかった。
終始、混乱して目先の弁解へ必死になってただけ。

そんなんだからビジネス視点なんてないし、
事業に対して言われたことも個人攻撃に受け取ってたな……
なんでも個人攻撃に受け取るってめんどくさい人だ……話通じない人だ……うぅ……いやだ…………

 

もうちょっと落ち着いて、方向性と発言をきちんとまとめられたら、
もうちょっとマシな未来もあっただろうになあ……
と思う部分も……
ないではない…………

価値観や視点の相違アレコレを振り返ると、
説明しても伝わらなかっただろうなと思うけど……
それでも。

 

でも

もうちょっと落ち着くことも、
方向性と発言をまとめることも、
できなかっただろうな。

これから育てていく人並み以下の部分、
得意なことレベルでやろうなんて、むりだよ。

 

荒れる私を見た大家さんから、
「ナツキさんにしてはメンタルブロックありすぎじゃないですか」と言われて痛かったけど、

落ち着いていられることは普段から考えてたり強化してきたりもともと得意なことだったりで
何かしらがある……それこそメンタルブロックに対処してきた (もしくは興味がない、感情が動かない) から落ち着いていられるのであって、

 

未強化の部分……弱い部分を
無防備にさらけ出して突かれたらこんなもんですよ…………

手つかずでヒドすぎるから片付けようと開けた押入れを、
「ひどすぎますね、普段から片付けておくべきですよ」ってツッこまれてもどうしようもないのだ

まあ私の説明不足および「今ここで開ける」という判断がマズかったわけなんだけど。
あと、『大家さんは受け入れてくれるだろう』って勝手に期待している自覚がなかったところか。
あとから振り返っての反省点だから、リアルタイムじゃやっぱ無理だったろうけどさ。


……さて。

投資期間の終了までもう少しあるけど、
どうしようかな……

これ以上進展する気がしないんだよね。

 

作業は楽しいから、
期間いっぱいまで続けたい気持ちもあるけど……

成果は出ないだろうし、
大家さんに認められる行動でもないから
ここにいる限り痛いところを突かれ続けることになるだろう。
それは……しんどい…………

 

もう離れよう。

猫も自然も薪ストーブも……いろいろ名残惜しいけど、
私がここにいる幸運を維持できる器はここまでだったということだろう。
迷惑かけ通しで何も貢献してないのも心苦しいしな。
ここは大家さんの夢を叶えるための土地であって、私の弱さを守るための場所じゃない。
むしろ、そんななのに1か月……どころでなく長くいられた。雪も見られた。
もうそれで、いいということに、しよう…………

 

霊媒師の先輩に

『あんなにひどい扱いをしたのにごめんなさい、
また家を貸してください』とお願いしたら、

「もちろんいいですよ」というご快諾と共に
「もともとは1ヶ月で戻ってくるという話でしたからね」と返ってきて

 

あれっ…… (゚Д゚)

そういえば……

そういえばそんな話だったな???

なんでこんなに長くいたんだろう……?

 

ん んんー???

なんか……気がついたら…………

 

『ここにいて良いのだろうか』
『そろそろ札幌に戻ろうかと』という話は何度か出したんだけど、
なんか……
会話してたはずなのに、会話がなかったことになってて……

 

私自身も居心地良かったから、
それ以上ハッキリさせることもなく
自分の意志でいたわけなんだけど。

煙に巻かれたというか
狐につままれたというか、
なんかすごい不思議な感覚だ…………

 

とりあえず、「離れる」という方向性が決まったところでどうしようかな。
期間いっぱいまで一応やってみるか、
もう早いところ離れるか……

……と迷い始めた日の晩に、大家さんから下記の話が。

「こちらから協力できることは、もうみんなやったと思います。
11月(約束の期間) はまだ終わってないですが、僕からの評価を伝えたいです。

 ナツキさんは、(人のためになることについて)
やる気がないわけじゃないけど、
やりたくない気持ちもあって、
どちらかといえばやりたくない寄りで…………」

 

…………この表現へ至るまでに、
いろいろ考えてくれたんだろうなあw

大家さんには「やりたくない」にしか見えないけど、
それをそのまま伝えると

『やりたくないわけじゃないんです……!
ないんだけど……!けど……!!』とか返ってくるもんねwww

……はぁ。

いやはや……本当にすみませぬ。
どうもありがとうございます。
ほんと、もっと早く冷静になりたかったよ…………

 

大家さんが言ったのは上記だけで、
今後どうしたい/どうしてほしい という意思表明は一切ありませんでしたが……

 

『そうですね。非常に的確な表現と思います。
これ以上私がここにいても何もしないでしょうから、
札幌へ戻ることにします』

と返して、去る話をまとめました。


先輩の家についてからは、
猫とのお別れが寂しくてひたすらずっと泣いてました。

雪景色ももっと味わいたかったし雪遊びももっとしたかった
薪割りもせっかくできるようになり始めてたのに
ストーブへ火を入れるの楽しかった、火の様子を見ながら薪をくべるのたのしかった。
景色ももっと……川に、草に、木に…………

 

ああでも……
そもそも10月には帰ろうとしてたんだよな、
1ヶ月、猫と長くいられてよかった。
この1ヶ月があったおかげで、雪遊びも少しだけどできた、よかった。

自分で決めたことだし、後悔はない。
自分が至らなかったゆえだから、仕方がない。
大家さんにたくさん、かけるべきではない迷惑をかけてしまった。

 

自分視点で嘆いているだけのわがままな子供と、
「仕方がないだろ」となだめようとする大人?が、
交互に出てくるのでした。

交互に、というか、大人はなだめて諦める側に回ろうとするんだけど
そんなんじゃ子供を抑えきれない感じ。

そして付随して、いろいろな人が出てきました。

 

悲しむ子供のわたしはひたすら、何を見ても考えても思い出しても泣いて、
冷静な大人のわたしは『人間…というか自分、こんなふうになるんだなあ』と観察し、
プライドは『みっともない、情けない、消えたい』と言い、
自省心は『人に迷惑をかけておいて自分の不適切な振る舞いを省みない、そんな姿勢は改めるべき、被害者面する権利などない』と言いました。

おおらかさは『経緯はどうあれ、悲しいなら悲しんでいいじゃないか、それが自然なんだ、自分の感情を他者の目線で潰すな!』と訴え、
戦士は『そうだそうだ!もう自分を追い詰めるために力を使わない。これからはまず自分の気持ちを守る』と加勢し、

絶望は『あんなに良い環境で、善意の人たちに囲まれ、ラクに望みが叶い、猫とも暮らした。それでダメだったんだ、もうダメだね、もう二度と自然暮らしが叶う日は来ないし、猫と暮らせることもない、幸せに暮らせることもない』と説明しに来て

希望は

『これはすべて過程に過ぎない。
これから、この体験を元に、新たな実現へ向かっていく。
それは、今回のように人に叶えてもらうのではなく、自分で叶えていく道になる。
そして、今回よりもさらに素晴らしい人生が実現する』

そんなふうに述べた。


土地を離れると決める前日に、私の友達を招きました。
大家さん夫妻にとって大事な時期だし、自分の立ち位置も負い目だしで人を呼ぶのは遠慮してたんだけど……

“たまたま”近くまで来るって聞いて、
いてもたってもいられず呼ばなきゃー!ってなって。

『まあどのみち来られないだろう、急だし、忙しいひとだし。
友達も多くて引く手あまただし』と思ってたら、

“たまたま”一日空いてた ってんで来てくれたw

 

なんか……なんか、すごかった。

すごく成長してたし、すごく勉強してたし、
すごく状態が良くなってて、窮屈な常識から解放されてて、
なにより
自分の人生を自分で創ってた。

 

私は弱ってるばかりだし、勉強もしてないし、
状態も悪い、いろいろな想いに縛られてる、
日々自分の悪感情に振り回される人生を創ってる。

だから、恥じ入りたい気持ちが湧いてきたし、
『この人はもう、私の実像を知ったら私と友達でいる気がなくなるだろうな』って思った。
また余計なことをwww
考えたら叶っちゃうでしょ……
だとしても、考えちゃう……

 

やっぱりわたしは、わたしの弱さを置いていけない。
解消はしたくても、無視はしたくない……

どうしても、わたしの創る人生はそうなってしまう。

 

だけど、考えようと考えまいと、叶おうと叶うまいと、
少なくとも出会ってから今この瞬間まで友達関係があったというのは事実なわけで、
こんなに素晴らしい生き様をしている友達がいる (いた) ことは誇らしいなあとは、
心から思った。

 

『いやホントすごい……人生思い通りですね!
羨ましくはないけど』

「なんでですかーーー
羨ましいでしょうww」

『そりゃ、いい面は羨ましいですよwww
でも、それに見合うだけのアレコレが裏にあることも知ってますからねぇ』

 

本当に、こんな、尊敬できる相手がすぐ目の前にいてくれて、ありがたいなあ。

 

『わたしは……
わたしには……とても…………』

 

『……と思ったけど、
よくよく考えてみたら私も相当な気がしてきた (゚∀゚)

 人んちで実質タダで暮らしてるし…
熊が出るトコで寝泊まりしてるし』

「そうですよ!!」

わらたw

私も案外、自分で思ってるよりずっと
「素晴らしい友達」なのかもしれないwww

 

他にもたくさん、興味深い話を共有してくれたり、
一緒に山の中を歩いたりして、楽しかった。

感動を共有できるのって嬉しい。
嬉しいんだ。ほんとに。

 

山暮らしの締めくくりも、
『自分は弱いだけで何もできない』だけとなるはずだったところが、
友達のおかげで『ああ、ここの在り方は私には合わないんだろうな』とも思うことができるようになった。

 

言うて、だらだら寝て遊んでるだけの私に、
合う方針のところが存在するのかは知らないけどw

たぶんないんだよな。

欲しければ、自分で作るしかない。

 

それは「だらだら寝て遊んでる」からではなくて、
「私は私でしかいられない、そして我が強い」から。

人に用意されたもので満足できるわけがない。
自分で整えた空間と時間と自由じゃないと窒息するんだよ。
それも広く、たくさん、たくさんな!

 

だから、一時的な腰掛けや勉強としてならともかく、
自分が生きて暮らして生活していく場所としては、
もう他者の空間にとどまろうとしちゃいけないな、って、改めて思った。

「自分で叶えていく道になる」っていうのも、そういうことなんだろうし。

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