ご質問
カウンセリングに行った日のこと
担当者に絵を描いてと言われた
僕は約45分ほど絵を描いていた
僕はその日、何故か絵を描くことに夢中になっていた
きっと楽しかったんだと思う
楽しいって感情が芽生えたのはとても久しぶりの出来事ですごく嬉しかった
担当者に描いた絵を見せるとすぐに全否定された
僕は悲しかった
僕がようやく感情を取り戻しかけていたのに、ふりだしに戻ったんだ
人はどんな物に興味を持つのかはそれぞれ違うのに、みんなは分かってくれない
僕の描いた絵の内容はこうだ
真っ黒な背景に、次々と血を流して倒れる人々とそれを見て楽しむサイコパスがいて、その奥には炎の海と化した森林に、血で汚れた一輪の花と、1番奥にはかすかに見える巨大な人の頭で目がなくニヤリと笑った口はほっぺたまで裂けた人間の皮を被った怪物を描いたんだ
それにはストーリーも作ってたんだ
そこには善良な心を持った人々しかいなかった場所だけれども、突然現れた怪物が数人を襲って善良な心に悪という名の種を植え付け、怪物に襲われた人たちは数日間もがき苦しみ、やがて他の人達を傷つけるようになったという話
僕はそれを約45分間で完成させた
とても楽しいひとときだった
けど、それも否定された
なんで、周りと少し違うだけで拒絶されなくちゃダメなの?
とってもいい作品になったのに※この質問は保持期間を過ぎているため、peingでは閲覧できません。
お返事
ええっ たった45分でそんなに!!?
すごい、スゴすぎる!!
あなたはもっと、カウンセリング関係なく絵を描いてみたほうが良いのでは……!!
ホントはSNSにアップすることも勧めたいんですが、今ソレやると傷つく可能性が高いから逆に勧められないですが……!!
どうして否定されちゃったんですかね……
と、その絵が提出されたら最初は怖くてビビっちゃうだろうわたしが言ってもいいのか分かりませんが……
でも、怖い中に美しさや魅力が含まれるというか、ホント、びっくりするだけで否定なんてとんでもないです、
その創造性、誰に何を言われようとも大切にしてほしいですね……!!
楽屋裏コメント
情景と物語を一瞬でダウンロードして表現しているから
中二病でそっち向かっていった感じではなく、
クリエイティブの才能普通に有り余ってるんだろうなあと思った。
芸術家 (繊細な人、感性が鋭い人) は病みやすい……
このころの年代 (中高生)(いや質問者さんが中高生と確定できる情報はないけど) って、なぜ病んだ世界観や闇に囚われやすいんだろう?
っていう疑問を、持ってたりする。
第二次性徴(成長) の副産物なんだろうなとは、思ってるんだけど……
エネルギーの過不足による。
肉体や頭脳が育つことで、物理的にも精神的にも活動範囲を一氣に広げられるようになって。
でもそこで増えた能力や過剰なエネルギーを適切に振り向けて循環させていく先がないと、なんか変なモンに向けちゃう。みたいな。
暴力や非行に現れることもある。
逆に、成長に能力やエネルギーの供給が追いつかなくもあるから、
なんか変なもんに魅入られちゃう、みたいな。
疲れると憑かれやすくなる、というやつ。
下の年代なら幼い分いろいろなことの範囲が狭いのでまかなえている、
上の年代ならやりくりを身につけてなんとか回していけるようになる、
しかしその過渡期には落とし穴にハマりやすくなってしまう、
と。
その程度については、人それぞれだけど……
ガチで蝕まれて暮らしの安定を崩してしまうくらいの深刻さへ達することもあれば、
ちょっとカッコつけたい、くらいのごく軽い場合もある。
(闇がかっこ良く思えてしまう時点で、ある程度魅入られているとも言えるんだろうけど……)
……という考え方をしているので、
小学校高学年~中学生あたりから
社会参加として何か仕事(役割)に巻き込んだ方が良いのでは……?
とも、思ってたりします。
昔あった丁稚奉公って結構良い慣習だったんでは……。
しかし、現代で子供の労働が禁止(制限) されているのもまた、有意義なことなんですよね。
住み込み&お休みほぼなし労働……いわゆるヤングケアラーは論外ですが、
バイトレベルの勤務時間だったとしても、義務に近くしてしまっては社会参加よりも部活動へ打ち込みたい子たちの機会を奪ってしまいますからね。
加えて、迎えられる現場がどれだけあるのかという問題も……
まだ未成熟な人を、一日数時間、労働力と考えるには少なく面倒を見ると考えれば長い時間受け入れるのって厳しいと思う……
しかも、数年経って十分育った頃に出ていくわけで。
それをできる、余裕のある現場がどれだけあるのか……
あと、産業として重要なのにIT企業の受け入れが難しいんですよね。情報を扱うところは漏洩のリスクが高いから……
そして、これは社会参加関係ないかもしれないのですが
現場に悪い大人がいたらマズいよねっていう。
逆に、家庭環境が悪かった場合、福祉の助けを得る機会も増えるかもしれませんが……
話が逸れていってしまったけど、
このご質問者さんは果たして、
魔に魅入られてその景色を引っぱり出してしまったのか、
それとも元々の才覚がその方向性にあるのか……
破滅と血と死に満ちた、いわゆるホラーは、
波長が低い、良くないものとされているけれど……
結構、調理次第、見せ方次第、使い方次第なところもあると思うんですよね。
それこそ、ホラーコンテンツを作るためにはあった方がいい才能なわけですし。
度を超したホラーへの傾倒は危ないかもしれないけれど、
元々そちらに心惹かれる人たちがいなくなることはありませんし、またそれでいいんだろうなと思っています。
ホラー映画の視聴がストレス耐性を上げる、という研究結果もあるそうです。
あとすごく限定的な話なのですが、
わたしはよく個人制作の無料ゲームを遊ぶんですけど
この作者さんが、とても好きなのです。※プレイはPCのみ
ホラーな部分がホラーでえげつなくて、怖いのですがw
その雰囲氣を可愛くてのんびりした空氣感がさらに包んでくれているので、怖いけれども心地よく奥深い世界観になっていて、とても好きなのです。
あと作り込みがしゅっげぇよ…… すごいなぁ。
ご質問者さんの描かれた景色が、
この方と方向性がとても似ていたので思い出したのでした。
創作をできる程度の余力を取り戻したら
こういうの作っていったりするのかなぁ……
危うい状態でなかったらホント、
もっと創作することもできたものを人目に晒すことも
お勧めするんですけどねぇ。