叩かれて輝く男

 

兄貴の活動を見るたびに
違和感というかコレジャナイ感というか
なんかこう、しっくりこない、
活き活き感が足りないと思っていて

『まあ表へ出るからにはそれなりには緊張してるんだろう、あとなんだかんだわたし身内だもんな、家族目線だからとかもあるんだろう』って考えてたんだけど

さっきようやく……
真なる理由に氣づいた……

_人人人人人人人人人人人人_
> 叩かれてないからだ!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

わたしが兄と関わるとき、叩かれてない様子を見たことがないのだ

彼がわたしの前に姿を現すとき、必ず叩かれている 常に

なんでなのかはみなまで言わない

ゆえに叩かれていない様子はわたしにとっては見慣れないものであり、違和感を覚えるのだろう

叩かれて伸びるならぬ
叩かれて輝く男

ひとり活動だと叩く人がいないのだから、
叩かれている姿になるわけがなかった

「叩」という感じが
ゲシュタルト崩壊してきた
たたくのに扌(てへん)じゃなくて
口(くちへん)が採用されている謎

あっ

口撃かな!?

(この話のテーマにもピッタリだね!!!)

 



既に本人に捕捉されているけど
わざわざ嫌がら知らせにも行った

いもうと
感動的な……
グランドフィナーレな氣づきを得てしまった
あに
いもうと
それ
いもうと
叩かれてないきみを見た事がない
いもうと
わたしの視界には映りようがなかった
あに
致し方ない
あに
とりあえず今のところ視界の外でも叩かれてはいない
いもうと
日本語がぁゃιぃ
「視界の外でも叩かれている
「視界の外では叩かれていない
後者ね
あに
「では」だった
あに
なんせ叩き合えるほどの近い関係性は築けてないからなあ……
いもうと
心配しなくてもすぐに叩いてくれるひとがあらわれるよ大丈夫だよ
いもうと
占いよりも確実に当たるやつ
予言
あに
それは「大丈夫」なのか
いもうと
「大丈夫」= 立派な男子。ますらお。
    (by Oxford Languages and Google)
いもうと
つまり
(叩かれてもよろめかない) 立派な男子
あに
僕の耐久性の話をしたゎけでゎなぃ

 

兄貴は防御力の男で
ダメージ計算もどんぶり勘定だから
だいじょうぶだょ

 

補足

心配しなくてもすぐに叩いてくれるひとがあらわれるよ大丈夫だよ

兄貴はだいたいどこへ行っても
妹からされてるような仕打ちを受けてる

「人々に邪な心あるかぎり悪は滅びぬ!」
「そして英雄もまた生まれる」並に
こういう扱いをしてくれるひとが
ちゃんと湧く

もしくは善良な人が変異してこういう扱いを始める

つまり妹がひどいのは
妹のせいじゃなくて
兄貴のせいということなのです ( ิ౪ ิ)

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余談

こういう叩き(合い)が
なかよしの現れになるのは
男子的なコミュニケーションだから、

女子女子してるタイプの人には言わない方がいいよ
顔で笑って心で泣き怒りながら我慢してくれてるだけだよ!

……という、どうでもいい余談を
なんとなく言ってみたくなった

男女差よりも個人差が上回る話だから
必ずしも嫌がられるわけではないのじゃが

ちな
妹は(兄を)バシバシするけど
やり返されたらブチ切れるタイプです (匕 ├″ィ)

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