35歳を過ぎると徹夜できなくなるぞとか、40歳になると体力がガタっと落ちるぞとか45歳過ぎると腰がとか、先を往く人達から謎の脅しを受けがちな我々だが、そんなネガティブな話ではなくポジティブな話が聞きたい。
— 吉藤オリィ -OryLab- (@origamicat) 2021年01月30日(土)
何かないのか。45歳で米が美味しくなるとか60歳で空気の味に目覚めるとか
●良くなったことも
悪くなったこともいろいろあるけど、
なんというか自分に関しては年齢による振れ幅より
人生の物語における振れ幅の方が大きい氣がして
歳あまり関係ないと思ってる……
体壊した→ 無自覚の無理を重ねたから
物事の味わいに対する感度が上がった→ スピや無意識に興味を持ったから
みたいな
何年も無理を強いたら頭と体が壊れました、的な要素を考えるとまったくの無関係でもないんだけど
だけどそれは歳よりも時間というか
35歳を待たず10代の頃から徹夜はできませぬし
40歳どころか20代の後半では体力なんぞボロボロだったし
腰をギックリやっちまったのは45歳の半分にも満たない19歳だし
薪割りができるようになったのは33歳でした
(翌年にはできなくなりました)
年齢なんてアテにならんよぉ!
(って言えるのはわたしに年齢の感覚があまりないからなので、アテにしてはいけませんw)
10代のころ、出会った中で少なくない人たちが
「若いっていいね」
「今のうちに○○しないと後悔するよ」
「どんどん体力が落ちていくよ~」
って言ってきて
『はあ』
(以外に返しようがないのに
この人達わたしにソレを言って何だってんだ)
ってうっとおしく思っていたのでw
自分は言わないようにしてるけど……
どうかなあ、無意識に言ってるかもしれないw
愚痴は普通に言ってるしなwww
関わる人数が多くないとはいえ、
若いひとたち、わたしよりよっぽど立派だし優しいなーと常々思っていて
要らん接待もさせたくないんだけど
ついつい、甘えかかってしまうなあと
だけど、年上だからと
氣を張りすぎるカッコつけちゃうムリしてしまう のもきっと良くないんだよね。
年齢が離れているからちゃんとしなくちゃ!ってちょっとだけ氣合いを入れてたけど、きっとそれは要らない見栄で、良くなかったんだろうなってあとから思った
不満を金に変換する力 より
単なる自然体でいいのかなあ……
でもそうするとお守り……介護? させちゃうことになるしなあw
むずかしい
「若いっていいね」をうっとおしがっていた一方で、とてもよかったなと思うのは
『歳をとると、どうも何かしらを後悔するらしい。
かといって、勧められたソレをやる氣は起きない。
だから、後悔することを踏まえて生きていこう』
という覚悟を決められたことです。
だからなのか、後悔ってありません。
大変なことはたくさんあったし、今の状況も決して楽観視はできないというか
人生の中で今が一番たいへんじゃね?感もあるのですが
『あの時こうしておけば』とか
『あの頃に戻りたい』とかは全く思いません。
本当に一度も思ったことがないわけではありませんが、それものちのち
『あの時のわたしに戻れても結末は同じだろう』としか思えなくなったので、納得しています。
でも、「若いっていいね」を言われた言われてないに関係なく、
単に未来志向なだけかもしれませんね。
「子供の頃は良かった」「学生だった頃に戻りたい」と言う人は同年代にもいましたが、こちらもわたしは全く思わなかったので。
むしろ……
わたしには、子供の頃の自分はあまりにも無力だったという悔しさがあって、
若い頃……でなくても、今より前の自分は今より無知だったと物足りなさを感じてしまうから、
戻りたいとは思えないんですよね……
そのときどきで、好きになれる場所で暮らしてきたのもあって。
過去、あんなに魅力的に見えて大好きだった土地も、
今また住めるかと聞かれたら『もう合わない』なんですよね。
過去に戻りたいと思えるのは、
過去を振り返って残念な氣持ちにならないということだと思うので、
その点はちょっと、羨ましかったりします。
でも、よく考えたら、過去が幸せであるよりも今が幸せなほうが羨ましいか……