2019年まとめ 7月

友達 (以下大家さん) の家で暮らしながら
農家さんの元へと通う日々。

家の環境と
三度の食事は大家さん夫妻が用意してくれるし
車の運転は一緒に通う同僚さんがしてくれるしで
私は 何も していないw

しかも、ごはん毎食2〜3人前食べてた……
ここまでロクに食べてなかったのを取り返してるのか?ってぐらい食べてた。素材も調理も良くておいしかったけど、それだけではないんじゃないかと思う。

こんなにウハウハでいいのか……
いや、いいんだ、受け取ろう、受け入れよう。その学びをしよう。
と思って、なるべく抵抗せず流されるままに過ごすことにした。

 

大家さんの家はとてもオープンで、来客が多かったので、同席してみたり。
それは私の性質上つらい行動でもあったけど、だからこそ自分からはやり得ないので、この機会にはやってみようと思って。

他の面でも、人の家で暮らすというのは
自分と違う習慣や価値観に様々に触れることになるわけで、
目新しさに感動を覚えたり戸惑ったりした。(ちなみに先輩の家でもしてた)
自分のやりやすい方法や正しさと違うこともたくさんあって、抵抗をまったく消すことはできなかったけど、できないなりに流されて受け取ってみよう!って気合を入れてた。

相当に我の強い自分だから、そういう心がけでいられて、しかも楽しめてもいたことにはびっくりした。
と同時に、楽しいだけで済んでいない部分をひたすら抑えつけ、封印している感覚も覚えた。
あまり長くは続けられないだろうな。無理が効いているうちにいろいろ学んでおかなければ。と思いながら、日々を味わった。

 

バイト含め、日々を楽しみつつやりすごす一方で、
自然もすごく堪能した。

星!! なんといっても、星空……!
その美しさに恐れおののいた。なんだろうこの、力強さ。繊細でありながら。

もちろん、景色、植物たちも素晴らしい!
リアルな火を焚く経験も、素晴らしいの一言だった。
水源から直接引っ張られている水も、空気も、自覚はできなかったけど素晴らしかったんだろう。
水を飲むのが苦手な私が、抵抗なく飲むことができた。
風を受けていると、まとまらない思考がスッキリ形作られていく気がした。
だけどやっぱり、何よりも星空が好きだった。

 

草木に囲まれた、2畳ほどの小屋に寝泊まりするという経験もしてみた。
食事や入浴等は母屋で、その他の活動と就寝は5分ほど歩いた先の小屋で、という感じ。

自然とさらに近くなれて、とてつもない、幸福感の中にいられた。
自分の抱えている問題は何も問題でなく、簡単に解決していけるもののように感じた。
日が暮れてから向かう小屋までの道は暗く、いつ熊と鉢合わせしてもおかしくない環境ということもあり、大自然への畏怖と恐怖もわずかながら体験できた。
月の明るい晩には星空の美しさをたたえながら踊ったし、
爽やかな朝には今を生きている喜びを力のかぎりこめながら歌った。

なんて素晴らしいんだろう。
人生とは、生命とは、生きるということは、こうであってこそだ。

でも、星を見るだけの視力が足りない。
走り回れるだけの体力が足りない。
取り返したいな。
見たい景色が目の前にあって、走り回りたい環境も足元にあるのだから。

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