外飼いにゃんこ、膝上の至福を知る
そんなこんなで無事
にゃんこと仲良くなることができまして
お顔を合わせるたびになでなでもふもふさせていただく
至福の日々。
そうして秋の深まっていったある日、いつものようにしゃがみこんでナデナデをしていたら……
なんだか妙に、膝の上を凝視してくる。
『もしかして、なんかあったかいのが見えてる？』と思い膝の上をポンポンしてみたら、ぴょんと飛び乗ってきました。
こちらの意図を一瞬で理解するの相変わらず賢いんだけど
そんなことを考える間もなくゴロゴロ音がすごくて
えっなにこのゴロゴロ……！！
超でかい！！！
おおよろこび！！！
超かわいい！！！
超うれしい！！！！！
とはいえしゃがみ姿勢のままはさすがにつらいので
一旦抱き上げて階段まで運びますよ
抱っこを嫌がる猫も少なくないので
逃げられたらどうしようってビクビクしたけど
素直に運ばれてくれました。よかった……！！
その後はもう
でろんでろんに仲良しの日々ですよ (第二幕)
階段に座り込むとにゃんこが走ってきて膝に飛び乗るのよ……
最高かよ…………
最高だよ…………
かわいい
かわいい
とんでもなく
かわいい
外猫なのでどうしても
瞳孔も大きくなりにくいし
顔は怖くなりがちなんですが
でもかわいい (結局かわいい)
まるいよ……かわいいよ……
かわいいかよ……
かわいいよ…………
後頭部も
ヵゝゎ ょぃ
とっても賢そうにも撮れた一枚
かわいいよ！！！
ああーーー～～～！！！
そうやって階段の上の方でまったりしていると、
下を通る人が階段下にあるにゃんこの場所を覗き込んでいくのが、時々見えるのです。
『こっちで仲良くしてるよ……！』っていう優越感と
『ご近所の皆様に愛されてるんだなぁ……！！』っていう喜びとで
ついついニヤニヤしちゃう。
うれしい……！！
しかしですね
こちらですね
真冬がですね
さむい
「猫が膝にいれば温かいでしょう」って
通りがかりに声を掛けてくれる人は言うのだけれど
たしかに
こころもからだもあったかいんだけれど
真冬のさむさは……！！
ねこたんぽだけだと、こころもとないかな……！！
というわけで湯たんぽとかも併用していたのだけど
それでもあまり長時間はいられなくて
あと寒さ対策アイテムが増えると準備に時間がかかるので
早く膝に乗りたいにゃんことモメたりしてたｗ
一度だけ、お互いの動きが悪い感じでぶつかっちゃって
蹴ったみたいになっちゃって、「えっ」って顔して逃げられて…… っていうことが……あった…………
ごめん、ごめん、わざとじゃないんだ、怒ったんじゃないんだ って、謝り倒して許してもらった……
嫌われてこれきりになったらどうしようって
あの時はめちゃめちゃ焦ったなぁ ;ω;
でも、一緒に居始めるときにひどくモメたのはそれくらいで、むしろ本当にモメたのは寒さに耐えきれず帰ろうとするところでｗ
ほぼ毎回めっちゃ抵抗されてたｗｗｗ
そりゃぁにゃんこからしたら
暖房器具に立ち去られるのつらいよね……！！
わかる！！
でもワイも自分の体をすっぽり包んでくれるような暖房器具のところに行きたいの！！
冷え性ヒドいの！！
名残惜しいのはわたしも同じなのだが……！！！
降りてもらおうと持ち上げると「やだ～～～っ！！」って抵抗して
爪引っ掛けたりして痛いもんだから
『そうだ！ ひざ掛けを使おう
ひざ掛けごと持ち上げれば服に爪をひっかけられずに済む！』
って思って実行したんだけど
いざ持ち上げようとひざ掛けの下に手を差し込んだらその部分を
「？？ なんかいる！！ 動いてる！！」ってマジ攻撃してきて
ひざ掛けがないときよりも痛い思いを……することになって……
ひざ掛けそこそこ分厚いのに
猫のマジ攻撃喰らうとこんなに痛いの……
ということを……知るハメに…………
てか、わたしには手加減してくれてたんな……
かしこい……
やさしい…………
そんな感じで結局
にゃんこに降りて欲しいときには
毎回モメていたのでしたｗ
お日様が当たってる時間帯ならいくらでも居られるんだけどなぁ～
でもその場合だと、あったかすぎてにゃんこの方が満足して膝から降りちゃうんだよねぇ……
すれちがい……ｻﾐｼｲ……
ていうか、膝の上が好きなんじゃなくて
ホントに暖房器具扱い……でしたよね…………
季節があったかくなってきたら
乗ってこなくなったし
乗せてもすぐに降りちゃったもんな…………
サミシイ…………
とまあお互いの要望を重ねるのは難しくもあったけれど、もちろん幸せな時間でした。
たまにむぎゅ～～～もしてた……
猫は拘束されるのを嫌がる子もいるから嫌われたらどうしようって心配もしたんだけど、やってみたら別になんてことなさそうだったから……
好きということもなさそうだったけど……
思う存分むぎうした……
うれしや…………
そして至福…………
