『まるや八丁味噌』は、木桶で2年以上熟成させる伝統製法で684年続いてきた「八丁味噌」の名称を守ろうとした結果、農水省に「八丁味噌」を名乗ることを禁止される。
農水省はステンレス桶で3カ月で即席熟成させたものを「八丁味噌」と名乗れるようにした。
農水省アホなの?
●ひどい話やな……
リプ欄の情報もいろいろ参考になる
@hirox246 美味しんぼで醤油の件が問題になった話とよく似てる。
大手メーカの醤油はアルコール発酵調味料など添加物をたくさん入れて醤油のようなものを醤油と名乗ってると批判して動画が見れなくなってる。
@hirox246 官僚の人には八丁味噌のことは分からないでしょうから、簡単に作って売り出したい大手が入れ知恵してるんでしょうね。「たいして変わらないですよ」とか言って。下手なもの出したらブランドとして価値なくなりますから日本の宝を一個みすみす捨ててるようなもんですね
ひどいかどうか (印象・主観) の先、
「どうするか (思考・対応)」を考えてくれてる方もいらっしゃる
@hirox246 老舗=八丁味噌
後発=愛知八丁味噌
とかを落としどころにしては、と思う岡崎っ子です
老舗のインタビュー(左基準)県協会のインタビュー(右基準)
第三者委員会報告書「知的財産をめぐる専門的かつ複雑な経緯を持つ問題」
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/tizai/brand/gi_iinkai/attach/pdf/8-iinkai-8.pdf
そもそも背景事情が分からなければ、
ツッコミを入れてよいのかどうかも分からんので……何かとツッコミを入れられている印象の行政官僚だけど、
実は市井が背景事情を知らなかったり意図や判断を理解できないためにツッコミどころに見えているだけなんでは??
そもそも正解がなく最適解を導き出すのも難しい話であって、実は頭いい判断だったり最善を尽くしてくれていたりするのでは???という氣が、最近してきているのだ……
他方で、農水省側の論理も気になるところ
これ実際の伝統がどうのと調べたんじゃなくて組合に丸投げしたんでしたっけ?
それで組合に入ってなかったから本来の製法と違うことになってしまったと
この問題は農水省がアホというより、八丁味噌協同組合の強情さと、基準策定の難しさに問題がある。記事等にもあるように、生産者団体間の定義に関する対立の中で、八丁味噌協同組合は自ら申請取り下げの意思を示した訳で、GI制度の対象から外れるのは当然である。また農水省は岡崎の2社は申請をすれば
GI制度に登録可能としており、彼らは除外されてはいない。
他方、制度趣旨に照らすと、基準策定の難しさもある。GI制度は特定名称の産品を保護し、生産業者と需要者の利益を確保する意味がある一方で、産業の発展に寄与する目的がある。そのため、他生産者の参入が困難な基準を作れば、発展の阻害にもなりかねない。従って名称のGI登録に当たっては、生産地、品質や社会的評価等の特性に沿って、最低限の基準ではないが、特定の生産業者だけを利さない適切な基準を設ける必要がある。この事例のように対立が深く合意ができない場合には、どうすればいいか。
この問題1件を見ての話ではなく
もっと本質的な、広い視点をくれるリプはないかなと探してコレは酷い。しかし…伝統的でない製法でも八丁味噌として名乗れなくなるのも、また違う気がする。
地理的表示保護制度は境界線で常に争いがあり、協会と仲の悪い生産者は、たとえ歴史があっても弾かれている例もある。
農水省としては、GIの範囲を大きめに取りたかったんだろうな。それに対して、伝統的に手間をかけて作ることを誇りにしている生産者が怒るのはわかる。けど、農水省がアホなのではなく、そもそも一つの地理的表示保護制度で括ろうってのに無理がある
そもそも一つの地理的表示保護制度で括ろうってのに無理がある
確かに、いくら歴史伝統があるとはいえ
ほかの業者さんが地域名を使えないというのも
不公平である氣がする「こっから先俺の陣地な!!
入ってくんなよ!!!」
……が、できてしまうというかw(だからって伝統の八丁味噌の名称改変に賛同するとも言いがたいけど……)
自分なりの結論を出せないまま終わってしまうけど、
新しい視点をくださった&分かりやすさとのバランスも良かったこのツイートが、
わたくしのベストアンサーでありました
なおこの件に関して、署名活動もおこなわれているもよう
(ただし紙での持ち込みか郵送のみ)@hirox246 こちらで署名ができますのでよかったらどうぞ!
「岡崎の伝統を未来につなぐ会」による「地理的表示保護制度(GI)」における『八丁味噌』の登録見直しに関する要望の署名活動